到達目標
1.「西九州地域」の地域特性について、歴史的視点から理解し、概略を説明できる。(B1)
2.「西九州地域」の地域特性について、経済学・金融学的視点から理解し、概略を説明できる。(B1)
3.「西九州地域」の地域特性について、言語・文学を自ら探求し、概略を説明できる。(B1)
4.「西九州地域」の地域特性について、地誌学的視座から理解し、概略を説明できる。(B1)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 「西九州地域」の地域特性について、歴史的視点から理解し、概略を説明できる。 | 「西九州地域」の地域特性について、歴史的視点から理解し、概略をほとんど説明できる。 | 「西九州地域」の地域特性について、歴史的視点から理解できず、概略を説明できない。 |
評価項目2 | 「西九州地域」の地域特性について、経済学・金融学的視点から理解し、概略を説明できる。 | 「西九州地域」の地域特性について、経済学・金融学的視点から理解し、概略をほとんど説明できる。 | 「西九州地域」の地域特性について、経済学・金融学的視点から理解できず、概略を説明できない。 |
評価項目3 | 「西九州地域」の地域特性について、言語・伝説を自ら探求し、的確に説明できる。 | 「西九州地域」の地域特性について、言語・伝説を自ら探求し、概略を説明できる。 | 「西九州地域」の地域特性について、言語・伝説を自ら探求せず、概略を説明できない。 |
評価項目4 | 「西九州地域」の地域特性について、地誌的視座から理解し、概略を説明できる。 | 「西九州地域」の地域特性について、地誌的視座から理解し、概略をほとんど説明できる。 | 「西九州地域」の地域特性について、地誌的視座から理解できず、概略を説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
3年次にゼミ形式で実施される「グローカルリテラシー」の準備段階として、「ローカル」な「西九州地域」の概要について、歴史、経済、言語・文学、地誌学の各観点から学ぶ。併せて、「西九州地域」の諸相を、「グローバル」な文脈に位置づけることを試みる。
授業の進め方・方法:
・講義室:大講義室(2M・2Eで1クラス、2S・2Cで1クラスの合併クラスで授業を実施する)。
・授業形式:講義形式。授業は基幹教育科の4名の教員が担当し、1stQ:堀江潔(歴史)、2ndQ::本慎一郎(経済)、3rdQ:大坪舞(言語・文学)、4thQ:池田宏子(地誌学)のリレー形式で実施する。受講にあたっては、それぞれの教員の指示に従うこと。
・予備知識:中学校社会・国語で学習した内容。1年次の「地球・環境と社会」「現代社会」「国語」で学習した内容。
・学生が用紙するもの:配布プリント、ノート、筆記用具。
注意点:
・評価方法:1stQ~4thQの各担当教員が出した評価を4で割って100点法に直した点数を学年総合成績とし、60点以上を合格とする。各担当教員の成績算出は次のとおりとする。1stQは前期中間試験(B1)(80%)、前期中間提出物(B1)(20%)、2ndQは前期定期試験(B1)(70%)、前期定期提出物(B1)(30%)、3rdQは後期中間レポート(B1)(60%)、後期中間発表(B1)(20%)、後期中間提出物(20%)、4thQは後期定期試験(100%)。試験は1stQ・2ndQ・4thQにて教員ごとに計3回実施する(追試も各教員ごとに実施する)。3rdQでは試験に代わり、発表とレポートにて評価する。各教員により試験と課題の割合が異なるので、各教員の説明をしっかり聞いておくこと。
・自己学習の指針:新聞・テレビ等を通じて、長崎県域の歴史、経済、言語・文学、地誌などについて興味・関心を高めておくこと。「西九州地域研究」は、3年次にゼミ形式で実施される「グローカルリテラシー」の基礎知識の養成、準備段階となる授業という性格を持つ。そのため、受動的な学習に終わることなく、「西九州地域」の諸相について関心を持ち、自ら積極的に授業に参加し、学びの基となる資料を収集し、活用できるようになるための基礎的素養を養うことを目標とする。
・オフィスアワー:原則として月~木曜日の16:20~18:20に、視聴覚室で学習支援室主催の学習会を実施している。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業概容の説明(1stQ) |
3年生必修「グローカルリテラシー」で行う諸活動の基礎となる本科目の学習目的、および1stQで実施する「歴史的視点からみた西九州地域」の授業概要を理解できる。
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2週 |
原始時代の西九州地域 |
原始時代の西九州地域の特質を理解し、概略を説明できる。
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3週 |
古代の西九州地域 |
古代の西九州地域の特質を理解し、概略を説明できる。
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4週 |
中世の西九州地域 |
中世の西九州地域の特質を理解し、概略を説明できる。
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5週 |
近世の西九州地域 |
近世の西九州地域の特質を理解し、概略を説明できる。
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6週 |
近代の西九州地域 |
近代の西九州地域の特質を理解し、概略を説明できる。
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7週 |
歴史的視点からみた西九州地域 |
歴史的視点からみた西九州地域の特質を理解し、概略を説明できる。
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
授業概容の説明(2ndQ) |
2ndQで実施する「経済学的視点からみた西九州地域」の授業概要を理解できる。
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10週 |
西九州の基幹産業(造船業、窯業) |
基幹産業である造船業、窯業の概要を理解し、説明できる。
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11週 |
西九州の主力産業(観光、都市の特色) |
主力産業である観光業、各都市の特色を理解し、説明できる。
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12週 |
西九州の第一次産業(特産品) |
第一次産業、特産品や名物を理解し、説明できる。
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13週 |
西九州の経済、金融、諸問題(交通、人口) |
経済、金融、諸問題を理解し、概略を説明できる。
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14週 |
西九州の新しい取り組み、起業(スタートアップ) |
新しい取り組み、起業について理解し、説明できる。
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15週 |
西九州の老舗企業、企業動向、地域の将来 2ndQのまとめ |
老舗企業の詳細、企業動向、地域の将来を理解し、説明できる。
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16週 |
前期定期試験
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後期 |
3rdQ |
1週 |
授業概容の説明(3rdQ) 西九州地域の言語(概観・調査) |
3rdQで実施する「言語・文学からみた西九州地域」の授業概要を理解できる。 西九州地域の言語について概略を理解できる。
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2週 |
西九州地域の言語(探求・報告準備) |
西九州地域の言語について、調べた情報を考察し、報告資料にまとめることができる。
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3週 |
西九州地域の言語(報告・考察) |
西九州地域の言語について、調べた情報を報告し、他班の情報を踏まえて考察できる。
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4週 |
西九州地域の伝説(調査・発表準備) |
西九地域の伝説について、調査・発表準備できる。
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5週 |
西九州地域伝説(調査・発表準備) |
西九地域の伝説について、調査・発表準備できる。
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6週 |
西九州地域の伝説(発表) |
西九地域の伝説について、発表できる。
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7週 |
西九州地域の伝説(レポート) |
西九地域の伝説について、レポート執筆できる。
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8週 |
西九州地域の伝説(レポート) |
西九地域の伝説について、レポート執筆できる。
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4thQ |
9週 |
授業概容の授業概容の説明(4rdQ) |
4rdQで実施する「地誌的視座から検証する西九州地域の食と祭り」の授業概要を理解できる。
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10週 |
西九州地域を横断するシュガーロード |
西九州地域の地形・気候について理解する。
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11週 |
西九州地域の祭り
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西九州地域の各地の祭り文化について理解する。
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12週 |
西九州地域の祭りと農林水産業
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西九州地域の農林水産業の現状と地域文化の違いを理解する。
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13週 |
西九州地域の食について
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西九州地域の郷土料理を通して地産地消の意義を理解する。
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14週 |
西九州地域の祭りと食文化
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西九州地域の祭りに係る食を理解する。
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15週 |
西九州地域の将来像
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西九州地域が抱える課題について理解し将来像を議論できる。
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16週 |
後期定期試験 |
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評価割合
| 前期中間試験 | 前期中間提出物 | 前期定期試験 | 前期定期提出物 | 後期中間レポート | 後期中間発表 | 後期中間提出物 | 後期定期試験 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 70 | 30 | 60 | 20 | 20 | 100 | 400 |
基礎的能力 | 80 | 20 | 70 | 30 | 60 | 20 | 20 | 100 | 400 |