到達目標
１．マイコンの各種機能を動作させることができる。
２．簡単な回路を作成し、マイコンにより制御できる。
３．設定された課題を満足できるライントレースカーの作製が行える。
４．講義で学んだ理論的な事象を実験を通して体験し、理解を深めることができる。
５．実験データの整理・解析方法を学び、報告書にまとめることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| マイコンの各種機能を動作させることができる | 十分にできる | ある程度できる | できない |
| 簡単な回路を作成し、マイコンにより制御できる | 十分にできる | ある程度できる | できない |
| 設定された課題を満足できるライントレースカーの作製が行える | 十分にできる | ある程度できる | できない |
| 講義で学んだ理論的な事象を実験を通して体験し、理解を深めることができる | 十分にできる | ある程度できる | できない |
| 実験データの整理・解析方法を学び、報告書にまとめることができる | 十分にできる | ある程度できる | できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
電気・電子工学関連の基礎的な諸実験を行い、実験計測の技術と事象把握の能力を養うと共に、報告書にまとめる能力を習得する。
授業の進め方・方法:
予備知識：１年の基礎電気、２年の電気工学、３年の電気回路、ディジタル回路、電子回路などの知識があること。２年の工学実験で実験の方法、安全対策、データの処理、および報告書の書き方を理解しておくこと。
講義室：電子制御工学科B棟実験室
授業形式：グループ(４～５人)に分かれて各テーマ毎に実験を行う。
学生が用意するもの：実習服、実験書、ノート（実験結果記録用）、グラフ用紙、関数電卓、筆記道具
注意点:
評価方法：実験の準備(服装・実験書等）が20%、実験態度(積極性・協調性・適格性)が30%、報告書(提出・内容)が50%で評価し、60点以上を合格とする。
自己学習の指針：実験・実習前に実験書を読んで実験手順などを予習しておくこと。また、実験・実習の目的・理論・方法は、実験・実習前に報告書にまとめておくこと。
オフィスアワー：各担当教員のオフィスアワーを確認すること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
オシロスコープの操作方法 |
オシロスコープにより各種データを観測、記録できる。
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| 2週 |
マイコン演習１ |
ディジタル入出力機能を利用できる。
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| 3週 |
マイコン演習２ |
アナログ入出力機能を利用して、各種センサー類をマイコンに接続し、計測することができる。
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| 4週 |
マイコン演習３ |
ＰＷＭによりモータの速度制御が行える。
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| 5週 |
ライントレースカーの設計 |
課題を満足するライントレースカーの設計が行える。
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| 6週 |
ライントレースカーの製作１ |
設計したライントレースカーを製作できる。
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| 7週 |
ライントレースカーの製作２ |
設計したライントレースカーを製作できる。
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| 8週 |
ライントレースカーの製作３ |
設計したライントレースカーを製作できる。
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| 2ndQ |
| 9週 |
ライントレースカーの製作４ |
設計したライントレースカーを製作できる。
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| 10週 |
ライントレースカーの製作５ |
設計したライントレースカーを製作できる。
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| 11週 |
ライントレースカーの製作６ |
設計したライントレースカーを製作できる。
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| 12週 |
ライントレースカーの製作７ |
設計したライントレースカーを製作できる。
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| 13週 |
ライントレースカーの製作・発表会 |
製作物について論理的なプレゼンテーションができる。
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| 14週 |
基本論理回路の作成と特性測定 |
TTL ICを用いて基本的な論理回路作成できる。
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| 15週 |
レポート作成 |
論理的な記述の報告書を作成することができる。
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| 16週 |
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| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
工場見学 |
工場で製品ができる過程を見学し、工学的な知見から質問することができる。
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| 2週 |
ダイオードの特性測定 |
ダイオードの特性について調べることができる。
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| 3週 |
トランジスタの静特性の測定 |
トランジスタの静特性について調べることができる。
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| 4週 |
共振回路の特性測定 |
共振回路の特性を調べることができる。
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| 5週 |
FETの静特性測定 |
ＦＥＴの静特性を調べることができる。
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| 6週 |
トランジスタの増幅回路の特性測定 |
トランジスタを用いた増幅回路の特性を調べることができる。
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| 7週 |
整流平滑回路の特性測定 |
整流平滑回路の特性を調べることができる。
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| 8週 |
交流ブリッジ |
交流ブリッジにより抵抗値や静電容量を調べることができる。
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| 4thQ |
| 9週 |
レポート作成 |
論理的な記述の報告書を作成することができる。
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| 10週 |
OPアンプの特性測定 |
ＯＰアンプを用いた各種回路の特性を調べることができる。
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| 11週 |
組合せ論理解と論理演算 |
論理回路を用いた演算を行うことができる。
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| 12週 |
相反の定理と最大出力条件の実験 |
相反の定理、および最大出力条件について実験で確認することができる。
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| 13週 |
発振回路の特性測定 |
発振回路の特性を調べることができる。
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| 14週 |
微積分回路の実験 |
微積分回路の特性を調べることができる。
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| 15週 |
レポート作成 |
論理的な記述の報告書を作成することができる。
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| 16週 |
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評価割合
| 試験 | 報告書 | 事前準備 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
| 総合評価割合 | 0 | 50 | 20 | 30 | 0 | 0 | 100 |
| 基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 専門的能力 | 0 | 50 | 20 | 30 | 0 | 0 | 100 |
| 分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |