到達目標
・ロボット開発におけるシステム設計の基礎を理解し、説明できること。(到達目標1)
・ロボット構成要素技術の特徴について理解し、説明できること。(到達目標2)
・ロボットの産業界における開発事例、および、失敗と成功の原因を説明できること。(到達目標3)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 (到達目標1) | ロボットのシステム設計の考え方を理解し、具体的事例について詳細に説明できる。 | ロボットのシステム設計の考え方を概念的に理解し、具体的事例について概略的に説明できる。 | ロボットのシステム設計の考え方を理解できていない。 |
評価項目2(到達目標2) | ロボットの構成要素技術について、その特徴を理解し、詳細な技術事項を説明できる。 | ロボットの構成要素技術について、その特徴を概念的に理解し、基礎的な技術事項を説明できる。 | ロボットの構成要素技術を理解できていない。 |
評価項目3(到達目標3) | ロボットの開発事例について、成功例と失敗例の原因を理解して、詳細に説明できる。 | ロボットの開発事例について、基本的な技術事項を理解して、概略的に説明できる。 | ロボットの開発事例について、説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
ロボット工学の基礎と応用の具体例を通して、工学技術がシステム全体にどのように関わっているか、また、開発時の心構えなどを理解する。
授業の進め方・方法:
予備知識:制御工学の基本特性をよく理解しておくこと.また,これまで学んできた機械工学,電気,電子,情報工学の基礎事項について理解できていること。
講義室:5S教室
授業形式:講義と演習(ディスカッション)
学生が用意するもの:特になし
注意点:
評価方法:中間テスト、後期定期テスト(2回)で評価し60点以上を合格とする。
自己学習の指針:教科書を自己学習の中で理解すること.定期試験前には,教科書や配布資料の内容は理解できていること。
オフィスアワー:なし
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
講義の進め方,到達目標の説明と,講師の説明 |
|
2週 |
ロボットの社会的重要性 |
ロボットの社会的重要性を事例を用いて説明できる。
|
3週 |
ロボット開発の心構え |
ロボット開発の失敗例と成功例の原因を説明できる。
|
4週 |
ロボットに必要な機械力学1 |
ロボット運動を力学的に説明できる。
|
5週 |
ロボットに必要な機械力学2 |
ロボット運動の力学的設計ができる。
|
6週 |
ロボットに必要な制御工学1 |
ロボット制御系をブロック線図を用いて説明できる。
|
7週 |
ロボットに必要な制御工学2 |
ロボット制御系が理解でき、設計できる。
|
8週 |
中間試験 |
|
4thQ |
9週 |
ロボットに必要な電気工学1 |
ロボット電気系が理解でき、原理を説明できる。
|
10週 |
ロボットに必要な電気工学2 |
ロボット電気系が理解でき、設計できる。
|
11週 |
ロボットに必要なデジタル回路1 |
ロボットデジタル回路が理解でき、原理を説明できる。
|
12週 |
ロボットに必要なデジタル回路2 |
ロボットデジタル回路が理解でき、設計できる。
|
13週 |
ロボットのソフトウェアとプログラミング |
ロボットのソフトウェアとプログラミングが理解でき、説明できる。
|
14週 |
センサ、アクチュエータ |
ロボットのセンサとアクチュエータが理解でき、利用できる。
|
15週 |
ロボットインテグレーション(まとめ) |
ロボットとITの融合を理解でき、事例を用いて説明できる。
|
16週 |
|
|
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |