健康と科学

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 健康と科学
科目番号 0077 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 前期:1 後期:1
教科書/教材 最新スポーツルール(大修館)/ 必要に応じてプリント、ビデオ等を使用する。
担当教員 大山 泰史

到達目標

1.選択した運動種目のルールを理解し、ゲームができる。
2.体力向上の必要性と生涯スポーツの方え方が説明できる。
3.新体力テストにより、自己の体力が確認・比較できる。
4.体脂肪率や12分間走の測定より、青年期における肥満と痩せと健康問題、有酸素能力と最大酸素摂取量の
  関係などについて説明できる。
5.生活習慣病、癌、循環器疾病などと健康について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
選択した運動種目のルールを理解し、ゲームが出来る。各種目の動作ができ、ルールを理解してルールに則ったゲームを公正に運営・審判できる。 授業で使う道具や施設の準備を行ったり、それらを安全に配置したり、安全に授業・ゲームを進行することができる。 各種目の基本動作動作ができ、ルールに則ってゲームを運営できる。 また、施設設備を適切に扱い、安全に配慮できる。各種目のルールに則った行動や安全に配慮したプレー・活動・ゲーム運営ができない。 また、生涯スポーツに必要な、体力に応じてスポーツを楽しむ事、残全に配慮して取り組むことができない。 授業で使う道具や施設を安全に適切に使用できない。
体力向上の必要性と生涯スポーツの方え方が説明できる。他者・他チームと協力協調して、ゲームの参加・応援・補助・運営を実施し、計画的にゲームや練習をすることができる。 また、体力に応じて皆がスポーツを楽しむ事、ケガなどの安全に配慮して体力差を緩和することができ、体力向上の必要性と生涯スポーツの重要性を説明できる。 経験者はチームやクラスメイト学生(未経験者)に指導をし、その学生の技能を高めることができる。 他者・他チームと協力協調して、計画的にゲームや練習をすることができる。 また、スポーツを楽しむ事、安全への配慮ができ、体力向上の必要性と生涯スポーツの重要性を理解できる。 経験者はチームやクラスメイト学生(未経験者)に技能向上関する指導をすることができる。また、競技やゲーム運営の手本として活動すことができる。 他者・他チームと協力協調して、ゲームや練習をすることができない。 また、スポーツを楽しむ事、安全への配慮ができ、体力向上の必要性と生涯スポーツの重要性を理解できない。 経験者でありながらチームやクラスメイト学生(未経験者)に技能向上関する指導や競技やゲーム運営及び補助を行わない。 個人活動の割合が多くなったり、自分本位な活動ばかりを行う。
新体力テストや12分間走を通じて自己の体力を確認し、比較することができる。新体力テスト、12分間走により自己の体力の確認ができ、過去の体力との比較をし大きく上回っていくことができる。 また、上回るために測定に積極的に参加し向上していこうという意欲がある。 全国統一の評価表に基づいて、平均値を超えるパフォーマンスを発揮することができる。新体力テスト、12分間走により自己の体力の確認ができ、過去の体力との比較をし上回っていくことができる。 また、上回るために測定に積極的に参加し向上していこうという意欲がある。 全国統一の評価表に基づいて、平均値に到達することができる。新体力テスト、12分間走により自己の体力の確認・比較ができず、過去の体力を上回っていくことがでない。 自己の体力を調べるために、測定に全力をもって挑んでいない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
科学的知識に基いた健全な心身りが生涯に渡って実践できる能力を身につける。 体育・スポーツ活動での競争や共同作業の経験を通じて、自己の最善を尽くす態度や協調性など卒業後の社会生活における望ましい生活習慣や態度を養う。
授業の進め方・方法:
授業場所:第一体育館かグラウンドにて行う。その他、必要に応じて第二体育館、総合グラウンド、教室でも実施する。
授業形式:実技を中心に進め、前期と後期にそれぞれ講義と筆記試験を1回ずつ実施する。
用意するもの:学生が各自で指定の体操服と体育館シューズ、グラウンドシューズを用意しておくこと。
主な授業内容:
<前 期>
1.選択種目:準備された種目から2種目以上を選択し、グループごとに練習計画、ゲーム、課題解決を行う。
       また、その種目が持つ楽しさを見いだし、健全な心身をつくる。
    【団体種目】:ソフトボール、バレーボール
    【個人種目】:テニス、ゴルフ、バドミントン、卓球
2.新体力テスト:握力、反復横跳び、長座体前屈、上体起こしの測定を行い、過去のデータと比較して自己の体力を確認する。
3.健康科学演習:身体組成(身長、体重、BMI、体脂肪率)を測定し、学年間の比較を行う。
         また、青年期の身体組成と健康問題および運動処方について学び筆記試験を行う。

<後 期>
1.選択種目:準備された種目から2種目以上を選択し、グループごとに練習計画、ゲーム、課題解決を行う。
       また、その種目が持つ楽しさを見いだし、健全な心身をつくる。
    【団体種目】:サッカー、バスケットボール
    【個人種目】:テニス、ゴルフ、バドミントン、卓球
2.新体力テスト: 50m走、立幅跳、ハンドボール投げ、持久走の測定を行い、過去のデータと比較して自己の体力を確認する。
3.健康科学演習:12分間走を実施し、有酸素能力を測定する。
         生活習慣病および血糖値について学び筆記試験を行う。
注意点:
評価方法:実技試験、体力テスト、12分間走による評価65%、筆記試験、レポート等20%、授業への取り組み等15%で評価を行い、60点以上を合格とする。
自己学習の指針:最新スポーツルール(大修館)を活用し,授業内容の理解がより深まるように各種目の技術やルールを予習・復習する。また、生涯を通じてスポーツに親しむ(する・見る・支える)資質を養うために、各種目の起源(歴史)や特徴(楽しさ)を学ぶ。
予備知識:運動種目のルール、および4学年時までに学んだ運動生理学の基礎知識。
その他:担当者により、授業内容の順序・授業方法・評価方法に違いがあるので、授業最初のガイダンスで確認をすること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション、選択種目 年間の授業の流れと評価方法を把握する。選択種目を決めチーム分けを行う。
2週 選択種目 選択種目のルール・試合方法・技術を実践・理解できる。
3週 選択種目 選択種目のルール・試合方法・技術を実践・理解できる。
4週 選択種目 選択種目のルール・試合方法・技術を実践・理解できる。
5週 体育祭の練習 体育祭の練習を通して、協調性を高める。
6週 選択種目 選択種目のルール・試合方法・技術を実践・理解できる。
7週 選択種目 選択種目のルール・試合方法・技術を実践・理解できる。
8週 身体組成 身体組成を測定をすることで、自己の体格の変化を把握する。
2ndQ
9週 新体力テスト 練習 上体起こし・長座体前屈・握力・反復横跳びの練習をする。
10週 新体力テスト 本番 上体起こし・長座体前屈・握力・反復横跳びの測定をする。
11週 講義,選択種目 生活習慣病に関する知識を深める。
12週 筆記試験,選択種目 生活習慣病に関する知識を確かめる。
13週 実技練習 実技試験の課題に沿った練習を行い、技能を高める。
14週 実技試験① 実技試験の課題をクリアする。
15週 実技試験② 実技試験の課題をクリアする。
16週 実技試験予備日
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション 後期の授業の流れを把握し、評価方法、受講方法を再確認する。
2週 新体力テスト 練習 50m走・ハンドボール投げ・立ち幅跳び・持久走の練習をする。
3週 新体力テスト 本番 (持久走練習) 50m走・ハンドボール投げ・立ち幅跳びの測定をする。
4週 新体力テスト 本番 持久走の測定をする。
5週 選択種目 選択種目のルール・試合方法・技術を実践・理解できる。
6週 選択種目 選択種目のルール・試合方法・技術を実践・理解できる。
7週 選択種目 選択種目のルール・試合方法・技術を実践・理解できる。
8週 選択種目 選択種目のルール・試合方法・技術を実践・理解できる。
4thQ
9週 競技大会の練習 球技大会に向けて、協力して、それぞれの技能を高める。
10週 講義、選択種目 糖尿病に関する知識を深める。
11週 筆記試験、選択種目 糖尿病に関する知識を確かめる。
12週 12分間走の練習、実技練習 12分間走の練習をする。実技試験の課題に沿った練習を行い、技能を高める。
13週 12分間走の本番 12分間走の測定をする。
14週 実技試験① 実技試験の課題をクリアする。
15週 実技試験② 実技試験の課題をクリアする。
16週 実技試験予備日

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。4
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。4
集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。4
目的達成のために、考えられる提案の中からベターなものを選び合意形成の上で実現していくことができ、さらに、合意形成のための支援ができる。4
ICTやICTツール、文書等を基礎的な情報収集や情報発信に活用できる。4
ICTやICTツール、文書等を自らの専門分野において情報収集や情報発信に活用できる。3
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、そこから主要な原因を見出そうと努力し、解決行動の提案をしようとしている。4
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、発見した課題について主要な原因を見出し、論理的に解決策を立案し、具体的な実行策を絞り込むことができる。4
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。4
複雑な事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。結論の推定をするために、必要な条件を加え、要約・整理した内容から多様な観点を示し、自分の意見や手順を論理的に展開できる。4
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。 3
集団の中で、自身の能力を発揮して、組織の勢いを向上できる。3
日常生活の時間管理、健康管理、金銭管理などができる。常に良い状態を維持するための努力を怠らない。3
ストレスやプレッシャーに対し、自分自身をよく知り、解決を試みる行動をとることができる。日常生活の管理ができるとともに、目標達成のために対処することができる。3
学生であっても社会全体を構成している一員としての意識を持って、行動することができる。3
市民として社会の一員であることを理解し、社会に大きなマイナス影響を及ぼす行為を戒める。人間性・教養、モラルなど、社会的・地球的観点から物事を考えることができる。3
チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し、自分の感情の抑制、コントロールをし、他者の意見を尊重し、適切なコミュニケーションを持つとともに、当事者意識を持ち協調して共同作業・研究をすすめることができる。3
組織やチームの目標や役割を理解し、他者の意見を尊重しながら、適切なコミュニケーションを持つとともに、成果をあげるために役割を超えた行動をとるなど、柔軟性を持った行動をとることができる。3
先にたって行動の模範を示すことができる。口頭などで説明し、他者に対し適切な協調行動を促し、共同作業・研究をすすめことができる。3
目指すべき方向性を示し、先に立って行動の模範を示すことで他者に適切な協調行動を促し、共同作業・研究において、系統的に成果を生み出すことができる。リーダーシップを発揮するために、常に情報収集や相談を怠らず自身の判断力をも磨くことができる。3
法令を理解し遵守する。基本的人権について理解し、他者のおかれている状況を理解することができる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識している。3
法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる。3
未来の多くの可能性から技術の発展と持続的社会の在り方を理解し、自らのキャリアを考えることができる。4
技術の発展と持続的社会の在り方に関する知識を有し、未来社会を考察することができるとともに、技術の創造や自らのキャリアをデザインすることが考慮できる。3

評価割合

実技試験筆記試験取り組み・態度合計
総合評価割合652015100
基礎的能力250025
専門的能力4020060
分野横断的能力001515