日本語と文学

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 日本語と文学
科目番号 0095 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 配布レジュメ/国語辞典
担当教員 大坪 舞

到達目標

1.報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。(C1)
2.収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。(C1)
3.報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。(C1)
4.作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。 (C1)
5.課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 (C1)
6.相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 (C1)
7.新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。(C1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1ピア活動を通じて、レポートの意義について深く理解できる。ピア活動を通じて、レポートの意義について理解できる。ピア活動をせず、レポートの意義について理解できない。
評価項目2他者を説得できる文章を書くことができる。論理破綻の少ない文章を書くことができる。他者に伝わる文章を書くことができない。
評価項目3他者を説得できる口頭発表ができる。他者を説得できる口頭発表ができる。他者を説得できる口頭発表ができる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本語の文章表現、レポートの作成方法、議論・口頭発表の仕方を学ぶ。
授業の進め方・方法:
資料・情報の収集、分類、検討を行い、自分の立場を明確にしたうえで、反論を踏まえ、論理的に文章を展開する論証型のレポートを作成し、それに基づいて口頭発表を行う。
注意点:
各授業項目および授業時間の配分は、学生の理解・習得の状況を確かめながら、変更することがあり得る。
また、授業内で提出する文章は、全体に公開することを前提に記すこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
レポートとは何か
授業の目標を知る。
レポートとは何かを理解できる。
2週 レポートの形を知り、アイディアを練る 課題レポートの全体的な構成、根拠の大切さを理解できる。
3週 構想を練り、情報を調べる 文章の構想を練る際に有効な方法、情報収集の方法を理解できる。
4週 テーマを絞りこみ、目標を規定する 情報・アイディアの整理の仕方を知り、レポートのテーマを規定する。
5週 文章を組み立てる 文章構成の大枠・文章展開のパターンを理解し、アウトラインを作る。
6週 組み立てを再検討する アウトラインを検討し、修正・補足ができる。
7週 パラグラフを書く(1) パラグラフの基本構造を理解できる。
8週 パラグラフを書く(2) 主張+根拠型パラグラフの構成要素を抑えながら書く。
2ndQ
9週 本文を書きこんでいく 本文を書くポイント・図表と数値データの用い方を理解できる
10週 引用しながら書く 引用の方法を身につける。
11週 文章・表現・形式を点検する 文章の内容の一貫性・表現・形式について点検し、仲間同士で文章について検討する。
12週 レポートを完成する 検討事項をもとに、レポートを完成させる。
13週 発表を準備する(1) 口頭発表の手順・効果的な方法を理解できる。
14週 発表を準備する(2) 口頭発表の準備をする。
15週 口頭発表をする 効果的な口頭発表を行い、お互いを評価する。
16週 レポート返却

評価割合

レポート口頭発表その他提出物合計
総合評価割合601030100
基礎的能力601030100
専門的能力0000
分野横断的能力0000