システム工学

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 システム工学
科目番号 0106 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 Excelで学ぶ統計解析入門(オーム社、菅民郎)
担当教員 佐当 百合野

到達目標

1.システムについて設計、管理、最適化の概念を理解することができる。
2.統計解析ができ、その情報を利用したシステムをつくることができる。
3.Windowsプログラミングを用いて簡単なシステムをつくることができる。
4.データベースを用いたシステムをつくることができる。
5.ネットワークシミュレーターを用いて通信を行うシステムをつくることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1(到達目標1)システムについて、設計、管理、最適化の概念を理解することができる。統計解析ができ、その情報を利用したシステムを作ることができる。システムについて、設計、管理、最適化の概念を理解することができる。統計解析ができ、その情報を利用したシステムを検討できる。システムについて、設計、管理、最適化の概念を理解できていない。統計解析ができず、その情報を利用したシステムを作ることができない。
評価項目2(到達目標2)Windowsプログラミングを用いて簡単なシステムをつくることができる。Windowsプログラミングを用いて簡単なシステムを検討できる。Windowsプログラミングを用いて簡単なシステムをつくることができない。
評価項目3(到達目標3)データベースを用いたシステムをつくることができる。データベースを用いたシステムを検討できる。データベースを用いたシステムをつくることができない。
評価項目4(到達目標4)ネットワークシミュレータを用いて通信を行うシステムをつくることができる。ネットワークシミュレータを用いて通信を行うシステムを検討できる。ネットワークシミュレータを用いて通信を行うシステムをつくることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
システムとは何か、システム工学の考え方、さまざまなシステムの在り方、作り方を学ぶ。
授業の進め方・方法:
予備知識:Linux、Windowsの簡単な操作ができること
講義室:ICT室、教室
授業形式:講義と演習
学生が用意するもの:ノート
注意点:
評価方法・評価基準:中間・定期試験(60%)と授業中の演習(40%)により評価し、60点以上を合格とする。
自己学習の指針:講義資料をよく読み、講義中の演習問題について理解すること。
オフィスアワー:水曜日 16:00~17:00

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 システムの定義、歴史、考え方 講義の進め方、システムの定義とシステム工学の考え方について理解できる
2週 統計解析の基礎 統計解析の基礎的な考え方が理解できる
3週 相関分析 相関分析を理解できる
4週 確率分布 確率分布を理解できる
5週 統計的推定と統計的仮説検定の基礎 統計的推定と統計的仮説検定が理解できる
6週 母集団の平均と割合に関する推定 母集団の平均と割合に関する推定が理解できる
7週 1つの母集団の平均と割合に関する検定 1つの母集団の平均と割合に関する検定が理解できる
8週 中間試験
2ndQ
9週 Windowsプログラミングの基礎 Windowsプログラミングの基礎が理解できる
10週 文字の表示 Windowsプログラミングをつかった文字の表示ができる
11週 キー入力 Windowsプログラミングをつかったキー入力ができる
12週 マウス入力 Windowsプログラミングをつかったマウス入力ができる
13週 メニューとダイアログボックス Windowsプログラミングをつかったメニューとダイアログボックスの表示ができる
14週 テキストエディタ Windowsプログラミングをつかったテキストエディタを作ることができる
15週 時刻とタイマー Windowsプログラミングをつかった時刻表示とタイマーを作ることができる
16週
後期
3rdQ
1週 データベースの概要 データベースの概要を理解できる
2週 SQLの基礎 SQLの基礎を理解できる
3週 基本操作1 SQLの基本操作ができる
4週 主な関数 SQLの主な関数について理解できる
5週 基本操作2 SQLの基礎を理解できる
6週 データを守る仕組み SQLにおいてデータを守る仕組みを理解できる
7週 プログラムとの連携 SQLによるプログラミングができる
8週 中間試験
4thQ
9週 ネットワークの基礎 ネットワークの基礎について理解できる
10週 ソケットプログラミング(1) ソケットプログラミングについて理解できる
11週 ソケットプログラミング(2) ソケットプログラミングについて理解できる
12週 ネットワークシミュレータの基礎 ネットワークシミュレータの簡単な操作ができる
13週 1対1通信 ネットワークシミュレータによる1対1通信を作成、理解ができる
14週 1対多通信 ネットワークシミュレータによる1対多通信を作成、理解できる
15週 無線環境での通信 ネットワークシミュレータによる無線環境での通信を作成、理解できる
16週

評価割合

試験発表相互評価態度レポートその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力000000
専門的能力600004000
分野横断的能力0000000