基礎情報処理

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 基礎情報処理
科目番号 2C1480 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 化学系学生のためのExcel2016/VBA入門 寺坂 宏一 著 コロナ社,30時間でマスター Office2019 実教出版
担当教員 越村 匡博

到達目標

1.ワードを用いて報告書を作成することができる。
2.エクセルを用いてデータ処理を行うことができる。
3.インターネットを利用して学術情報を集めることができる。
4.化学構造式描画ソフトを使うことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 (到達目標1,2)ワード,エクセルで出来ることを理解し,応用した利用ができる。ワード,エクセルで出来ることを理解できる。ワード,エクセルで出来ることを理解できない。
評価項目2 (到達目標3)インターネットを利用して外国語の学術情報を集めることができる。インターネットを利用して学術情報を集めることができる。インターネットを利用して学術情報を集めることができない。
評価項目3 (到達目標4)化学構造式描画ソフトを使って複雑な構造を描くことができる。化学構造式描画ソフトを使って簡単な構造を描くことができる。化学構造式描画ソフトを使って簡単な構造を描くことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
情報倫理の重要性について理解する。コンピュータによる情報処理として,ワープロソフト(ワード)での文章作成,表計算ソフト(エクセル)をもちいた計算への応用、グラフ作成方法を学習する。学術情報を適切に探す方法について学習する。化学・生物系に必要なソフトを使えるようになる。K-SEC教材を用いた情報リテラシーについて学習する。
授業の進め方・方法:
予備知識:パソコンの基本的な操作、Windowsの基本的な使い方、およびファイルを保存したり呼出したりが出来ること。
講義室:ICT
授業形態:演習
学生が用意するもの:
注意点:
評価方法:課題(提出および演習)により100点評価し、60点以上を合格とする。
自己学習の指針:講義の内容を理解し、授業中に課す演習課題についてよく考えて必ず行うこと。自己学習時間を1時間以上確保する。
オフィースアワー:随時

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ワードを用いた報告書の作成1 ワードの基本的な使い方を理解し、扱うことができる。
2週 ワードを用いた報告書の作成2 ワードを用いて、指定された書式に従って文章を作成する事ができる。
3週 ワードを用いた報告書の作成3 ワードの特殊機能を扱うことができる。
4週 総合演習1
K-SEC教材による情報リテラシーの学習1
ワードを用いて報告書の作成ができる。
情報リテラシーについて理解できる。
5週 エクセルにおける関数の利用 エクセルの基本的な関数を扱うことができる。
6週 エクセルを用いた図表の作成1 エクセルを用いて、簡単な図表を作成することができる。
7週 エクセルを用いた図表の作成2 エクセルを用いて、種々のデータを表現するためのグラフを作成することができる。
8週 エクセルを用いた図表の作成3 エクセルを用いて、化学分野にひつようなグラフを作成することができる。
4thQ
9週 総合演習2
K-SEC教材による情報リテラシーの学習2
ワード、エクセルを用いて報告書の作成ができる。
情報リテラシーについて理解できる。
10週 エクセルにおけるデータベースの活用 エクセルを用いて、データベースを作成することができる
11週 エクセルにおけるマクロの作成と実行 エクセルを用いて、簡単なマクロを作成することができる。
12週 総合演習3 エクセルを用いて、データを適切に処理することができる。
13週 Scratchを用いた簡単なプログラムの作成 Scratchを用いて,ブロックタイプのビジュアルプログラムを作成することができる。
14週 インターネットを利用した学術情報の検索とその情報源 インターネットを利用して、学術情報を集めることができる。
15週 化学構造式の描画 化学構造式描画ソフトを使って、有機化合物の構造を作成することができる。
16週

評価割合

課題合計
総合評価割合100100
専門的的能力100100