概要:
原子の電子配置に関する事項,各種化学結合と分子の構造に関する事項,代表的な元素や化合物の性質,結晶構造と格子に関する事項,および錯体に関する基礎事項を学ぶことにより,無機化学に関する基本的な内容を理解する。
授業の進め方・方法:
予備知識:1年時の一般科目の化学ならびに2年次の分析化学を修得し,化学に関する一般的な知識があること。
講義室:3C教室
授業形式:講義と演習
学生が用意するもの:電卓
注意点:
評価方法:あとの【算出式】により計算し(少数点以下は四捨五入),60点以上を合格とする。
【算出式】A×(1-B/100)+B A:中間・定期試験の計4回の平均点,B:課題提出等による点(最大20点)
自己学習の指針:復習を充分に行い,疑問点等をチェックしておく。なお自己学習時間を1時間以上確保することを心懸ける。
オフィスアワー:火曜日および木曜日16:00~17:00
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
シラバスの確認,2年次までの学習内容の理解の確認 原子の構成粒子と種類,化学量,質量欠損 |
2年次までに学習した内容を理解し,説明できる。 原子の構成粒子と種類,化学量,質量欠損について説明できる。
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| 2週 |
原子モデル,原子構造,量子数,電子配置,遮蔽効果 |
原子モデルや原子構造,量子数,電子配置(パウリの排他原理,フントの規則),および遮蔽効果について説明できる。
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| 3週 |
イオン化エネルギー,電子親和力,電気陰性度 |
イオン化エネルギー,電子親和力および電気陰性度について説明できる。
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| 4週 |
原子およびイオンの大きさ |
原子やイオンの大きさについて周期表や他の因子に関連づけて説明できる。
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| 5週 |
電子式,構造式,原子価結合法,混成軌道 |
分子の電子式や構造式,原子価結合法およびそれに関連して混成軌道について説明できる。
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| 6週 |
分子結合法,双極子モーメント,化学結合 |
分子結合法や双極子モーメント,および各種化学結合について説明できる。
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| 7週 |
これまでのまとめ・確認 |
これまでの学習内容を理解し,説明できる。
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| 8週 |
前期中間試験 |
これまでの学習内容についての試験問題を解くことができる。
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| 2ndQ |
| 9週 |
前期中間試験内容の確認 金属結合,固体のバンド |
前期中間試験の内容を理解し,説明できる。 金属結合の概念およびバンド理論の基礎事項について説明できる。
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| 10週 |
イオン結合,マーデルング定数,ボルン・ハーバー・サイクル |
イオン結合の概念およびマーデルング定数やボルン・ハーバー・サイクルについて説明できる。
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| 11週 |
共有結合,分子間結合 |
共有結合性結晶および分子結晶の概念について説明できる。
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| 12週 |
結晶構造,単位格子,ブラベ格子 |
結晶構造,単位格子およびブラベ格子について説明できる。
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| 13週 |
ミラー指数,結晶面とX線回折 |
結晶面や方向の指数についいて説明できる。 結晶面とX線回折との関係について説明できる。
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| 14週 |
イオン半径比と配位数,多結晶と焼結体,アモルファス |
イオン結晶におけるイオン半径比と配位数の関係について説明できる。多結晶と焼結体およびアモルファスについて説明できる。
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| 15週 |
これまでのまとめ・確認 |
これまでの学習内容を理解し,説明できる。
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| 16週 |
前期定期試験 |
これまでの学習内容についての試験問題を解くことができる。
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| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
前期定期試験内容の確認 水分子の構造,水の状態図,溶媒としての水の性質,水和。 |
前期定期試験の内容を理解し,説明できる。 分子構造,状態図および水和現象等の水に関する基礎事項を説明できる。
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| 2週 |
酸・塩基の定義 |
酸・塩基の基礎事項やアレニウス,ブレンステッド・ローリーおよびルイスの酸・得にの定義を説明できる。
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| 3週 |
水の電離平衡,弱酸・弱塩基の電離 |
水や弱酸・弱塩基の電離に関する基礎事項について説明できる。
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| 4週 |
塩の加水分解 |
塩の種類による加水分解に関する基礎事項について説明できる。
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| 5週 |
緩衝溶液,溶解度積,共通・異種イオン効果 |
緩衝溶液の基礎的性質や溶解度積,共通・異種イオン効果について説明できる。
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| 6週 |
硬いまたは軟らかい酸・塩基 |
硬いまたは軟らかい酸・塩基について説明できる。
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| 7週 |
これまでのまとめ・確認 |
これまでの学習内容を理解している。
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| 8週 |
後期中間試験 |
これまでの学習内容についての試験問題を解くことができる。
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| 4thQ |
| 9週 |
後期中間試験内容の確認 酸化・還元の定義,酸化数と酸化・還元 |
後期中間試験の内容を理解している。 酸化・還元の定義や酸化数の考え方について説明できる。
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| 10週 |
酸化還元反応,電池の基礎,ネルンスト式,ファラデーの法則 |
酸化還元反応や電池の基礎事項およびネルンスト式やファラデーの法則等の概念について説明できる。
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| 11週 |
酸化還元電位,標準電極電位,化学電池の応用例 |
標準電極電位および関連する基礎事項や電気化学を利用したいくつかの応用例について説明できる。
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| 12週 |
錯体の定義,錯体で使用される用語,錯体の命名法 |
錯体化学で用いられる基本用語や錯体の命名法の基本事項について説明できる。
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| 13週 |
錯体の配位数と立体構造,錯体の異性現象 錯体の吸収スペクトルと磁気スペクトル,キレート効果 |
錯体の配位数と立体構造および異性現象に関する基本事項について説明できる。代表的な錯体の色や磁性,およびキレート効果に関する基礎的事項について説明できる。
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| 14週 |
代表的な元素の単体と化合物の性質 |
代表的な元素の単体と化合物の性質について説明できる。
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| 15週 |
これまでのまとめ・確認 |
これまでの学習内容を理解している。
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| 16週 |
後期定期試験 |
これまでの学習内容についての試験問題を解くことができる。
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| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 基礎的能力 | 自然科学 | 化学(一般) | 化学(一般) | 原子の構造(原子核・陽子・中性子・電子)や原子番号、質量数を説明できる。 | 3 | 前1,前2 |
| 同位体について説明できる。 | 3 | 前2 |
| 放射性同位体とその代表的な用途について説明できる。 | 3 | 前2 |
| 原子の相対質量が説明できる。 | 3 | 前2 |
| 天然に存在する原子が同位体の混合物であり、その相対質量の平均値として原子量を用いることを説明できる。 | 3 | 前2 |
| アボガドロ定数を理解し、物質量(mol)を用い物質の量を表すことができる。 | 3 | 前1 |
| 分子量・式量がどのような意味をもつか説明できる。 | 3 | 前2 |
| 気体の体積と物質量の関係を説明できる。 | 3 | 前1 |
| 電離について説明でき、電解質と非電解質の区別ができる。 | 3 | |
| 質量パーセント濃度の説明ができ、質量パーセント濃度の計算ができる。 | 3 | 前1 |
| モル濃度の説明ができ、モル濃度の計算ができる。 | 3 | 前1 |
| 酸・塩基の定義(ブレンステッドまで)を説明できる。 | 3 | 後2 |
| 酸・塩基の化学式から酸・塩基の価数をつけることができる。 | 3 | 後2 |
| 電離度から酸・塩基の強弱を説明できる。 | 3 | 後3 |
| pHを説明でき、pHから水素イオン濃度を計算できる。また、水素イオン濃度をpHに変換できる。 | 3 | 後3 |
| 酸化還元反応について説明できる。 | 3 | 後10 |
| ダニエル電池についてその反応を説明できる。 | 3 | 後10 |
| 一次電池の種類を説明できる。 | 3 | 後10 |
| 二次電池の種類を説明できる。 | 3 | 後10 |
| 電気分解の利用として、例えば電解めっき、銅の精錬、金属のリサイクルへの適用など、実社会における技術の利用例を説明できる。 | 3 | 後11 |
| ファラデーの法則による計算ができる。 | 3 | 後10 |