科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 英語
科目番号 3C2560 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 物質工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 前期:4 後期:4
教科書/教材 Power On English Communication Ⅲ(東京書籍)、Power On English Communication Ⅲワークブック (東京書籍)、プリント教材、Avail英単語・熟語(桐原書店)、Bright Stage英文法・語法問題(桐原書店)など
担当教員 大里 浩文

到達目標

①高専3年次までに学習する文法事項、パラグラフの構造や展開について理解し、自分の意思を英語で表現することができる。
②英文を聞き、あるいは読み、大意をとらえ、情報、考えや話し手(書き手)の意図を的確に理解することができる。
③内容を理解した英文について、発音に留意しながら表現し、その内容を英語で書くことができる。
④4000語程度レベルまでの語彙を習得し、読解や聞き取りに活用できる。また、TOEIC関係の基礎語彙を習得できる。
⑤自学自習の習慣を確立し、英検準2級を取得するとともに、英検2級以上合格やTOEIC400点を目指す。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 (到達目標①)新出の文法事項を用いて、既習事項も踏まえながら自分の考えや意図を表現することができる。新出の文法事項について、その用法を理解することができる。新出の文法事項について、その用法を理解することができない。
評価項目2 (到達目標②)英文を聞き、あるいは読み、情報や考え、話し手(書き手)の意図を的確に理解することができる。英文を聞き、あるいは読み、大意をとらえることができる。英文を聞いても、あるいは読んでも大意をとらえることができない。
評価項目3 (到達目標③)内容を理解した英文について、聞き手に伝わるように適切なリズム・イントネションで表現することができる。また、その内容を読み手にわかりやすい適切な英語で書くことができる。内容を理解した英文について、発音やリズム・イントネーションに留意しながら音読することができる。また、その内容を英語で表現することができる。まとまりのある英文について、発音やリズム等に留意しながら音読をしたり、その内容を英語で表現したりすることができない。
評価項目4 (到達目標④)自主的に語彙習得を行い、読解や聞き取りをする際に十分に活用することができる。自主的に語彙習得を行い、読解や聞き取りをする際に辞書等を使用しながら最低限活用することができる。語彙習得に対する自学自習の習慣が確立されていない。
評価項目5 (到達目標⑤)英検2級に合格、もしくはTOEICで400点を取得する。英検準2級を取得し、英検2級合格もしくはTOEIC400点取得に向けて自学自習の習慣を確立する。英検準2級を取得するための学習習慣が確立されていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
英文で書かれた文章を読み、情報や書き手の意向を理解する能力を伸ばすとともに、その能力を活用して積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育てる。語彙や文法事項の演習にも取り組み、素早く必要な情報を理解する能力を育てる。定期的に単語小テストを実施し、語彙力の増加を図る。また、英検2級やTOEICを意識した活動を取り入れることにより英語力の向上に努める。
授業の進め方・方法:
予備知識:高専1・2年生で習得した英語の基礎力(英文法・語彙)を必要とする。講義室:各HR教室 授業形式:講義、演習 学生が用意するもの:英和辞典(電子辞書)・ノート・授業配布プリント        
注意点:
評価方法:前期中間・前期期末は、筆記(80%)+提出物・小テスト(20%)で評価。後期中間は筆記(70%)+課題試験・提出物・小テスト(30%)で評価。後期期末は筆記(70%)+ACEテスト・提出物・小テスト(30%)で評価。4つの試験平均60点以上で合格。自己学習の指針:毎授業、英単語の意味調べや本文の内容把握などの予習をしておくこと。また、学習した文法事項や英語表現に関しては、自己表現ができるように復習に取り組むこと。オフィスアワー:火・木16:10~17:10

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業概要説明+LESSON 1 Emoji as a Universal “Language” 絵文字が使われるようになった背景を理解し、インターネットにおける絵文字の使用について考えを深めることができる。主語と述語動詞の働き、説明・ 理由の表現を理解できる。
2週 LESSON 2 How Was the Olympic Symbol Created? 動物の歯を治療する仕事はどのようなものであるかについて理解できる。賛成、反対の意見を主張するときの表現を理解できる。
3週 LESSON 3 Zoo Dentists
動物の歯を治療する仕事はどのようなものであるかについて理解できる。文章の構成を理解し、意見を主張する表現を活用できる。
4週 LESSON 4 The First Four Minutes of an Encounter 初対面の人と会話をする際に「最初の4分」が重要であることを理解できる。例を挙げるときのディスコースマーカーの表現を理解できる。
5週 LESSON 5 A Promising Surfer from Japan
プロサーファーである大原洋人選手を理解できる。因果関係のディスコースマーカーを理解し,表現できる。
6週 LESSON 6 Where Does Halloween Come from? 前半
ハロウィーンの起源と歴史について理解できる。付帯状況を表すwithを理解し,表現できる。
7週 LESSON 6 Where Does Halloween Come from? 後半
Lesson 1~Lesson6の復習
ハロウィーンの起源と歴史について理解できる。既存事項を復習し、学習内容の理解を深めることができる。
8週 中間試験 定着度をテストで確認し、定着できていない部分の強化を図る。
2ndQ
9週 LESSON 7 A Science Award That Makes You Laugh, and Then Think 前半 イグ・ノーベル賞を受賞した研究の内容を知り,賞の意義について理解できる。対比を表す接続詞を理解し、表現できる。
10週 LESSON 7 A Science Award That Makes You Laugh, and Then Think 後半
イグ・ノーベル賞を受賞した研究の内容を知り,賞の意義について理解できる。説明する / 要約する時の表現を理解し、使用できる。
11週 LESSON 8 A Nature Photographer in Alaska 前半 写真家,松本紀生さんが写真家になるまでの道のりと現在の生活を理解できる。関係代名詞whatを理解し,表現できる。
12週 LESSON 8 A Nature Photographer in Alaska 後半
写真家,松本紀生さんが写真家になるまでの道のりと現在の生活を理解できる。説明する / 要約する /自分の考えを述べる表現を理解し、使用できる。
13週 LESSON 9 The History of English Tea 前半 紅茶がイギリスに伝わる過程とイギリスとイギリスに関わる国々の歴史への影響を理解できる。while[when](+S+be動詞)を理解し,表現できる。
14週 LESSON 9 The History of English Tea 後半 紅茶がイギリスに伝わる過程とイギリスとイギリスに関わる国々の歴史への影響を理解できる。説明する / 要約する時の表現を理解し、使用できる。
15週 Lesson7~Lesson9の復習

既存事項を復習し、学習内容の理解を深めることができる。
16週 前期定期試験 定着度をテストで確認し、定着できていない部分の強化を図る。
後期
3rdQ
1週 LESSON 10 Water and Living Things 前半 人が生きていくために必要な水と砂漠に住む動物たちの生態について理解できる。否定を表す形容詞・副詞を理解し,表現できる。
2週 LESSON 10 Water and Living Things 後半
人が生きていくために必要な水と砂漠に住む動物たちの生態について理解できる。説明する / 要約する時の表現を理解し、使用できる。
3週 LESSON 11 The 10,000-Hour Rule 前半
モーツァルトやビル・ゲイツの例を通して1万時間の法則とはどのようなものか理解できる。to+have+過去分詞を理解し,表現できる。
4週 LESSON 11 The 10,000-Hour Rule 後半 モーツァルトやビル・ゲイツの例を通して1万時間の法則とはどのようなものか理解できる。説明する時の表現を理解し、使用できる。
5週 LESSON 12 A Conductor of the Underground Railroad 前半
奴隷のための地下鉄道とはどのようなものかと女性指導者についてを理解できる。関係代名詞の非制限用法を理解し,表現できる。
6週 LESSON 12 A Conductor of the Underground Railroad 後半 奴隷のための地下鉄道とはどのようなものかと女性指導者についてを理解できる。説明する / 意見を述べる時の表現を理解し、使用できる。
7週 Lesson10~12の復習 既存事項を復習し、学習内容の理解を深めることができる。
8週 中間試験 定着度をテストで確認し、定着できていない部分の強化を図る。
4thQ
9週 LESSON 13 English, Always Growing 前半 英語の語いの歴史と語い形成の仕組みについて理解することができる。現在の可能性・推量を表す助動詞mightを理解し,表現できる。
10週 LESSON 13 English, Always Growing 後半 英語の語いの歴史と語い形成の仕組みについて理解することができる。説明する時の表現を理解し、使用できる。
11週 LESSON 14 Jose Mujica, the World’s “Poorest” President Ever 前半 ホセ・ムヒカ元ウルグアイ大統領について知り,環境問題を解決するのに必要な考え方をを理解できる。強調構文を理解し,表現できる。
12週 LESSON 14 Jose Mujica, the World’s “Poorest” President Ever 後半 ホセ・ムヒカ元ウルグアイ大統領について知り,環境問題を解決するのに必要な考え方をを理解できる。説明する / 意見を述べる時の表現を理解し、使用できる。
13週 LESSON 15 Understanding the Culture of Dogs 前半 犬の習性とその解決策について理解できる。as if+仮定法過去を理解し,表現できる。
14週 LESSON 15 Understanding the Culture of Dogs 後半 犬の習性とその解決策について理解できる。説明する / 主張する時の表現を理解し、使用できる。
15週 Lesson13~15の復習 既存事項を復習し、学習内容の理解を深めることができる。
16週 後期定期試験 定着度をテストで確認し、定着できていない部分の強化を図る。

評価割合

試験小テストや課題への取り組み合計
総合評価割合8020100
基礎的能力8020100
専門的能力000