資源化学

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 令和07年度 (2025年度)
授業科目 資源化学
科目番号 5C2620 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 5
開設期 3rd-Q 週時間数 2
教科書/教材 自作資料
担当教員 田中 泰彦

到達目標

・化学工業の歴史と役割、環境問題、炭素資源(石炭、石油、天然ガス 他)の現状について概要を説明できる。 (A4)
・石炭化学工業のプロセス、石油化学工業のプロセスについて概略を説明できる。 (A4)
・石油の分解と改質、アルカン、アルケン、アルキンから製造される誘導体(C1~C6留分)の主要製品を説明できる。 (A4)
・C1化学、メタノールの化学を説明できる。 (A4)
・高分子、ファインケミカルズについて説明できる。 (A4)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1化学工業の歴史と役割、環境問題、炭素資源(石炭、石油、天然ガス 他)の現状について概要を説明できる。 化学工業の歴史と役割、環境問題、炭素資源(石炭、石油、天然ガス 他)の現状について概要をある程度説明できる。 化学工業の歴史と役割、環境問題、炭素資源(石炭、石油、天然ガス 他)の現状について概要を説明できない。
評価項目2石炭化学工業のプロセス、石油化学工業のプロセスについて概略を説明できる。 石炭化学工業のプロセス、石油化学工業のプロセスについて概略をある程度説明できる。 石炭化学工業のプロセス、石油化学工業のプロセスについて概略を説明できない。
評価項目3石油の分解と改質、アルカン、アルケン、アルキンから製造される誘導体(C1~C6留分)の主要製品を説明できる。石油の分解と改質、アルカン、アルケン、アルキンから製造される誘導体(C1~C6留分)の主要製品をある程度説明できる。石油の分解と改質、アルカン、アルケン、アルキンから製造される誘導体(C1~C6留分)の主要製品を説明できない。
評価項目4C1化学、メタノールの化学を説明できる。 C1化学、メタノールの化学をある程度説明できる。 C1化学、メタノールの化学を説明できない。
評価項目5ファインケミカルズにはどのような物か説明できる。 ファインケミカルズにはどのような物かある程度説明できる。 ファインケミカルズにはどのような物か説明できない。

学科の到達目標項目との関係

DP 6 生活を豊かにする物質をうみだす応用化学,およびバイオテクノロジーに関連する知識・理論を課題解決に利用できる。

教育方法等

概要:
 化学工業発展の歴史を通して公害、薬害、環境問題について学習する。また、化学産業の全体像、化学工業の資源(石炭、石油、天然ガス)、これらを原料とする化学工業プロセスについて学習する。さらに、石炭化学産業、石油化学産業における化学産業の研究開発の歴史についても学修する。
 
授業の進め方・方法:
予備知識:化学工学で学習した単位操作、一般化学、有機化学で学習した化合物の名称と反応、環境工学の学習内容を復習する。
講義室:5C教室
・黒板への板書を中心とした座学形式で授業を進める。
・内容確認のために課題を出す。
学生が用意するもの:ノート,定規,関数電卓,準備する配布資料,配布資料を切り貼りする道具。
この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習としてレポートを実施します。
注意点:
評価方法:試験の点を80%、ポートフォリオ(演習・自学演習・提出物などの提出状況)点を20%、合計100%満点で評価して60%以上を合格とする。
自己学習の指針:練習問題として演習や宿題を出すのでそれらを理解できるようになること。授業時間と同時間の毎週自学自習を行うこと。
演習問題、総合演習問題による自学自習を通して授業内容の理解に努めること。
※到達目標の( )内の記号はJABEE学習・到達目標
佐世保高専教育目的 2)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 化学工業の歴史(1)概論 化学工業と産業革命、化学工業と世界大戦 化学工業の発展の歴史について概要を説明できる。化学工業と産業革命の関わりについて説明できる。化学工業と世界大戦の関わりについて説明できる。
2週 化学工業の歴史(2)化学工業と公害・薬害、環境問題、世界の化学工業と日本の現状 化学工業と公害・薬害、環境問題の関わりについて説明できる。世界の化学工業と日本の現状について説明できる。
3週 炭素資源(1)石炭と石炭化学、石炭の液化とガス化 石炭と石炭化学、石炭の液化とガス化の現状について説明できる。
4週 炭素資源(2)石油と天然ガス、総合演習 石油資源と天然ガス資源の現状について説明できる。
5週 石油化学工業 石油精製工程と石油の熱分解、石油化学基礎原料 石油精製工程と石油の熱分解の工業的プロセスについて説明できる。石油化学基礎原料の工業的プロセスについて説明できる。
6週 C2~C6の化学 オレフィンからの誘導体、天然ガス利用工業 エチレンからの誘導体、プロペンからの誘導体について、工業的プロセスを説明できる。C4オレフィンからの誘導体、天然ガス利用に関する工業工業的プロセスを説明できる。
7週 メタノールの化学 石油化学では合成できない炭素数1(C1)の化合物について説明できる。
8週 有機ファインケミカルズ、総合演習 有機ファインケミカルズにはどのような製品があるかについて説明できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学化学・生物系分野有機化学有機物が炭素骨格を持つ化合物であることを説明できる。4
炭化水素の種類と、それらに関する性質および代表的な反応を説明できる。4
代表的な官能基に関して、その構造および性質を説明できる。4
高分子化合物がどのようなものか説明できる。4

評価割合

試験ポートフォリオ合計
総合評価割合8020100
専門的能力8020100