応用化学

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 応用化学
科目番号 0019 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 プリント
担当教員 村山 智子

到達目標

1.生体物質の構造式が書ける
2.タンパク質および構成成分であるアミノ酸の構造および物性を説明できる
3.脂質の構造およびその物性について説明できる
4.核酸の構造およびその物性ついて説明できる
5.最近の科学技術について説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 (到達目標1)生体物質の構造式が書ける。生体物質の構造式がほとんど書ける。生体物質の構造式が書けない。
評価項目2 (到達目標2,3,4)生体物質の物性を説明できる。生体物質の物性をほとんど説明できる。生体物質の物性を説明できない。
評価項目3 (到達目標5)最近の科学技術について説明できる。最近の科学技術についてほとんど説明できる。最近の科学技術について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
化学、生物学の基礎知識をもとに生化学の基礎となる化学物質について解説する。
また関連する科学英語について、単語の習得および文章の読解を習得する。
授業の進め方・方法:
予備知識:生物学および有機化学の基礎知識
講義室:  教室およびICT1
授業形式:講義および課題発表
注意点:
評価方法:期末試験(1回)の成績、課題発表、授業態度により評価し、60点以上を合格とする。尚、追試験は1回のみとする。
自己学習の指針:プリントの予習および復習
オフィスアワー:月曜~金曜日の放課後

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 アミノ酸の分類Ⅰ タンパク質を構成するアミノ酸をあげ、それらの側鎖の特徴を説明できる。
2週 アミノ酸の分類Ⅱ アミノ酸の構造とペプチド結合の形成について構造式を用いて説明できる。
3週 タンパク質の立体構造 タンパク質の立体構造(一次・二次・三次・四次構造)について説明できる。
4週 科学英語Ⅰ タンパク質に関連する科学英語について、単語習得および文章の読解ができる。
5週 核酸塩基Ⅰ ヌクレオチドの構造を説明できる。
6週 核酸塩基Ⅱ DNAの二重らせん構造、塩基の相補的結合を説明できる。
7週 核酸等に関する演習 核酸等に関する演習問題を解ける。
8週 科学英語Ⅱ 核酸に関連する科学英語について、単語の習得および文章の読解ができる。
2ndQ
9週 単純脂質 単純脂質の構造、物性を説明できる。
10週 中性脂質 中性脂質の構造、物性を説明できる。
11週 リポタンパク質 リポタンパク質の構造、物性を説明できる。
12週 最近の科学技術に関する調査 最近の科学技術について理解する。
13週 最近の科学技術に関する調査 最近の科学技術についてまとめる。
14週 最近の科学技術に関する発表 最近の科学技術について説明できる。
15週 最近の科学技術に関する発表 最近の科学技術について説明できる。
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

評価割合

試験発表授業態度合計
総合評価割合801010100
専門的能力8010090
分野横断的能力001010