到達目標
1.過去の主な公害問題から現在の環境問題までの概要を説明できる.。
2.最近の周辺環境の現状について理解し、説明できる。
3.各種環境保全技術について概要を説明できるとともに、それに必要な計算ができる。
4.技術者の倫理について理解し、説明できる。
5.環境問題に興味や問題意識を持ち、各人が技術者の立場で今後の環境問題へ取り組む意識を持つ。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
到達目標1 | 過去の主な公害問題について、理解し説明できる。 | 過去の主な公害問題について、概要をほぼ説明できる。 | 過去の主な公害問題について、概要も説明できない。 |
評価項目2
到達目標2、3 | 最近の周辺環境の状況を把握するとともに、環境保全技術について理解し、それに必要な計算をすることができる。 | 環境保全技術について理解し、それに必要な計算をすることができる。 | 環境保全技術について理解できず、それに必要な計算をすることもできない。 |
評価項目3
到達目標4、5 | 技術者の役割を理解し、その立場で環境問題に自主的に取り組む意識がある。 | 環境問題に取り組む必要性を理解できる。 | 環境問題に取り組む意識がない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
環境問題およびその対策について学ぶ。
授業の進め方・方法:
予備知識:物理,化学および化学工学の基礎知識
講義室:5C教室
授業形式:通常講義
学生が用意するもの:ノート,筆記用具
注意点:
評価方法:試験(前期中間、前期定期)により評価し、60点以上を合格とする。
自己学習の指針:自己学習時間、0.5時間以上を確保する。
オフィスアワー:なし
※到達目標の( )内の記号はJABEE学習・教育到達目標
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテ-ション,公害の歴史 |
主な公害の歴史について説明できる。
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2週 |
環境法令 |
環境法令の仕組み、概要について理解する。
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3週 |
大気汚染の現状,発生源,大気現象 |
大気汚染の現状について理解する。
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4週 |
大気環境の保全技術,測定方法 |
保全技術、測定方法を理解し、それに必要な計算ができる。
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5週 |
水質汚濁の現状,発生源 |
水質汚濁の現状について理解する。
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6週 |
水質汚濁の保全技術,測定方法 |
保全技術、測定方法を理解し、それに必要な計算ができる。
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7週 |
身近な水質汚染(簡易観測),演習 |
パックテストを使用し、身近な環境の水質を把握する。これまでの学習内容を説明でき、計算ができる。
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8週 |
中間試験 |
これまでの学習内容に関する問題を解ける。
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2ndQ |
9週 |
騒音・振動の現状,発生源 |
騒音・振動の現状について理解する。
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10週 |
騒音・振動の保全技術,測定方法 |
保全技術、測定方法を理解し、それに必要な計算ができる。
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11週 |
その他の公害の現状,発生源 |
その他の公害の現状について理解する。
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12週 |
その他の公害の保全技術,測定方法 |
保全技術、測定方法を理解し、それに必要な計算ができる。
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13週 |
身近な騒音公害(簡易観測),演習 |
普通騒音計を用い、身近な環境の騒音を把握する。これまでの学習内容を説明でき、計算ができる。
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14週 |
地球環境問題,生物多様性保全 |
現在の環境問題について理解し、説明できる。
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15週 |
環境関連の資格,技術者倫理 |
これまでの学習内容を説明でき、計算ができる。環境関連の資格や技術者倫理について理解する。
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 |
専門的能力 | 100 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 |