物理化学Ⅰ

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 物理化学Ⅰ
科目番号 0060 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 後期:1
教科書/教材 物理化学/福地賢治 著
担当教員 野尻 能弘

到達目標

気体に関する各法則を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 到達目標1気体の法則を理解し現実の問題に応用できる演習問題を指定された条件で解答できる演習問題を解答することができない
評価項目2 到達目標2化学平衡の法則を理解し現実の問題に応用できる演習問題を指定された条件で解答できる演習問題を解答することができない
評価項目3 到達目標 3化学反応機構を理解し現実の問題に応用できる演習問題を指定された条件で解答できる演習問題を解答することができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
物理化学の基礎的な考え方を習得する
気体の法則
授業の進め方・方法:
講義及び演習
教科書の解説を中心に説明を行い、演習問題で実践的な考え方を捉えてゆく
注意点:
教科書と同時に購入する問題集を解いておくこと。
予習を行うこと

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバスの説明
1章物理化学の目的と役割
   物質の捉え方
   単位
   基礎的用語
基本単位系を理解し、単位や累乗で物事を理解する
2週 単位及び基礎的用語に関する演習 基本単位系を理解し、単位や累乗で物事を理解する
3週 1章 温度と圧力,熱力学第零法則
仕事、エネルギー
温度や圧力の定義を理解する
エネルギーの概念を理解する
4週 温度、圧力、仕事等にかんする演習 温度や圧力の定義を理解する
エネルギーの概念を理解する
5週 2章 物質の三態、状態変化、気体 物質の状態を理解する
6週 状態変化、気体に関する演習 物質の状態を理解する
7週 2章 液体、固体、中間相 液晶と柔粘性結晶 気体、液体、固体について理解する
8週 中間試験 これまでの内容が理解できているか
4thQ
9週 3章 理想気体の性質、混合気体の性質 気体の法則を理解して、理想気体の方程式を説明できる。
10週 気体の性質に関する演習 気体の法則を理解して、理想気体の方程式を説明できる。
11週 3章 気体分子運動論、分子速度の分布 気体の分子速度論から、圧力を定義して、理想気体の方程式を証明できる。
12週 気体分子運動論等に関する演習 気体の分子速度論から、圧力を定義して、理想気体の方程式を証明できる。
13週 4章 理想気体からの偏椅、状態方程式 実在気体の特徴と状態方程式を説明できる。
14週 理想気体、状態方程式に関する演習 実在気体の特徴と状態方程式を説明できる。
15週 4章 対応状態原理、混合物への適用 混合気体の分圧の計算ができる。
16週 各種状態方程式に関する演習 混合気体の分圧の計算ができる。

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力900000090
分野横断的能力100000010