科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 英語
科目番号 0068 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 物質工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 前期:2 後期:2
教科書/教材 Power On English Communication Ⅲ、Power on English Communication Workbook (東京書籍)、プリント教材、フェイバリット英単語・熟語 コーパス3000(東京書籍)
担当教員 原口 和子

到達目標

①高専3年次までに学習する文法事項、パラグラフの構造や展開について理解し、自分の意思を英語で表現することができる。
②英文を聞き、あるいは読み、大意をとらえ、情報、考えや話し手(書き手)の意図を的確に理解することができる。
③内容を理解した英文について、発音に留意しながら表現し、その内容を英語で書くことができる。
④3000語レベルまでの語彙を習得し、読解や聞き取りに活用できる。また、TOEIC関係の基礎語彙を習得できる。
⑤自学自習の習慣を確立し、英検準2級を取得するとともに、英検2級以上合格やTOEIC400点を目指す。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 (到達目標①)新出の文法事項を用いて、既習事項も踏まえながら自分の考えや意図を表現することができる。新出の文法事項について、その用法を理解することができる。新出の文法事項について、その用法を理解することができない。
評価項目2 (到達目標②)英文を聞き、あるいは読み、情報や考え、話し手(書き手)の意図を的確に理解することができる。英文を聞き、あるいは読み、大意をとらえることができる。英文を聞いても、あるいは読んでも大意をとらえることができない。
評価項目3 (到達目標③)内容を理解した英文について、聞き手に伝わるように適切なリズム・イントネションで表現することができる。また、その内容を読み手にわかりやすい適切な英語で書くことができる。内容を理解した英文について、発音やリズム・イントネーションに留意しながら音読することができる。また、その内容を英語で表現することができる。まとまりのある英文について、発音やリズム等に留意しながら音読をしたり、その内容を英語で表現したりすることができない。
評価項目4 (到達目標④)自主的に語彙習得を行い、読解や聞き取りをする際に十分に活用することができる。自主的に語彙習得を行い、読解や聞き取りをする際に辞書等を使用しながら最低限活用することができる。語彙習得に対する自学自習の習慣が確立されていない。
評価項目5 (到達目標⑤)英検2級に合格す る。TOEICで400点を取得する。英検準2級を取得し、英検2級合格もしくはTOEIC400点取得に向けて自学自習の習慣を確立する。英検準2級を取得するための学習習慣が確立されていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
英文で書かれた文章を読み、情報や書き手の意向を理解する能力を伸ばすとともに、その能力を活用して積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育てる。TOEIC形式の演習にも取り組み、素早く必要な情報を理解する能力を育てる。
授業の進め方・方法:
予備知識:高専1・2年生で習得した英語の基礎力(英文法・語彙)を必要とする。講義室:各HR教室 授業形式:講義、演習 学生が用意するもの:英和辞典(電子辞書)・ノート・授業配布プリント        
注意点:
評価方法:前期中間・後期中間は、筆記(85%)+提出物・小テスト(15%)で評価。前期期末は筆記(75%)+課題試験・提出物・小テスト(25%)で評価。後期期末は筆記(75%)+ACEテスト・提出物・小テスト(25%)で評価。4つの試験平均60点以上で合格。自己学習の指針:毎授業、英単語の意味調べや本文の内容把握などの予習をしておくこと。また、学習した文法事項や英語表現に関しては、自己表現ができるように復習に取り組むこと。オフィスアワー:随時

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業概要説明+Lesson 1 時間順序の展開に使われる語句に注目しながら、英文を読み進め、その内容をとらえることができる。
2週 Lesson 1 英国で紅茶が飲まれる頻度について本文の内容にそって説明することができる。
3週 Lesson 1 紅茶にまつわる歴史的経緯について本文の内容にそって説明できる。
4週 Lesson 2 例示や順序を示すディスコースマーカーに注目しながら、英文を読み進め、その内容をとらえることができる。
5週 Lesson 2 動物歯科医の意義や治療内容について本文の内容にそって説明できる。
6週 Lesson 2 動物歯科医の仕事についての信念を本文の内容にそって説明することができる。
7週 Lesson 1,Lesson2の復習 既存事項を復習し、学習内容の理解を深めることができる。
8週 中間試験 定着度をテストで確認し、定着できていない部分の強化を図る。
2ndQ
9週 Lesson 3 原因や結果を示すディスコースマーカーに注目しながら、英文を読み進め、その内容をとらえることができる。
10週 Lesson 3 エコツアーの内容やガイドの仕事について本文の内容にそって説明できる。
11週 Lesson 3 エコツアーが環境に与える影響とガイドの役割について本文の内容にそって説明することができる。
12週 Lesson 4 対比を示すディスコースマーカーに注目しながら、英文を読み進め、その内容をとらえることができる。
13週 Lesson 4 トップクラスの音楽学校の研究からの示唆を本文の内容にそって説明することができる。
14週 Lesson 4 本文の具体例をもとに10000時間の法則について説明することができる。
15週 Lesson 3,4の復習 既存事項を復習し、学習内容の理解を深めることができる。
16週 前期定期試験 定着度をテストで確認し、定着できていない部分の強化を図る。
後期
3rdQ
1週 Lesson 5 ズーニン博士の発見した対人コミュニケーションにおける最初の4分間について本文にそって説明できる。
2週 Lesson 5 コミュニケーションの最初の4分間の重要性について本文にそって説明できる。
3週 Lesson 5 最初の4分間で重要な2つの要素について本文にそって説明できる。
4週 Lesson 5 家庭における最初の4分間の役割について本文にそって説明できる。
5週 Lesson 6 睡眠に関する調査や10代の睡眠の実態について本文にそって説明できる。
6週 Lesson 6 レム睡眠とノンレム睡眠について本文にそって説明できる。
7週 Lesson 5,6(Part1,2)の復習 既存事項を復習し、学習内容の理解を深めることができる。
8週 中間試験 定着度をテストで確認し、定着できていない部分の強化を図る。
4thQ
9週 Lesson 6 寝言や夢遊病などの睡眠中の行動について本文にそって説明できる。
10週 Lesson 6 睡眠の謎について本文にそって説明できる。
11週 Lesson 7 フットボールのエピソードから筆者が伝えたいことを本文にそって説明できる。
12週 Lesson 7 最初のペンギンのエピソードから筆者が伝えたいことを本文にそって説明できる。
13週 Lesson 7 ディズニーワールドのエピソードからの教訓を本文にそって説明できる。
14週 Lesson 7 パウシュ教授の最後の講義の意義について読み取り、自分の感想を発表することができる。
15週 Lesson 6(part3,4),7の復習 既存事項を復習し、学習内容の理解を深めることができる。
16週 後期定期試験 定着度をテストで確認し、定着できていない部分の強化を図る。

評価割合

試験小テストや課題への取り組み合計
総合評価割合8515100
基礎的能力8515100
専門的能力000