到達目標
1.紫外可視吸収分光スペクトルから有機物の構造解析ができる。 (A4)
2.赤外吸収分光スペクトルから有機物の構造解析ができる。(A4)
3.核磁気共鳴から有機物の構造解析ができる。(A4)
4.質量スペクトルから有機物の構造解析ができる。(A4)
5.X線分析法による無機化合物の定性、定量分析が説明できる。(A4)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
紫外可視吸収分光スペクトルから有機物の構造解析ができる。 | 紫外可視吸収分光スペクトルから様々な有機物の構造解析ができる。 | 紫外可視吸収分光スペクトルから代表的な有機物の構造解析ができる。 | 紫外可視吸収分光スペクトルから有機物の構造解析ができない。 |
赤外吸収分光スペクトルから有機物の構造解析ができる。 | 赤外吸収分光スペクトルから様々な有機物の構造解析ができる。 | 赤外吸収分光スペクトルから一般的な有機物の構造解析ができる。 | 赤外吸収分光スペクトルから有機物の構造解析ができない。 |
核磁気共鳴から有機物の構造解析ができる。 | 核磁気共鳴から様々な有機物の構造解析ができる。 | 核磁気共鳴から一般的な有機物の構造解析ができる。 | 核磁気共鳴から有機物の構造解析ができない。 |
質量スペクトルから有機物の構造解析ができる。 | 質量スペクトルから様々な有機物の構造解析ができる。 | 質量スペクトルから一般的な有機物の構造解析ができる。 | 質量スペクトルから有機物の構造解析ができない。 |
X線分析法による無機化合物の定性、定量分析が説明できる。 | X線分析法による様々な無機化合物の定性、定量分析が説明できる。 | X線分析法による一般的な無機化合物の定性、定量分析が説明できる。 | X線分析法による無機化合物の定性、定量分析が説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 A-4
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JABEE b
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JABEE d-1
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JABEE e
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教育方法等
概要:
紫外吸収、赤外吸収、核磁気共鳴吸収、質量スペクトルによる有機化合物の構造解析およびX線回折分析などによる無機化合物の定性、定量分析法について学ぶ。
授業の進め方・方法:
予備知識:分析化学、無機化学および有機化学の基礎知識があること。
講義室:4C教室
授業形態:講義と演習
・黒板への板書を中心とした座学形式で授業を進める。
・内容確認のために課題を出す。
学生が用意するもの:教科書,ノート,定規,関数電卓,準備する配布資料,配布資料を切り貼りする道具。
この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習としてレポートを実施します。
注意点:
評価方法:中間・期末試験の平均点を80点、ポートフォリオ(演習テスト・提出物・レポートなどの提出状況)を20点、合計100点満点で評価して60点以上を合格とする。
自己学習の指針:配布演習プリントを自習課題とし,毎回の授業の整理を行うこと。
試験前には,講義内容,配布演習プリントなどを理解できていること。
オフィースアワー:各担当の時間を参照。
※到達目標の( )内の記号はJABEE学習・教育到達目標
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
電磁波の種類と機器分析法 |
電磁波の種類と機器分析法を説明できる。
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2週 |
光度分析法の基礎、吸収に関する用語と記号 |
吸光光度分析法の基礎、吸収に関する用語と記号 を説明できる。
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3週 |
Lambert Beerの法則 吸光光度分析における定量分析、多成分同時定量法 |
Lambert Beerの法則 を説明できる。吸光光度分析における定量分析、多成分同時定量法 を説明できる。
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4週 |
紫外吸収スペクトルの基礎および各種の電子遷移 |
紫外吸収スペクトルの基礎および各種の電子遷移 を説明できる。
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5週 |
赤外吸収スペクトルの原理
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吸収スペクトルの原理 を説明できる。
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6週 |
有機化合物の赤外特性吸収 |
有機化合物の赤外特性吸収を説明できる。
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7週 |
赤外吸収スペクトルの有機物の構造解析への応用 |
赤外吸収スペクトルの有機物の構造解析への応用 を説明できる。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
核磁気共鳴法の原理 |
核磁気共鳴法の原理 を説明できる。
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10週 |
核磁気共鳴の有機物の構造解析への応用 |
核磁気共鳴の有機物の構造解析への応用 を説明できる。
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11週 |
質量分析法の原理 |
質量分析法の原理 を説明できる。
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12週 |
量分析スペクトル解読の手順 |
量分析におけるフラグメンテーションの一般則 を説明できる。
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13週 |
X線回折分析法の原理 |
X線回折分析法の原理 を説明できる。
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14週 |
X線回折分析の応用 |
線回折分析の応用を説明できる
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15週 |
各種測定器機器と情報セキュリティ教育 |
各種測定器機器と情報セキュリティを理解し説明できる。共有で使用する計測機器に起こりうる脅威と対策につてい理解できる。データの管理,データの流出経路を理解できる。クラウドサービスを利用したデータ管理方法を理解できる。コンピュータウイルス対策を理解できる。
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16週 |
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評価割合
| 試験 | ポートフォリオ | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
専門的能力 | 80 | 20 | 100 |