生物化学Ⅰ

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 生物化学Ⅰ
科目番号 0076 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 前期:2 後期:2
教科書/教材 生化学 武村政春著(オーム社)および プリント
担当教員 村山 智子

到達目標

1.生体物質(単糖、脂質、核酸など)の構造式が書ける
2.糖類の構造およびその物性ついて説明できる
3.脂質の構造およびその物性ついて説明できる
4.核酸の構造およびその物性ついて説明できる
5.最近の科学技術について説明できる
6.科学英語について、単語の習得および文章の内容把握・読解ができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 (到達目標1)生体物質の構造式が書ける。生体物質の構造式がある程度書ける。生体物質の構造式が書けない。
評価項目2 (到達目標2,3,4)生体物質の物性を説明できる。生体物質の物性をある程度説明できる。生体物質の物性を説明できない。
評価項目3 (到達目標5)最近の科学技術について説明できる。最近の科学技術についてある程度説明できる。最近の科学技術について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-3 基礎工学の知識を身につけて、複合化したもの創りの実務における工学的諸問題の解決に応用できること
JABEE b 技術が社会や自然に及ぼす影響や効果、及び技術者が社会に対して負っている責任に関する理解
JABEE d 当該分野において必要とされる専門的知識とそれらを応用する能力
JABEE e 種々の科学、技術及び情報を活用して社会の要求を解決するためのデザイン能力

教育方法等

概要:
化学、生物学の基礎知識をもとに生化学の基礎となる化学物質について解説する。
また関連する科学英語について、単語の習得および文章の読解を習得する。
授業の進め方・方法:
予備知識:生物学および有機化学の基礎知識
授業形式:講義および課題発表
注意点:
評価方法:期末試験(2回)の平均成績、課題発表、授業態度により評価し、60点以上を合格とする。尚、追試験は1回のみとする。
自己学習の指針:プリントの予習および復習
オフィスアワー:月曜16:00~17:00

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 アミノ酸に関係する人工甘味料 人工甘味料の合成法について説明できる。
2週 科学英語Ⅰ 人工甘味料に関連する科学英語について、単語習得および文章の読解ができる。
3週 単純脂質 単純脂質の構造、物性を説明できる。
4週 中性脂質 中性脂質その他の構造、物性を説明できる。
5週 脂質等に関する演習   脂質等に関する演習問題を解ける。
6週 科学英語Ⅱ 脂質等に関連する科学英語について、内容把握、単語の習得および文章の読解ができる。
7週 科学英語Ⅲ 脂質等に関連する科学英語について、内容把握、単語の習得および文章の読解ができる。
8週 最近の科学技術に関する調査 最近の科学技術について理解する。
2ndQ
9週 最近の科学技術に関する調査 最近の科学技術についてまとめる。
10週 核酸塩基Ⅰ ヌクレオチドの構造を説明できる。
11週 核酸塩基Ⅱ DNAの二重らせん構造、塩基の相補的結合を説明できる。
12週 核酸塩基Ⅲ RNAについて説明できる。
13週 科学英語Ⅳ DNA等に関連する科学英語について、内容把握、単語の習得および文章の読解ができる。
14週 科学英語Ⅴ DNA等に関連する科学英語について、内容把握、単語の習得および文章の読解ができる。
15週 核酸塩基に関する演習 核酸塩基等に関する演習問題を解ける。
16週 期末試験 1週から15週の学習内容について試験問題を解くことができる。
後期
3rdQ
1週 単糖Ⅰ 単糖の種類について説明できる。
2週 単糖Ⅱ 単糖の役割について説明できる。
3週 少糖(オリゴ糖) 少糖の種類について説明できる。
4週 多糖Ⅰ 多糖の種類について説明できる。
5週 多糖Ⅱ 多糖の役割について説明できる。
6週 糖に関連する疾患 糖に関連する疾患について説明できる。
7週 糖に関する演習 糖等に関する演習問題を解ける。
8週 科学英語Ⅵ 糖に関連する科学英語について、内容把握、単語の習得および文章の読解ができる。
4thQ
9週 科学英語Ⅶ 糖に関連する科学英語について、内容把握、単語の習得および文章の読解ができる。
10週 最近の科学技術に関する調査 最近の科学技術について理解することができる。
11週 最近の科学技術に関する調査 最近の科学技術についてまとめることができる。
12週 最近の科学技術に関する調査 最近の科学技術について欠点や今後の課題を提案をすることができる。
13週 最近の科学技術に関する発表Ⅰ 最近の科学技術について説明できる。
14週 最近の科学技術に関する発表Ⅱ 最近の科学技術について説明できる。
15週 最近の科学技術に関する発表Ⅲ 最近の科学技術について説明できる。
16週 期末試験 1週から15週の学習内容について試験問題を解くことができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学化学・生物系分野基礎生物DNAの構造について遺伝情報と結びつけて説明できる。2前15,後10,後11,後12
遺伝情報とタンパク質の関係について説明できる。2前15,後13,後14,後15
生物化学タンパク質、核酸、多糖がそれぞれモノマーによって構成されていることを説明できる。2前1,前2,前3
生体物質にとって重要な弱い化学結合(水素結合、イオン結合、疎水性相互作用など)を説明できる。2前5,前15,後7
単糖と多糖の生物機能を説明できる。2後1,後6,後7,後8,後9
単糖の化学構造を説明でき、各種の異性体について説明できる。2後2
グリコシド結合を説明できる。2後3
多糖の例を説明できる。2後4,後5
脂質の機能を複数あげることができる。2前3,前4,前5,前6
トリアシルグリセロールの構造を説明できる。脂肪酸の構造を説明できる。2前4,前5,前7
リン脂質が作るミセル、脂質二重層について説明でき、生体膜の化学的性質を説明できる。2前5,前8,前9,前10
ヌクレオチドの構造を説明できる。2前4,前10,前12,前13,前15
DNAの二重らせん構造、塩基の相補的結合を説明できる。2前11,前14,前15

評価割合

試験課題発表授業態度合計
総合評価割合7020100100
専門的能力70200090
分野横断的能力0010010