日本語と文学

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 日本語と文学
科目番号 0086 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 配布レジュメ
担当教員 大坪 舞

到達目標

1 敬語の仕組みを理解し、場面に応じて適切に使い分けができる。(C-1)
2 メール・手紙を相手・場面に応じて適切な表現で作成できる。(C-1)
3 書き言葉の特性を理解し、論理的に妥当な小論文を書くことができる。(C-1)
4 自己分析、志望先の分析をふまえ、自分の長所が伝わる自己PR・志望理由書を書くことができる。(C-1)
5 ピア活動において指摘できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1敬語の仕組みを理解し、場面に応じて巧みに使い分けができる。敬語の仕組みを理解し、場面に応じて適切に使い分けができる。敬語の仕組みを理解せず、場面に応じた使い分けができない。
評価項目2メール・手紙を相手・場面に応じて豊かな表現で作成できる。メール・手紙を相手・場面に応じて適切な表現で作成できる。メール・手紙を相手・場面に応じて作成できない。
評価項目3書き言葉の特性を理解し、相手を説得できる小論文を書くことができる。書き言葉の特性を理解し、論理的に妥当な小論文を書くことができる。書き言葉の特性を理解せず、論理的に妥当な小論文を書くことができない。
評価項目4自己分析、志望先の分析をふまえ、自分の長所が的確に伝わる自己PR・志望理由書を書くことができる。自己分析、志望先の分析をふまえ、自分の長所が伝わる自己PR・志望理由書を書くことができる。自己分析、志望先の分析をせず、自分の長所が伝わる自己PR・志望理由書を書くことができない。
評価項目5ピア活動において有益な指摘ができる。ピア活動において指摘できる。ピア活動をしない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C-1 説明 閉じる
JABEE d-2 説明 閉じる
JABEE f 説明 閉じる
JABEE i 説明 閉じる

教育方法等

概要:
敬語の仕組みと、手紙・メールなど実用的な文章の書き方を学ぶ。
また、小論文および就職・進学に向けての書類の書き方を学ぶ。
授業の進め方・方法:
【授業方法】
講義および学生によるピア活動を中心として進める。
授業内で提出する文章は、例としてあげることがあるので、全体に公開することを前提に記すこと。

【学習方法】
教室で学ぶのみならず、学んだことを実生活の場において活用し、生涯にわたってつかえる知識として身につけること。
注意点:
【評価基準・評価方法】
中間試験(C-1)60%・小論文(C-1)25%・課題(C-1)10%・ピア活動参加状況5%で総合的に判断する。
総合成績60点以上を単位取得とする。
各授業項目および授業時間の配分は、学生の理解・習得の状況を確かめながら、変更することがあり得る。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
敬語(1)
授業の目的・進行方法を理解できる。
待遇表現について理解し、使い分けを説明できる。
2週 敬語(2) 人物/場面に応じた尊敬表現を用いることができる。
3週 敬語(3) 謙譲語の二種の違いを理解し、人物/場面に応じた表現を用いることができる。
4週 敬語(4) 尊敬語・謙譲語を駆使した表現ができる。
5週 メール文 メールの書式を理解し、メール文を作成できる。
6週 手紙文(1) 手紙の書式を理解し、手紙文を作成できる。
7週 手紙文(2) 書式にそって封筒・手紙文を清書できる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 小論文(1) 課題文を読解し、関連する情報について意見交換できる。
10週 小論文(2) 小論文の基本的な構成を理解し、自分の考えを書くことができる。
11週 小論文(3) ルーブリックにそって他者の小論文を適切に評価できる。
12週 自己分析 自分のこれまでを振り返り、自己分析できる。
13週 履歴書 履歴書の書き方を理解し、自己分析をもとに書くことができる。
14週 自己PR 自己分析をもとに、効果的な自己PRを書くことができる。
15週 志望理由書 志望先に対する理解を深め、志望理由書を書くことができる。
16週

評価割合

試験小論文課題ピア活動合計
総合評価割合6025105100
基礎的能力602510095
専門的能力00000
分野横断能力00055