日本語

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 日本語
科目番号 0090 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「時代を読み解く上級日本語(第3版)
担当教員 有瀬 尚子

到達目標

1.中級後期~上級段階の文型・語句を習得する。(B-1)
2.長文(新聞記事等)の内容を的確に把握できるようになる。(速読を含む)(B-1)
3.長文の内容について教師の質問に答えられるようになる。(B-1)
4.長文の内容に関連して自分の考えが記述できるようになる。(B-1)
5.長文の内容を自国の状況と比較して説明できるようになる。(B-1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1(達成目標1)本文中の文型・語句を使って、自由に短作文できる。本文中の文型・語句を使って、似た文章を作るできる。本文中の文型・語句を使って、自由に短作文できない。
評価項目2(達成目標2,3)本文の内容を的確に把握し、教師の質問にキーワードを使って答えることができる。本文の内容を把握し、教師の質問の箇所を理解し、答えることができる。本文の内容をが分からず、教師の質問に答えることができない。
評価項目3(達成目標4,5)本文の内容を自国の状況と比較して説明でき、それを長文にまとめることができる。本文の内容を自国の状況と比較して質疑応答でき、それを長文にまとめることができる。本文の内容を自国の状況と比較して質疑応答でき、それを長文にまとめることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B-1 説明 閉じる
JABEE a 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日本社会の現状について書かれた文章を題材として、日本語の語句の意味・用法を学習するとともに、読解力・発話力・作文力の向上を図る。
授業の進め方・方法:
予備知識:日本語中級前期までの文型・語句の知識
講義室:
授業形式:演習形式
学生が用意するもの:辞書、ノート、テキスト
注意点:
評価方法:宿題、授業態度、中間(前期および後期)・期末試験(前期および後期)、レポート(B-1)等で総合的に評価し、60点以上を合格とする。
自己学習の指針:テキストを中心として毎回授業の予習・復習に取り組み、積極的に質問してください。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション・2課 新しい結婚の形を考える
2週 2課 遠距離結婚
3週 4課 社内結婚、企業が後押し 企業の働きやすい環境づくりの取り組みについて知る。
4週
5週 9課 ノーマライゼーションの地域を作る 地域再生について考える
6週
7週 文学作品(1) 短編作品を一つ読み、日本理解を深める。
8週 文学作品(2)
2ndQ
9週 13課 「主権者教育」 主権者教育の意義と課題について考える。
10週
11週 14課 日本型雇用システム(1) 母国と日本の「雇用契約」について考える。
12週
13週 15課 日本型雇用システム(2) 母国と日本の「賃金制度」について考える。
14週
15週 期末試験
16週
後期
3rdQ
1週 8課 離れて暮らす親の見守り 高齢者を見守るための様々な取り組みについて知る。
2週
3週 18課 なぜコミュニケーション能力か 新卒一括採用でコミュニケーション能力が重視されがちな背景と課題について知る。
4週
5週 21課 AIは人間の仕事を奪うのか 人間にしかできない仕事とは何なのか、考える。
6週
7週 文学作品 短編作品を一つ読み、日本理解を深める。
8週 中間試験
4thQ
9週 22課 「ビッグデータ社会」 ビッグデータ解析の可能性と課題について考える。
10週
11週 23課 本当に「原発は安い」のか 原発に頼り続けることに理はあるのか、考える。
12週
13週 26課 人間のおごり 東日本大震災時から今までの科学に対する認識の変化をまとめる。
14週 総合練習 復習
15週 期末試験
16週

評価割合

授業態度中間・期末試験小テスト等小テスト・レポート・宿題等合計
総合評価割合40802060200
中間評価割合00000
基礎的能力04020060
分野横断的能力2000020
期末評価割合00000
基礎的能力040060100
分野横断的能力2000020