応用微生物学

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 応用微生物学
科目番号 0095 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 自作プリントなど
担当教員 山﨑 隆志

到達目標

・微生物の種類と特徴について理解できる。(A4)
・微生物の生体内成分について理解できる。(A4)
・微生物の増殖曲線・育種方法・培養方法について理解できる。(A4)
・反応速度、増殖速度パラメータを求めることができる。(A4)
・バイオプロセスについて理解できる(A4)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1微生物の種類と特徴、 生体内成分とその代謝経路を理解できる。微生物の種類と特徴、 生体内成分とその代謝経路をほとんど理解できる。微生物の種類と特徴、 生体内成分とその代謝経路を理解できない。
評価項目2微生物の増殖曲線・育種方法・培養方法について理解できる。微生物の増殖曲線・育種方法・培養方法についてほとんど理解できる。微生物の増殖曲線・育種方法・培養方法について理解できない。
評価項目3反応速度、増殖速度パラメータを求めることができ、バイオプロセスについて理解できる反応速度、増殖速度パラメータを求めることができ、バイオプロセスについてほとんど理解できる反応速度、増殖速度パラメータを求めることができない。バイオプロセスについて理解できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-4 説明 閉じる
JABEE b 説明 閉じる
JABEE d-1 説明 閉じる
JABEE e 説明 閉じる

教育方法等

概要:
微生物の構成成分や菌体の培養に関する知識を習得する。また、バイオプロセスの基礎知識を得る。11週の授業は、企業で酒造りにかかわる仕事をした者が担当する。
授業の進め方・方法:
授業の進め方:講義と演習と発表
評価方法:中間・定期試験(4回)80%、演習、レポートなど20%により評価し、60点以上を合格とする。
注意点:
自己学習の指針:この科目は学修単位科目のため,事前・事後学習が必要です。毎回の授業で自習課題を課すので、自習課題に取り組んでください。中間試験と定期試験前には、配付した資料、自習課題を理解できているようにしてください。授業内容を理解するとともに授業の内容把握の予習復習を行ってください。これらを合わせて授業時間と同じ程度の自主学習をお願いします。
オフィスアワー:月曜日の16:00~17:00
佐世保高専 教育目的2
JABEE対応学習・教育到達目標 A-4
JABEE基準1(2)   d-1

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 微生物の構成成分 微生物の構成成分について説明できる。
2週 タンパク質
タンパク質の特徴について説明できる。
3週 タンパク質 タンパク質の特徴について説明できる。
4週 核酸 核酸の構造と機能について説明できる 。
5週 糖の構造と機能について説明できる 。
6週 脂質 脂質の構造と機能について説明できる
7週 これまでのまとめ これまでの学習内容を理解する。
8週 中間試験 これまでの学習内容に関する問題を解ける。
2ndQ
9週 細胞の構造 微生物の分類 細胞の構造と微生物の分類について説明できる
10週 微生物の環境と栄養 微生物の環境と栄養について説明できる
11週 酒類の生産(大島酒造) 酒類の生産
12週 バイオプロセスの構成と微生物の培養技術と発酵プロセス
バイオプロセスとその構成、微生物の培養技術と発酵プロセスについて説明できる
13週 培養操作・装置と化学量論式 培養操作と装置について、また化学量論式を作ることが出来る
14週 増殖速度・増殖収率
増殖速度と増殖収率を求めることが出来る
15週 これまでのまとめ これまでの学習内容を理解する。
16週

評価割合

試験演習、レポートなど相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力0000000
専門的能力80200000100
分野横断的能力0000000