到達目標
1. タンパク質の構造、機能及びその生合成について説明できる。(A4)
2. 酵素の特性について説明できる。(A4)
3. 核酸の構造と機能を説明できる。(A4)
4. 糖の構造、機能、代謝について説明できる。(A4)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | タンパク質の機能及び生合成について充分に説明できる。 | タンパク質の機能及び生合成について概ね説明できる。 | タンパク質の機能及び生合成について説明できない。 |
評価項目2 | 酵素の反応速度論について充分に説明できる。 | 酵素の反応速度論について概ね説明できる。 | 酵素の反応速度論について説明できない。 |
評価項目3 | 核酸の構造及び機能について充分に説明できる。 | 核酸の構造及び機能について概ね説明できる。 | 核酸の構造及び機能について説明できない。 |
評価項目4 | 糖の構造、機能及び代謝ついて充分に説明できる。 | 糖の構造、機能及び代謝について概ね説明できる。 | 糖の構造、機能及び代謝について説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 A-3
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JABEE b
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JABEE d-2
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JABEE e
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教育方法等
概要:
生物化学 I で学習した生化学的基礎知識をの基礎を基にしてタンパク質、酵素、核酸、糖の機能及びその代謝について学び、より全体的な生物化学の理解を深める。
授業の進め方・方法:
予備知識:生物学や生化学 I 等で学習した事、化学全般の基礎知識
講義室:5C教室
授業形式:講義形式
学生が用意するもの:教科書、ノート、筆記具、英語の辞書
注意点:
評価方法:定期試験(中間と期末)80%及び課題20%で評価し、60点を合格とする。
自己学習の指針:予め、教科書を読んで概要を把握しておくこと。教科書及び配布資料等を参考にして、授業の整理を毎回行い、理解度確認を行うこと。
オフィスアワー:随時
*到達目標の()内の記号はJABEE学習・教育到達目標
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス、生化学的視点から捉えた生物のデザイン |
生命の定義について説明できる。
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2週 |
タンパク質の構造と機能(1) |
タンパク質の階層的構造について説明できる。
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3週 |
タンパク質の構造と機能(2) |
タンパク質の機能及びその分離方法、解析方法について説明できる。
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4週 |
酵素の反応速度論 |
酵素の特性及びその反応速度論について説明できる。
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5週 |
核酸の構造と機能及びDNAの複製・修復・組換え |
核酸の構造や機能、遺伝情報の維持について説明できる。
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6週 |
転写とRNAプロセシング |
遺伝子からRNAが合成される過程について説明できる。
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7週 |
翻訳と翻訳後修飾 |
タンパク質が合成される過程と機能を獲得するまでの流れを説明できる。
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8週 |
中間試験 |
1~7週までの学習内容に関する試験問題を解くことができる。
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2ndQ |
9週 |
単糖と多糖 |
糖の構造と生体内での役割について説明できる。
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10週 |
脂質と生体膜 |
脂質の構造と生体内での役割について説明できる。
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11週 |
糖代謝(1) |
解糖系と糖新生について説明できる。
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12週 |
糖代謝(2) |
クエン酸回路と電子伝達について説明できる。
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13週 |
脂質代謝 |
脂質分子の合成及び分解過程について説明できる。
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14週 |
アミノ酸とヌクレオチド代謝 |
アミノ酸及びヌクレオチドの代謝の全体像を理解し、説明できるすることができる。
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15週 |
シグナル伝達 |
シグナル伝達の意義及びその原理について説明できる。
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16週 |
期末試験 |
9~15週までの学習内容に関する試験問題を解くことができる。
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評価割合
| 試験 | 課題 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |