日本語と文学

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 日本語と文学
科目番号 0127 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 配布レジュメ/国語辞典
担当教員 大坪 舞

到達目標

1.日本語の歴史を学び、日本語の特性を理解している。(C1)
2.敬語を用いた文章を書くことができる。(C1)
3.ピア活動を通して、他者の意見を取り入れることができる。(C1)
4.自分の考えを口頭で伝えることができる。(C1)
5.自分の意見を文章で伝えることができる。(C1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本語の特性を理解し、場合に応じて正確に使い分けることができる。日本語の特性を理解し、場合に応じた使い分けを意識している。日本語の特性理解が不十分で、場合に応じて使い分けることができない。
評価項目2他者の意見を正確に理解し、自分の意見を伝えることができる。他者の意見をおおむね理解し、自分の意見を伝えることができる。他者の意見を正確に理解せず、自分の意見を伝えることができない。
評価項目3ピア活動を通じて、他者を説得できる文章を書くことができる。ピア活動を通じて、論理破綻の少ない文章を書くことができる。ピア活動をせず、他者に伝わる文章を書くことができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C-1 説明 閉じる
JABEE d-2 説明 閉じる
JABEE f 説明 閉じる
JABEE i 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日本語の特性を学び、文章表現能力を磨く。また、社会の諸問題について知見を深め、自らの意見を述べる。
授業の進め方・方法:
授業は教員からの問題提起と、学生同士でのピア活動を重視して進める。それぞれが受け身ではなく、主体的に討議することを求める。またBlackboad上での情報提供も行う。
注意点:
評価方法:レポート(C-1)1回、出席状況・活動状況・提出物(C-1)で総合的に判断する。評価基準はレポートが60%、その他が40%とし、総合成績60点以上を単位取得とする。各授業項目および授業時間の配分は、学生の理解・習得の状況を確かめながら、変更することがあり得る。
また、授業内で提出する文章は、全体に公開することを前提に記すこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
敬語(1)
授業の目的・進行方法を理解できる。
待遇表現について理解できる。
2週 敬語(2) 尊敬語について理解できる。
3週 敬語(3) 謙譲語・丁寧語について理解できる。
4週 敬語(4) 敬語の誤りなど、実作に則して理解できる。
5週 敬語(5) 文章中における敬語の敬意の対象を理解できる。
6週 レポート(1) テーマについて意見を出し合う。
7週 レポート(2) インターネットを用い情報収集をする
8週 レポート(3) 調べてきた情報をもとにグループ活動において意見を述べ合う。
2ndQ
9週 レポート(4) テーマを絞りこみ、目標を定める。
10週 レポート(5) 文章を組み立てる。
11週 レポート(6) パラグラフライティングについて知る。
12週 レポート(7) 引用の方法を学ぶ。
13週 レポート(8) 本文を完成させる。
14週 レポート(9) 相互評価を通して文章を客観的に評価する力を養う。
15週 レポート(10) 他者からの評価を反映させ、より説得的なレポートを完成させる。
16週

評価割合

レポート提出物・発表合計
総合評価割合000
基礎的能力60400
専門的能力000
分野横断的能力000