到達目標
1.産業成果の決定要因を供給サイドを中心に広域の視野から分析できる。(A3)
2.技術革新などの効率性を経済学的に分析できる。(A3)
3.技術の進歩によって生じた負の環境を把握し、経済学的要因を探り説明できる。また、そのような改善策を説明できる。(B2)
4.創り出された技術が実生活の中でどのような意味があるのか影響を与えるのか技術者倫理の観点からを理解し、説明することができる。(B2)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 需要曲線と供給曲線の説明ができ、完全競争市場の問題が解ける。 | 需要曲線と供給曲線の説明ができ、完全競争市場の問題がほとんど解ける。 | 需要曲線と供給曲線の説明がほとんどでき、完全競争市場の問題ができない。 |
評価項目2 | 環境税導入後の市場経済を図で説明でき、計算できる。 | 環境税導入後の市場経済を図で説明がほとんどでき、計算できる。 | 環境税導入後の市場経済を図で説明ができず、計算もできない。 |
評価項目3 | 環境に対する実際の政策や歴史的流れを説明できる。 | 環境に対する実際の政策や歴史的流れをほとんど説明できる。 | 環境に対する実際の政策や歴史的流れを説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 A-3
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学習・教育到達度目標 B-2
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JABEE a
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JABEE b
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JABEE d
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JABEE e
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教育方法等
概要:
経済に興味を持つように促し、意義や概念を理解し、技術者としての倫理観、組織との関係性、環境対策などを経済学的な視点から捉えられることを目的とする。
授業の進め方・方法:
予備知識:本科2年必修「政治経済」の(特に経済分野)内容および5年必修「技術者倫理」の内容を理解しておくこと。
講義室:専攻科講義室
授業形式:講義
学生が用意するもの:教科書、ノート、筆記用具
注意点:
評価方法:定期試験(A-3)(計1回)、出席状況、授業態度、レポート(B-2)で総合的に判断する。評価基準は、定期試験の成績が60%その他が40%とし、総合成績60点以上を単位取得とする。ただし、定期試験(A-3)、レポート(B-2)それぞれで60点以上を単位取得とする。
自己学習の指針:1.講義で取り扱う章を精読しておいてください。2.世の中にあふれている企業の問題を技術者の視点で捉え、考察してください。
オフィスアワー:火曜日16:00~17:00、木曜日16:00~17:00
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション 経済と環境 |
環境経済の視点と分析方法を説明できる。
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2週 |
外部性と市場の失敗1 |
需要曲線、供給曲線の理解と外部性を説明できる。
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3週 |
外部性と市場の失敗2 |
ピグー税、限界削減費用など説明できる。
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4週 |
汚染 |
大気汚染の現状を把握し、経済分析を説明できる。
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5週 |
地球温暖化1 |
地球温暖化の現状と取り組みを説明できる。
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6週 |
地球温暖化2 |
排出権取引や炭素税、クレジット制度などを説明できる。
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7週 |
エネルギー1 |
エネルギーの現状を説明できる。
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8週 |
エネルギー2 |
FITやRPS、様々な制度の説明ができる。
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2ndQ |
9週 |
廃棄物 |
廃棄物の現状とデポジット制など説明できる。
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10週 |
枯渇資源1 |
現状の枯渇資源や技術革新について説明できる。
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11週 |
枯渇資源2 |
枯渇資源の効率活用としての制度を説明できる。
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12週 |
再生可能資源1 |
再生可能資源の現状とその管理を説明できる。
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13週 |
再生可能資源2 |
資源の所有権とコモンズについて説明できる。
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14週 |
生物多様性 |
生物多様性の現状と様々な取り組みを説明できる。
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15週 |
企業と環境配慮 |
環境に対する企業の取り組みを説明できる。
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 発表 | 合計 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 40 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |