到達目標
1.流動、熱に関する性質、法則を説明できる。(A3)
2.移動現象の基礎式とその類似性を説明できる。(A3)
3.質量、熱、運動量の収支の関係をたてることができる。(A3)
4.収支の関係から各収支式を導くことができる。(A3)
5.式の簡略化、微分収支式の解き方を説明できる。(A3)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
(到達目標1,2) | 流動、熱に関する性質、法則を正確に説明でき、移動現象の基礎式とその類似性を正確に説明できる。 | 流動、熱に関する性質、法則および移動現象の基礎式とその類似性をほぼ説明できる。 | 流動、熱に関する性質、法則を説明できない。移動現象の基礎式とその類似性を説明できない。 |
評価項目2
(到達目標3,4) | 物質収支式、熱収支式を正確に導くことができる | 物質収支式、熱収支式の導き方を理解しており、ほぼ導くことができる。 | 物質収支式、熱収支式の導き方を理解していない。 |
評価項目3
(到達目標5) | 式の簡略化を正確にでき、微分収支式の解き方を説明できる。 | 式の簡略化、および微分収支式の解き方を理解している。 | 式の簡略化ができない。微分収支式の解き方を理解していない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 A-3
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JABEE b
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JABEE d
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JABEE e
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教育方法等
概要:
化学プロセスでは、運動量,熱,物質の移動を理解し、それらの関係から現象の解析や、スケールを決定する必要がある。この授業では運動量,熱,物質の移動、物質移動方程式・熱移動方程式の導出方法について解説し、装置設計や数値解法の概略を説明する。
授業の進め方・方法:
予備知識:これまでに学習した化学工学の知識。化学全般および物理化学の基礎知識。これまでの数学と物理学の内容をおおよそ理解しておくこと。
講義室:専攻科講義室
授業形式:座学と演習
学生が用意するもの:関数電卓、筆記用具、専用ノート
この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習としてレポートを実施します。
注意点:
評価方法:小テストおよび演習レポート、課題50%、期末試験50%により評価し、60点以上を合格とする。
自己学習の指針:講義を受ける前の予習と講義後の復習をしっかり行ってください。講義内で演習をする時間は限られますので、教科書の章末問題や参考書等で自主学習、演習に取り組んでください。この科目は学修単位科目のため、授業時間と同じ程度の自主学習、演習を行ってください。
オフィスアワー:月曜日16:00~17:00(教員室),金曜日 16:00~17:00(教員室)
※到達目標の( )内の記号はJABEE学習・教育到達目標
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
化学工学範囲の復習-流動- |
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2週 |
化学工学範囲の復習-伝熱- |
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3週 |
移動現象の基礎式 、移動現象の類似性 |
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4週 |
円管内層流の速度式の導出、小テスト1 |
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5週 |
収支と微分方程式、質量収支式の導出 |
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6週 |
座標系 、円柱座標系の質量収支式の導出 、小テスト2 |
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7週 |
熱移動方程式の導出 |
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8週 |
円柱座標系の熱移動方程式の導出 、小テスト3 |
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4thQ |
9週 |
式の変形、運動量収支式の変形 |
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10週 |
2成分系管型反応容器内の物質収支式 、小テスト4 |
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11週 |
移動現象の数値計算手法 |
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12週 |
移動現象の数値計算演習1 |
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13週 |
移動現象の数値計算演習2 |
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14週 |
移動現象の数値計算演習3 |
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15週 |
移動現象の数値計算演習4 |
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16週 |
後期期末試験 |
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評価割合
| 試験 | 小テスト・レポート・課題 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 50 | 50 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |