対外交渉史論

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 対外交渉史論
科目番号 0006 科目区分 一般 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 複合工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 加藤陽子著『戦争まで 歴史を決めた交渉と日本の失敗』(朝日出版社)
担当教員 堀江 潔

到達目標

1.満州事変前後の政府の政治・外交方針と社会の風潮、諸外国との関係について理解し、概略を説明できる。
2.満州事変から日中戦争に至る時期の政府の政治・外交方針と社会の風潮、諸外国との関係について理解し、概略を説明できる。
3.日米開戦い至る時期の政府の政治・外交方針と社会の風潮、諸外国との関係について理解し、概略を説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1満州事変前後の政府の政治・外交方針と社会の風潮、諸外国との関係について理解し、概略を説明できる。満州事変前後の政府の政治・外交方針と社会の風潮、諸外国との関係について理解し、概略をほとんど説明できる。満州事変前後の政府の政治・外交方針と社会の風潮、諸外国との関係について理解し、概略を説明できない。
評価項目2満州事変から日中戦争に至る時期の政府の政治・外交方針と社会の風潮、諸外国との関係について理解し、概略を説明できる。満州事変から日中戦争に至る時期の政府の政治・外交方針と社会の風潮、諸外国との関係について理解し、概略をほとんど説明できる。満州事変から日中戦争に至る時期の政府の政治・外交方針と社会の風潮、諸外国との関係について理解し、概略を説明できない。
評価項目3日米開戦に至る時期の政府の政治・外交方針と社会の風潮、諸外国との関係について理解し、概略を説明できる。日米開戦に至る時期の政府の政治・外交方針と社会の風潮、諸外国との関係について理解し、概略をほとんど説明できる。日米開戦に至る時期の政府の政治・外交方針と社会の風潮、諸外国との関係について理解し、概略を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本と諸外国との間における、外交、戦争、貿易等を通じた対外交渉の歴史について、学生による口頭発表・質疑応答、課題レポート作成を通じ、論理的理解を深めていくことを目的とする。
授業の進め方・方法:
予備知識:2・3年の「歴史」授業で学習した内容。
講義室:専攻科AV教室。
授業形式:学生による発表・質疑応答を授業の中心とし、教員が補足的に説明を行う。
学生が用意するもの:教科書、配布プリント、筆記用具。
注意点:
自己学習の指針:①2・3年次に履修した歴史の内容について復習しておくこと。
           ②新聞・テレビ等を通じて、近代史について興味・関心を高めておくこと。
           ③口頭発表や課題論文提出に向け、発表準備や予備調査などで授業時間と同じ時間の自学を心掛けること。
オフィスアワー:水曜日16:00~17:00、木曜日16:00~17:00
※受講学生の多寡等により、授業形態・授業内容の一部を変更する場合がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業概要説明と発表割り振り 学習目標や授業方法、評価方法について理解できる。
2週 戦争と政治・外交 戦争を学ぶ意味について理解し、概略を説明できる。
3週 日中外交の歴史 戦争を学ぶ意味について理解し、概略を説明できる。
4週 満州事変 満州事変前後の政府の政治・外交方針と社会の風潮、諸外国との関係について理解し、概略を説明できる。
5週 満州国の成立 満州事変前後の政府の政治・外交方針と社会の風潮、諸外国との関係について理解し、概略を説明できる。
6週 リットン報告書 満州事変前後の政府の政治・外交方針と社会の風潮、諸外国との関係について理解し、概略を説明できる。
7週 校外巡検 校外巡検の意義・目的を理解し、レポートにまとめることができる。
8週 日独伊三国軍事同盟の背景 満州事変から日中戦争に至るの政府の政治・外交方針と社会の風潮、諸外国との関係について理解し、概略を説明できる。
4thQ
9週 日独伊三国軍事同盟の締結 満州事変から日中戦争に至るの政府の政治・外交方針と社会の風潮、諸外国との関係について理解し、概略を説明できる。
10週 大東亜共栄圏 満州事変から日中戦争に至るの政府の政治・外交方針と社会の風潮、諸外国との関係について理解し、概略を説明できる。
11週 ハル・ノート 日米開戦に至る政府の政治・外交方針と社会の風潮、諸外国との関係について理解し、概略を説明できる。
12週 日中戦争 日米開戦に至る政府の政治・外交方針と社会の風潮、諸外国との関係について理解し、概略を説明できる。
13週 日米開戦 日米開戦に至る政府の政治・外交方針と社会の風潮、諸外国との関係について理解し、概略を説明できる。
14週 敗戦と憲法 敗戦後の政府の政治・外交方針と社会の風潮、諸外国との関係について理解し、概略を説明できる。
15週 まとめ 授業全体の意味について理解し、その概略を説明できる。
16週

評価割合

発表質疑応答授業時レポート課題論文合計
総合評価割合30151540100
基礎的能力30151540100
専門的能力00000
分野横断的能力00000