到達目標
1.国際協力・国際理解を進めていくためには,国家や人種や民族・宗教・その他の文化的な差異を乗り越え,お互いの多様性を
認め,尊重し合うことが重要であることを理解できる。
2.「世界人権宣言」に掲げられているような基本的人権の国際的保障は,普遍的な原理であり,国際協力・国際理解,また世界の
平和の維持に重要であることを理解できる。
3.与えられた条件に相応しいテーマを自ら設定し,これについて調べ,発表することができる
4.他者の発表を聴講し,お互いの理解を深めることにつながるような質問をすることができる。
5.質問者からの発言を正しく理解し,これに受け答えすることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
到達目標1,2 | 到達目標1,2の内容をしっかり理解できる | 到達目標1,2の内容を概ね理解できる | 到達目標1,2の内容を理解できない |
評価項目2
到達目標3 | 適切なテーマを設定し,聴講学生の知識や理解力をの向上に資する説得力のある発表ができる | テーマを設定し,聴講学生の知識の向上に資する発表ができる | 聴講学生の知識の向上に資する発表ができない |
評価項目3
到達目標4,5 | 適切な質疑応答ができる | 質疑応答ができる | 適切な質疑応答ができない |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 B-1
説明
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JABEE a
説明
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教育方法等
概要:
国際社会が抱える貧困・環境・人権などの問題,国家間の安全保障や民族・宗教問題等に根差す地域紛争について問題,様々な国家間の問題を解決するための組織や取り組み,これらの理解を深めるために,受講生自らが適切なテーマを選定し,これについて発表を行う。この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習としてレポートの提出を実施します。
授業の進め方・方法:
各自で,授業内容に沿う適切なテーマを決め,受講者全員の問題意識を高め,知識を深めることに資するような発表を行う。さらに聴講者との間で質疑応答を行う。指定された期日までに,発表内容や疑問点,この問題にどう考えるかなどをまとめた評価レポートを提出する。
注意点:
自己学習の指針:新聞,テレビ,雑誌等のニュース,特に国際問題に関わることに日頃から関心を持っておくこと。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
国際協力論で何を学ぶか |
学習目標や授業方法について理解できる
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2週 |
植民地支配や人種差別からの解放 |
人権の国際的保障を獲得してきた歴史的背景を理解できる
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3週 |
先人達の異文化交流の事例と意義 |
中世ヨーロッパとイスラム世界の交流の事例を理解できる
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4週 |
途上国への国際協力 |
インドに対する国際協力の事例(農村地域開発)を理解する
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5週 |
先人達国際交流の事例と意義 |
戦後の日本と周辺諸国との関係修復の事例を理解できる
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6週 |
学生による発表と質疑応答 #1 |
テーマに沿った内容の発表と質疑応答ができる
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7週 |
学生による発表と質疑応答 #2 |
テーマに沿った内容の発表と質疑応答ができる
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8週 |
学生による発表と質疑応答 #3 |
テーマに沿った内容の発表と質疑応答ができる
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4thQ |
9週 |
学生による発表と質疑応答 #4 |
テーマに沿った内容の発表と質疑応答ができる
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10週 |
学生による発表と質疑応答 #5 |
テーマに沿った内容の発表と質疑応答ができる
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11週 |
学生による発表と質疑応答 #6 |
テーマに沿った内容の発表と質疑応答ができる
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12週 |
学生による発表と質疑応答 #7 |
テーマに沿った内容の発表と質疑応答ができる
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13週 |
学生による発表と質疑応答 #8 |
テーマに沿った内容の発表と質疑応答ができる
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14週 |
学生による発表と質疑応答 #9
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テーマに沿った内容の発表と質疑応答ができる
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15週 |
総合討論 |
これまでの発表をとりまとめたディスカッションができる
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16週 |
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評価割合
| 発表 | 質疑応答 | 評価レポート | 総括レポート | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 20 | 40 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 20 | 40 | 10 | 100 |