日本語表現法

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 日本語表現法
科目番号 0014 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 複合工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 配布レジュメ
担当教員 大坪 舞

到達目標

1 現代における科学の問題について、課題文を理解し説明できる。(C-1)
2 社会における自分の研究について、問題点を挙げることができる。(C-1)
3 目的に沿って情報を収集し、整理できる。
4 適切な文体で文章を書くことができる。(C-1)
5 ピア活動において指摘できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1現代における科学の問題について事例を踏まえて適切に説明できる。現代における科学の問題について課題文を理解し説明できる。現代における科学の問題について説明できない。
評価項目2社会における自分の研究について、問題点を整理できる。社会における自分の研究について、問題点を挙げることができる。社会における自分の研究について、問題点を挙げることができない。
評価項目3目的に沿って信頼性の高い情報を収集し、整理できる。目的に沿って情報を収集し、整理できる。目的に沿って情報を収集できない。
評価項目4適切な文体で説得的に文章を書くことができる。適切な文体で文章を書くことができる。適切な文体で文章を書くことができない。
評価項目5ピア活動において有益な指摘ができる。ピア活動において指摘できる。ピア活動をしない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C-1 説明 閉じる
JABEE d-2 説明 閉じる
JABEE f 説明 閉じる
JABEE i 説明 閉じる

教育方法等

概要:
アカデミックな場における論理的な文章の書き方を学ぶ。
現代の科学の問題をとらえ、自らの研究と関連させて考察し、意見文・レポートで説明する。
授業の進め方・方法:
【授業方法】
学生によるピア活動を基本とする。
授業内で提出する文章は、例としてあげることがあるので、全体に公開することを前提に記すこと。

【学習方法】
探究心を持ち、納得できるまで調べること。
考え方の異なる他者を説得できるよう、多角的な視点から検討すること。
注意点:
【評価基準・評価方法】
レポート(C-1)70%・意見文(C-1)20%、ピア活動参加状況(C-1)10%で総合的に判断する。
総合成績60点以上を単位取得とする。
各授業項目および授業時間の配分は、学生の理解・習得の状況を確かめながら、変更することがあり得る。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
課題文読解(1)
授業の目的・進行方法を理解できる。
現代の科学の問題について書かれた文章を読み取り、グループで共有できる。
2週 課題文読解(2) 現代の科学の問題について書かれた文章をもとに、関連する情報を収集できる。
3週 課題文読解(3) 現代の科学の問題について書かれた文章に則して調べた内容を整理し、説明できる。
4週 意見文(1) 事実と意見の違いを理解できる。
5週 意見文(2) 書き言葉のルールをふまえ、意見文を書くことができる。
6週 意見文(3) 他者の意見文を読み、的確に評価できる。
7週 工学研究と社会(1) 自分の研究の社会における位置づけと問題点を整理できる。
8週 工学研究と社会(2) 自分の研究の社会における位置づけと問題点関する情報を収集できる。
2ndQ
9週 レポート(1)目標規定 情報を整理し、レポートのテーマを規定する。
10週 レポート(2)文章構成 文章構成の大枠・文章展開のパターンを理解し、アウトラインをつくることができる。
11週 レポート(3)パラグラフライティング 主張+根拠型パラグラフの構成要素を抑えながら書くことができる。
12週 レポート(4)引用 調べた情報を適切に引用することができる。
13週 レポート(5)文章点検 他者のレポートを読み、文章点検できる。
14週 レポート(6)相互評価 他者のレポートを読み、適切に評価できる。
15週 レポート(7)最終提出 他者評価をふまえ、提出レポートを完成できる。
16週 レポート返却

評価割合

試験課題作文ピア活動合計
総合評価割合702010100
基礎的能力7020090
専門的能力0000
分野横断的能力001010