社会福祉論

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 社会福祉論
科目番号 0019 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 複合工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 『社会福祉学習双書2018 社会福祉概論Ⅰ』
担当教員 藤島 法仁

到達目標

1.社会福祉の発展について説明できる。(B2)                                                   2.社会福祉の現代的課題について説明できる。(B2)                                                  3.社会福祉の理念と枠組みについて説明できる。(B2)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本の社会福祉の発展について他国との違いも説明できる。日本の社会福祉の発展について説明できる。日本の社会福祉の発展について説明できない。
評価項目2社会福祉の現代的課題について背景要因も説明できる。社会福祉の現代的課題について説明できる。社会福祉の現代的課題について説明できない。
評価項目3社会福祉の理念と枠組みについて説明できる。社会福祉の理念と枠組みについてほとんど説明できる。社会福祉の理念と枠組みについて説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B-2 説明 閉じる
JABEE a 説明 閉じる
JABEE b 説明 閉じる

教育方法等

概要:
社会福祉は国民の生活を支える制度、サービスです。社会福祉はどのような歴史的変遷を経て現在に至っているのか。また、現代的な課題は何か。そして、実際の理念と枠組みはどのようなものか。生活に密接に関連する社会福祉について理解を深めます。
授業の進め方・方法:
毎回、レジメを配布します。授業はレジメに沿って展開しますが、適宜グループワークを取り入れて意見交換とまとめを行います。
注意点:
・評価方法:試験100%(B2)
・新聞の切り抜きや行政資料も適宜配布します。そのため、レジメとプリントを綴じるファイルを用意してください。
・教科書の内容把握のため予習・復習を行ってください。予習範囲は予告します。
・授業では意見を求めることが多くあります。積極的に発言することを歓迎します。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 日本の社会福祉の発展 近代社会と社会福祉 社会福祉の近代の歴史(1945年まで)について理解できる。
2週 日本の社会福祉の発展 現代社会と社会福祉 社会福祉の現代の発展(1945年以降)について理解できる。
3週 欧米における福祉制度の歴史 イギリスにおける福祉制度の歴史について理解できる。
4週 福祉政策の国際比較 家族政策 日本の家族政策の特徴を国際比較の視点から理解できる。
5週 福祉政策の国際比較 保健医療制度 日本の保健医療制度の特徴を国際比較の視点から理解できる。
6週 福祉政策の国際比較 介護保険制度 日本の介護保険制度の特徴を国際比較の視点から理解できる。
7週 社会福祉の現代的課題 日本の社会システムの特徴 日本の社会システムの特徴について雇用、人口構成、家族の点から理解できる。
8週 社会福祉の現代的課題 福祉政策と社会問題 日本の社会福祉の現代的課題について理解できる。
4thQ
9週 社会福祉の理念と枠組み 福祉の原理 福祉の原理について理解できる。
10週 社会福祉の理念と枠組み 社会福祉の理念 社会福祉の理念について理解できる。
11週 社会福祉の理念と枠組み 社会福祉のニーズと資源 福祉サービスのニーズ、需要、供給について理解できる。
12週 社会福祉の理念と枠組み 福祉サービスの供給システム 福祉サービスの供給システムについて理解できる。
13週 社会福祉の理念と枠組み 福祉サービスの利用過程と利用者負担 福祉サービスの利用と負担について理解できる。
14週 社会福祉の理念と枠組み 福祉ミックス論 福祉多元主義と福祉ミックス論について理解できる。
15週 まとめ 学習を振り返り、不足部分の理解度が深められる。
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000