到達目標
1.電気通信における法令(電気通信事業法,有線電気通信法,電波法)の大要が説明できる。
2.代表的な空中線の構造と動作原理,特長などが説明できる。
3.電波伝搬と各種伝搬様式に伴うフェージングの概要が説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
(到達目標1) | 電気通信における法令(電気通信事業法,有線電気通信法,電波法)の大要及び関連規則が説明できる。 | 電気通信における法令(電気通信事業法,有線電気通信法,電波法)の大要がほとんど説明できる。 | 電気通信における法令(電気通信事業法,有線電気通信法,電波法の大要が説明できない。 |
評価項目2
(到達目標2) | 代表的な空中線の構造と動作原理,特長などが説明できる。 | 代表的な空中線の構造と動作原理,特長などを、ほとんど説明できる。 | 代表的な空中線の構造と動作原理,特長が説明できない。 |
評価項目3
(到達目標3) | 電波伝搬と各種伝搬様式に伴うフェージングの概要が説明できる。 | 電波伝搬と各種伝搬様式に伴うフェージングの概要がほとんど説明できる。 | 電波伝搬と各種伝搬様式に伴うフェージングの概要が説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
電気通信における法令(電気通信事業法,有線電気通信法,電波法等)の大要,及び,無線通信における空中線と電波伝搬の概要について学ぶ。
授業の進め方・方法:
割当てられた発表の評価(20%)と各項目ごとのレポートを1通あたり10点満点で評価して全レポートの平均点を10倍した数値を評価点(80%)とし,60点以上を合格とする。
注意点:
「第1級陸上無線技術士」及び「電気通信主任技術者」国家試験に対応できるよう努力する。また、これらの資格の受験を奨励する。
自己学習時間は,授業ごとに2時間以上を確保することが望ましい.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
授業の概要(説明)、及び、情報通信系の法令の体系 |
授業の概要と進め方について理解する。情報通信系の法令の体系について説明できる。
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2週 |
電気通信事業法及びこれに基づく命令の大要(1) |
電気通信事業法及びこれに基づく命令の大要について説明できる。
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3週 |
電気通信事業法及びこれに基づく命令の大要(2) |
電気通信事業法及びこれに基づく命令の大要について説明できる。
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4週 |
有線電気通信法及びこれに基づく命令の大要(1) |
有線電気通信法及びこれに基づく命令の大要について説明できる。
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5週 |
有線電気通信法及びこれに基づく命令の大要(2) |
有線電気通信法及びこれに基づく命令の大要について説明できる。
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6週 |
電波法及びこれに基づく命令の大要(1) |
電波法及びこれに基づく命令の大要について説明できる。
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7週 |
電波法及びこれに基づく命令の大要(2) |
電波法及びこれに基づく命令の大要について説明できる。
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8週 |
法令関係のまとめ(演習) |
学習してきた法令について、各法令の内容を要約できる。
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4thQ |
9週 |
空中線の概要(基本諸量・線状アンテナ) |
空中線の概要(基本諸量・線状アンテナ)について説明できる。
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10週 |
空中線の概要(開口面アンテナ) |
空中線の概要(開口面アンテナ)について説明できる。
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11週 |
自由空間中における電波伝搬(フリスの伝達公式) |
自由空間中における電波伝搬(フリスの伝達公式)について説明でき、基本的な諸量の計算ができる。
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12週 |
地上波伝搬(地表波,直接波,大地反射波,回折波) |
地上波伝搬(地表波,直接波,大地反射波,回折波)について説明できる。
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13週 |
対流圏伝搬(M曲線と大気中の伝搬通路) |
対流圏伝搬(M曲線と大気中の伝搬通路)について説明できる。
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14週 |
電離層伝搬(電離層反射波を用いたHF帯の通信) |
電離層伝搬(電離層反射波を用いたHF帯の通信)について説明できる。
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15週 |
伝搬様式に伴う各種フェージングの概要 |
伝搬様式に伴う各種フェージングの概要について説明できる。
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16週 |
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評価割合
| レポート | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |