総合創造演習

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 総合創造演習
科目番号 0041 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 複合工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 福田 孝之,森田 英俊,川崎 仁晴,坂口 彰浩,渡辺 哲也

到達目標

1.マイコンの基本的な動作原理、及び、蓄電池に関する原理を理解し製作できる。(D2)
2.課題に対して、自らの専門知識を活かして創造的に対応・解決できる。(D3)
3.グループ作業において、連携・協調して製作を行うことができる。(E3)
4.発表内容について積極的に議論でき、論理的な発表が行える。(E2)
5.他分野の領域に対して実践的に理解を深めることができる。(D3)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 (到達目標1)演習課題の問題点を把握でき、製作できる。演習課題の問題点を把握でき、ほとんど製作できる。演習課題の問題点を把握できず、製作できない。
評価項目2 (到達目標2,5)複数の解決策を提案でき,その中から適切な方法を選択できる。解決策を提案できる。解決策を提案できない。
評価項目3 (到達目標3)チームで積極的に協調して課題に取り組める。チームとしてある程度協調して課題に取り組める。チームとして協調して課題に取り組めない。
評価項目4 (到達目標4)チーム内で積極定な議論ができ、論理的な発表が行える。チーム内である程度議論ができ、発表が行える。チーム内で議論できず、論理的な発表ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 D-2 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 D-3 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 E-2 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 E-3 説明 閉じる
JABEE d-3 説明 閉じる
JABEE e 説明 閉じる
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教育方法等

概要:
専門分野の違うメンバ-で構成されたグル-プにわかれ,課題テ-マに対応した自律型ロボットをマイコンをシステムの中心において構想・設計・部品手配・コスト計算・製作・発表までを行う。
授業の進め方・方法:
予備知識:自らの専門分野の知識を他分野の学生に説明でき、また、課題解決のために必要な自らの専門分野の知識を生かせるように、本科で習得した自らの専門知識を再確認すること。また、C言語を用いた簡単なプログラムができること。
講義室:多目的教室,電子制御工学科B棟実験室,物質工学科実験室
授業形式:講義と演習
学生が用意するもの:ノートパソコン
注意点:
評価方法:マイコンと蓄電池の製作の取り組み(20%:D-2)、課題の製作に関する取組(20%:D-3)、発表会(30%:E-2)、全体取り組みについての報告書(30%:E-3)で評価し、それぞれの項目で60点以上、かつ、全体として60点以上を合格とする。
自己学習の指針:ロボットの製作に応用できるよう,各専門分野の講義内容を理解しておくこと。
オフィスアワー:担当教員の各部屋に掲示してあるオフィスアワーを確認ください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・安全教育・マイコン演習(ディジタル出力) ディジタル出力に関する基本的なプログラムと回路作成ができる。
2週 マイコン演習(ディジタル入力・アナログ入力) ディジタル入力・アナログ入力に関する基本的なプログラムと回路作成ができる。
3週 マイコン演習(PWM出力、ライントレース) PWM出力・ライントレースに関する基本的なプログラムと回路作成ができる。
4週 電池製作 各種電池の原理を説明でき、電池を製作することができる。
5週 マイコンカー&電池製作 課題を満足するマイコンカー及び電池を製作できる。
6週 マイコンカー&電池製作 課題を満足するマイコンカー及び電池を製作できる。
7週 マイコンカー&電池製作 課題を満足するマイコンカー及び電池を製作できる。
8週 マイコンカー&電池製作 課題を満足するマイコンカー及び電池を製作できる。
2ndQ
9週 マイコンカー&電池製作 課題を満足するマイコンカー及び電池を製作できる。
10週 マイコンカー&電池製作 課題を満足するマイコンカー及び電池を製作できる。
11週 マイコンカー&電池製作 課題を満足するマイコンカー及び電池を製作できる。
12週 マイコンカー&電池製作 課題を満足するマイコンカー及び電池を製作できる。
13週 マイコンカー&電池製作 課題を満足するマイコンカー及び電池を製作できる。
14週 マイコンカー&電池製作 課題を満足するマイコンカー及び電池を製作できる。
15週 発表会,まとめレポート作成 製作物についてのプレゼンが行える。まとめレポートを記述できる。
16週

評価割合

マイコン&電池課題製作発表会まとめ合計
総合評価割合2020303000100
基礎的能力1010000020
専門的能力1010000020
分野横断的能力0030300060