到達目標
1.タンパク質と核酸の構造について説明できる。(A1)
2.生体高分子の構造解析について説明できる。(A1)
3.コンピューターを利用した解析について説明できる。(A1)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1(到達目標1) | タンパク質と核酸の構造について立体構造を用いて説明できる | タンパク質と核酸の構造についてほとんど説明できる | タンパク質と核酸の構造について説明できない |
評価項目2(到達目標2) | 生体高分子の構造解析についてX線結晶構造解析法とNMR法を用いて説明できる | 生体高分子の構造解析についてほとんど説明できる | 生体高分子の構造解析について説明できない |
評価項目3(到達目標3) | コンピュータを利用した解析が説明できる | コンピュータを利用した解析がほとんど説明できる | コンピュータを利用した解析が説明できない |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 A-1
説明
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JABEE c
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教育方法等
概要:
生体高分子の構造についてまなび,その構造が生命機能に及ぼす重要性について理解する。
授業の進め方・方法:
予備知識:生物および化学の基礎知識があること。
講義室:物質工学科棟ゼミ室
授業形態:講義と演習
学生が用意するもの:教科書,ノート,パソコン
注意点:
評価方法:試験(中間、定期)80%,演習(レポートや発表)20%により評価し、60点以上を合格とする。
自己学習の指針:事前学習,事後学習として講義時間の2倍以上の自己学習時間を確保すること(課題、試験のための学習時間を含む)。この科目は学修単位のため、事前・事後学習としてレポートやオンラインテストを実施します。
オフィスアワー:随時
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
構造生物学について |
構造生物学について理解できる。
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2週 |
タンパク質の基本構造 |
タンパク質を構成するアミノ酸の構造と性質について説明できる。
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3週 |
タンパク質の一次構造と二次構造 |
タンパク質の一次構造と二次構造について説明できる。
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4週 |
タンパク質の三次構造と四次構造 |
タンパク質の三次構造と四次構造について説明できる。
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5週 |
酵素の構造と機能および機能制御 |
アロステリック酵素について説明できる。
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6週 |
DNAとRNAの基本構造 |
DNAとRNAの基本構造について説明できる。
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7週 |
RNA構造の多様性 |
RNAの二次構造について説明できる。
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8週 |
中間試験 |
これまでの内容に関する問題を解くことができる。
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2ndQ |
9週 |
RNA酵素の構造と機能 |
イントロンとリボソームについて説明できる。
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10週 |
核酸と他の分子との相互作用 |
核酸と他の分子との相互作用について説明できる。
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11週 |
タンパク質の構造解析 X線結晶構造解析法 |
X線結晶構造解析によるタンパク質の構造解析について説明できる。
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12週 |
タンパク質の構造解析 NMR法 |
NMR法によるタンパク質の構造解析について説明できる。
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13週 |
コンピュータを利用した解析 二次構造の予測 |
コンピュータを利用した二次構造の予測ができる。
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14週 |
コンピュータを利用した解析 立体構造の解析 |
コンピュータを利用した立体構造の予測ができる。
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15週 |
コンピュータを利用したシミュレーション |
コンピュータを利用して相互作用の解析ができる。
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16週 |
前期定期試験 |
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評価割合
| 試験 | 演習 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |