科学英語文献ゼミ

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 科学英語文献ゼミ
科目番号 0069 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 複合工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 なし(各自で選択した論文)
担当教員 貞弘 晃宜,猪原 武士,野尻 能弘

到達目標

1. 研究遂行にあたって適切な文献の検索・取得ができる。(C-4)
2. 機械工学に関連する英語文献を読むことができる。(C-4)
3. 英語文献の内容を説明することができる。(C-4)
4. 論文の内容を理解するためのディスカッションができる。(C-4)
5. 英語文献の内容を把握することができる。(C-4)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 (到達目標1)選択基準に合致する論文を選択した。選択基準に完全には合致しないものの、何らかの価値をもつ論文を選択した。期日までに適当な論文を検索・取得できなかった。
評価項目2 (到達目標2)英語表現の意味で、文章の理解ができている。英語表現の意味で、全体的には文献を理解できている。英語表現の意味で、理解ができていない。
評価項目3 (到達目標3)文献の全ての内容を日本語で他者に説明できる。理解した部分の内容を日本語で他者に説明できる。日本語で内容の説明ができない。
評価項目4 (到達目標4)他者の発表を聞いて、理解を深めるために、適切なディスカッションができる。 他者の発表を聞いて、ディスカッションに参加できる。ディスカッションができない。または参加しない。
評価項目5 (到達目標5)自己の発表においては、評価項目2, 3, 4 が総合的に優れている場合。 他者の発表においては、評価項目4に加えて、理解程度を示す小レポートの解答が適切である場合。自己の発表においては、評価項目2,3,4が適切なレベルである場合。 他者の発表においては、評価項目4に加えて、理解程度を示す小レポートの解答に大きく齟齬がない場合。自己発表においては、理解が不足し説明ができず、ディスカッションに対する解答ができない場合。 他者の発表においては、評価項目4に加えて、理解程度を示す小レポートの記述に大きな誤りがあったり、無記入である場合。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
英語研究文献の検索・取得方法を学び、その実践として、自分が取り組んでいる特別研究の内容に関連する英語文献を取得し、輪講形式で発表後ディスカッションを行う。授業を通して文献の検索能力、内容の理解力、コミュニケーション力、プレゼンテーション力を養う。
授業の進め方・方法:
1週目にどのような文献が優れた文献かを講義し、それをもとに文献を検索する方法について学ぶ。2週目以降は輪講方式で、担当者が選択した文献の内容を説明をし、ディスカッションを行うことで、担当者以外は紹介された文献の理解に勤める。
予備知識:(1)基礎的な専門用語および機械工学に関する基礎知識。(2)これまで学習してきた英語に関する知識。
講義室:専攻科ゼミ室(予定)
授業形式:輪講
学生が用意するもの:英和/和英辞書(電子辞書可)
注意点:
評価方法:下記評価割合により 60点以上を合格とする。
自己学習の指針:初回に説明する文献検索・取得方法に沿って、各自で文献を検索・取得するが、これは慣れるまでは非常に時間のかかる作業であるため、その旨覚悟した上で早め早めに取りかかること。
オフィスアワー:木曜日の16:00-17:00

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 概要説明, 文献検索の仕方 文献検索の方法を理解する。
2週 英語文献の内容説明, 討論 第2週以降は発表者においては、ルーブリックの全評価項目、それ以外は、評価項目2-5 を目標とする。
3週 英語文献の内容説明, 討論 同上
4週 英語文献の内容説明, 討論 同上
5週 英語文献の内容説明, 討論 同上
6週 英語文献の内容説明, 討論 同上
7週 英語文献の内容説明, 討論 同上
8週 英語文献の内容説明, 討論 同上
4thQ
9週 英語文献の内容説明, 討論 同上
10週 英語文献の内容説明, 討論 同上
11週 英語文献の内容説明, 討論 同上
12週 英語文献の内容説明, 討論 同上
13週 英語文献の内容説明, 討論 同上
14週 英語文献の内容説明, 討論 同上
15週 英語文献の内容説明, 討論 同上
16週

評価割合

検索力発表小レポートディスカッション合計
総合評価割合20302030100
基礎的能力00000
専門的能力20302030100
分野横断的能力00000