| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
円運動および,慣性力,万有引力について関係式を記述できる. | 等速でない円運動や一般の曲線上の運動においても円運動で学んだ考え方を応用できる.
ケプラーの第2法則が中心力と関係している事,ケプラーの第3法則から万有引力の逆2乗則を導く事ができる.
並進,回転運動の慣性力を用いた運動方程式が作れる. | 円運動する物体の位置,速度,加速度について,半径,角速度,周期との関連を理解する.
ケプラーの3法則を知り,万有引力の法則を用いて簡単な場合の運動方程式を記述できる.
並進運動,回転運動における慣性力をもちいた力のつり合いの問題が解ける. | 円運動する物体の位置,速度,加速度について,半径,角速度,周期との関連が理解できない.
万有引力の法則を用いて簡単な場合の運動方程式を記述できない.
並進運動,回転運動における慣性力を記述できない. |
熱力学の基礎を理解し,関係式を記述できる. | 標準的到達レベルはもとより,熱力学の第1法則を用いたやや複雑な問題を解く事ができる.
モル比熱を使った問題を解く事ができる. | 熱容量,比熱の概念が理解でき,計算できる.
熱力学の第1法則を理解でき,熱,内部エネルギー,気体のする仕事を用いて等圧変化,定積変化,等温変化,断熱変化の問題を解く事ができる.
気体の分子運動論を理解できる.
熱機関の効率について計算できる. | 熱容量,比熱の概念が理解できない.
熱力学の第1法則を理解できない.
気体の分子運動論を理解できない.
熱機関の効率について計算できない. |
一次元の波動の式,一般的な波の性質を理解できる.音,光についての性質を理解できる. | 一次元の波動の式から位相と媒質の変位の関係を記述できる.
縦波の横波表現が記述できる.
定常波について重ね合わせの原理や干渉と合わせて記述できる.
音について,ドップラー効果が,気柱の共鳴が作図でき,計算できる.
光について,光路長を用いた複雑な干渉の計算ができる. | 一次元の波動の式を読み解き,振幅,振動数,波長,初期位相などを理解できる.
縦波,横波の概念が理解できる.
定常波について理解できる.
音について,ドップラー効果が,気柱の共鳴が理解でき,計算できる.
光について,反射,屈折が作図でき,屈折率を計算できる. | 一次元の波動の式が記述できない.
定常波が理解できない.
音のドップラー効果が理解できない.
光の反射,屈折,回折が理解できない. |