到達目標
ホームルーム活動を通じてより良い自己とクラスの実現に向けて能動的に努力する姿勢と行動力を身に付けることが目標である.
到達目標は,下記を設定する.
1. 集団活動:クラス目標や計画立案・共同生活における集団づくりや,学校行事および学生会行事における集団活動への積極的姿勢と行動力
2. 個人研鑽:視野の拡大(他者の話の傾聴,職業観や校外見学など),勉強とクラブ活動,交通道徳,先生と学生,青年期の諸問題など望ましい生き方に関すること,将来目標の設定
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
出席状況 | ほとんどのホームルーム活動に参加している | ホームルーム活動に出席しないことが稀である | ホームルームの活動に著しく出席していない |
活動ー集団活動 | ホームルーム内での集団づくりや活動において主体的かつ積極的に参加している | ホームルーム内での集団づくりや活動に参加している | ホームルーム内での集団づくりや活動に参加できない |
活動ー個人研鑽 | 自身の将来や人として望ましい生き方について考えることができ,実際に行動に移すことができる. | 自身の将来や人として望ましい生き方について考えることができる. | 自身の将来や人として望ましい生き方について考えることができない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
高専では,授業科目の他に特別活動の実施があります.特別活動は,全学年を対象にした各種行事(学生会活動を含む)と1年から3年までの学生を対象にしたホームルームの二つに分けられます.
全学年を対象にした特別活動は,入学式,卒業式,始業式,終業式,全校集会,学生会活動(対面式,クラブ紹介,クラスマッチ,電波祭およびその準備等).
本シラバスでは,ホームルームに関する内容について主に記載する.
授業の進め方・方法:
ホームルームは,週1回,授業時間割の中で実施され,次に示すような内容を取り上げる.
1. 学年別共通テーマ:ホームルームの計画立案,学校行事および学生会行事に関すること,休業中の反省と新年の豊富
2. ホームルームとしての共同生活に関すること:ホームルーム内の集団づくりのための諸行事(校外見学等)
3. 人間として望ましい生き方に関する問題:勉強とクラブ活動,交通道徳,先生と学生,青年期の諸問題
4. 将来の進路についての問題:進路の決定と学修,職業観と職場について
5. レクリエーション:各種スポーツ,音楽鑑賞,映写会,読書会,ゲーム
6. 校長講話,主事・学科長の話,先生の話
7. その他
注意点:
ホームルームは50分で実施する.
ホームルームを含む特別活動については,出席状況が,実施時数の5分の1以下(長期病欠者および三ヶ月以下の短期留学者は3分の1以下)の欠課,かつ活動良好なものについて「合格」と認定されます.
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
クラス委員決め、指導方針説明等 |
円滑なクラス運営および自己研鑽のために務められそうな役割を見つけることが出来る。
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2週 |
クラスマッチ出場種目決定 |
クラスの一員として5月に行われるクラスマッチで自分が貢献できそうな種目を決定することが出来る。
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3週 |
ネット依存予防に関して |
自己のネット利用法について振り返り、問題点・改善点・改善手法等について班でアイディアを出し合い、意見をまとめることが出来る。
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4週 |
校長講話(仮) |
校長の話を聞いて、自己分析を行い、今後のより良い学生生活に役立てることが出来る。
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5週 |
副校長講話(仮) |
副校長の話を聞いて、自己分析を行い、今後のより良い学生生活に役立てることが出来る。
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6週 |
前期中間試験の目標設定 |
自己研鑽に繋がり、かつ努力可能な目標を設定することが出来る。
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7週 |
前期中間試験に向けての勉強会(1) |
級友たちと情報交換し、自己の学習に繋げることが出来る。
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8週 |
前期中間試験に向けての勉強会(2) |
級友たちと情報交換し、自己の学習に繋げることが出来る。
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験の振り返りと今後の過ごし方について |
試験前に立てた目標について、ふりかえり手法を用いて振り返り、より良い学生生活を送る方法について自分なりに考えることが出来る。
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10週 |
進路について(1)講話 |
講話を聴き、自分の将来像について思いを馳せることが出来る。
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11週 |
進路について(2)グループ討議 |
講話を基に、将来の自分の夢と近い夢を持つ者同士でグループを作り、実現のために有効な取り組み方について討議することが出来る。
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12週 |
進路について(3)まとめ |
討議の結果を簡単なプレゼンテーションとして、クラス内で発表し、互いに意見交換を行うことが出来る。
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13週 |
前期定期試験の目標設定 |
自己研鑽に繋がり、かつ努力可能な目標を設定することが出来る。
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14週 |
前期定期試験に向けての勉強会(1) |
級友たちと情報交換し、自己の学習に繋げることが出来る。
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15週 |
前期定期試験に向けての勉強会(2) |
級友たちと情報交換し、自己の学習に繋げることが出来る。
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16週 |
前期定期試験の振り返りと夏休みの諸注意 |
試験前に立てた目標について、ふりかえり手法を用いて振り返り、より良い学生生活を送る方法について自分なりに考えることが出来る。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
夏休みの振り返り・電波祭の概要説明 |
夏季休暇中の生活について振り返ることが出来る。電波祭実行委員から電波祭での役割について話を聞き、自分に何が出来るか考えることが出来る。
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2週 |
ネットリテラシー講習会(仮) |
SNSツールでの発言で気を付けるべきマナーについて理解し、それに基づいた言動を行うことが出来る。
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3週 |
電波祭クラス出展準備(1) |
クラス・学内での自身の役割を理解し、電波祭の成功を目指して貢献することが出来る。
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4週 |
電波祭クラス出展準備(2) |
クラス・学内での自身の役割を理解し、電波祭の成功を目指して貢献することが出来る。
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5週 |
電波祭反省 |
電波祭を振り返り、良かった点・改善点等をクラス内で検討し、次年度に繋げられる。
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6週 |
後期中間試験の目標設定 |
自己研鑽に繋がり、かつ努力可能な目標を設定することが出来る。
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7週 |
後期中間試験に向けての勉強会(1) |
級友たちと情報交換し、自己の学習に繋げることが出来る。
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8週 |
後期中間試験に向けての勉強会(2) |
級友たちと情報交換し、自己の学習に繋げることが出来る。
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4thQ |
9週 |
後期中間試験の振り返りと今後の過ごし方について |
試験前に立てた目標について、ふりかえり手法を用いて振り返り、より良い学生生活を送る方法について自分なりに考えることが出来る。
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10週 |
個人面談 |
進路や生活について振り返ることが出来る。
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11週 |
冬休みの注意 |
有意義な休暇となるよう努めることが出来る。
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12週 |
後期定期試験の目標設定 |
自己研鑽に繋がり、かつ努力可能な目標を設定することが出来る。
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13週 |
後期定期試験に向けての勉強会(1) |
級友たちと情報交換し、自己の学習に繋げることが出来る。
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14週 |
後期定期試験に向けての勉強会(2) |
級友たちと情報交換し、自己の学習に繋げることが出来る。
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15週 |
後期定期試験の振り返りと次年度の過ごし方について |
試験前に立てた目標について、ふりかえり手法を用いて振り返り、より良い学生生活を送る方法について自分なりに考えることが出来る。
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16週 |
1年間の振り返り |
1年を振り返り、良かった点・改善点・今後の目標について考え、クラス内で発表することが出来る。
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評価割合
| 出席・活動状況 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
参加状況 | 100 | 100 |