英語III

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 英語III
科目番号 0013 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 4
開設学科 共通教育科(熊本) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 4
教科書/教材 英語演習ノートBLUE版ー英文法の総整理ー、Overall Skills for the TOEIC Test
担当教員 楠元 実子

到達目標

1.基本的な英文法を理解し、構文の分析ができ、問題を解くことができる。
2.基本的な英文を読んで理解し、問題を解くことができる。
3.基本的な英語を聞いて理解し、問題を解くことができる。
4.基本的な英語を正しく発音し、英文を作成して発表を行うことができる。
5.基本的語彙を身に付け、TOEICや英検の形式に慣れる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
文法事項の理解と語彙力教材の中で用いられている文法事項と語彙を関連事項も含めて身に付けており、英作文などに応用できる。教材の中で用いられている文法事項を身に付け、適切な語彙を用いで簡単な英作文ができる。教材の中で用いられている文法事項も語彙も身に付けていない。
TOEICと英検への対応資格試験に対応した4技能を十分身に付けている。資格試験に対応した4技能の基礎力を身に付けている。資格試験に対応した4技能を身に付けていない。
発表項目に応じた自分の意見をきれいな発音と正しい英文で十分伝えることができる。項目に応じた自分の意見を伝わる発音と英文でなんとか伝えることができる。項目に応じた自分の意見を英語で伝えることができない。

学科の到達目標項目との関係

本科(準学士課程)での学習・教育到達目標 1-2 説明 閉じる
本科(準学士課程)での学習・教育到達目標 1-3 説明 閉じる
本科(準学士課程)での学習・教育到達目標 4-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
Course C: Blended Learningの資格英語コースでは資格試験に対応した英語コミュニケーション力の養成を行う。文法の整理、TOEICや英検等の類似問題、英語面接練習、e-Learning教材、SNSでの課題等、様々な学習の組み合わせで、新傾向問題にも対応できる実践力をつける。音読、暗唱、発表、グループワーク等、積極的な英語の使用が授業の中心となる。授業外においてもテキストの問題演習、PC(スマホ)課題、小テスト準備等、継続した学習で力をつける。
授業の進め方・方法:
テキスト、E-Learning,ビデオ等を使用して各自が予習を行う。授業では問題演習、音読、小テスト、発表等、積極的に英語を使用することが中心となる。授業後は各自が復習を行うが、提出物や必要最低点数などが設定されるので、計画的に学習を進めること。
注意点:
英語の学習習慣を身に着けるため、さまざまな学習方法を試して、自分のペースを確立させることが大切である。また、授業中の英語使用が評価の中心となるので、活動には真剣に取り組むこと。また、提出物は指定日に全て提出すること。質問がある場合は、躊躇せず尋ねること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション 授業や学習内容を知り、家庭学習やe-learning ができるようになる。
2週 英文法: L1 文型・文の種類
TOEIC: U1-1
文法事項、リーディング英文、リスニング英文の理解、聴解、発話、応用ができる。
3週 英文法: L2 時制 (1)
TOEIC: U1-2、2-1
文法事項、リーディング英文、リスニング英文の理解、聴解、発話、応用ができる。
4週 英文法: L3時制 (2)
TOEIC: U2-2
文法事項、リーディング英文、リスニング英文の理解、聴解、発話、応用ができる。
5週 英文法: L4 助動詞
TOEIC: U3-1
文法事項、リーディング英文、リスニング英文の理解、聴解、発話、応用ができる。
6週 英文法: L5 受動態
TOEIC: U3-2,4-1
文法事項、リーディング英文、リスニング英文の理解、聴解、発話、応用ができる。
7週 英文法: L6不定詞 (1)
TOEIC: U4-2
文法事項、リーディング英文、リスニング英文の理解、聴解、発話、応用ができる。
8週 総復習 テスト範囲の理解と発表の準備ができる。
2ndQ
9週 前期中間試験
10週 試験返却と解説、学生の英語での発表
英文法: L7 不定詞 (2)
正しい発音でまとまった英語を話すことができる。文法事項、リーディング英文、リスニング英文の理解、聴解、発話、応用ができる。
11週 英文法: L8 動名詞
TOEIC: U5-1
文法事項、リーディング英文、リスニング英文の理解、聴解、発話、応用ができる。
12週 英文法: L9 分詞
TOEIC: U5-2、6-1

文法事項、リーディング英文、リスニング英文の理解、聴解、発話、応用ができる。
13週 英文法: L10 比較
TOEIC: 6-2
文法事項、リーディング英文、リスニング英文の理解、聴解、発話、応用ができる。
14週 総復習 テスト範囲の理解と発表の準備ができる。
15週 前期期末試験
16週 試験返却と解説、学生の英語での発表 正しい発音でまとまった英語を話すことができる。
後期
3rdQ
1週 英文法: L11 関係詞 (1)
TOEIC: U8-1
文法事項、リーディング英文、リスニング英文の理解、聴解、発話、応用ができる。
2週 英文法: L12 関係詞 (2)
TOEIC: U8-2,9-1
文法事項、リーディング英文、リスニング英文の理解、聴解、発話、応用ができる。
3週 英文法: L13仮定法
TOEIC: U9-2
文法事項、リーディング英文、リスニング英文の理解、聴解、発話、応用ができる。
4週 英文法: L14名詞・冠詞
TOEIC: 10-1
文法事項、リーディング英文、リスニング英文の理解、聴解、発話、応用ができる。
5週 英文法: L15代名詞
TOEIC: U10-2、11-1
文法事項、リーディング英文、リスニング英文の理解、聴解、発話、応用ができる。
6週 英文法: L16形容詞・副詞・疑問詞 TOEIC: U10-2 文法事項、リーディング英文、リスニング英文の理解、聴解、発話、応用ができる。
7週 総復習(夏宿U7も) テスト範囲の理解と発表の準備ができる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 試験返却と解説、学生の英語での発表
TOEIC: 11-1
正しい発音でまとまった英語を話すことができる。
文法事項、リーディング英文、リスニング英文の理解、聴解、応用ができる。
10週 英文法: L17否定
TOEIC: U11-2
文法事項、リーディング英文、リスニング英文の理解、聴解、発話、応用ができる。
11週 英文法: L18前置詞・群前置詞・句動詞 TOEIC: 12-1 文法事項、リーディング英文、リスニング英文の理解、聴解、発話、応用ができる。
12週 英文法: L19接続詞
TOEIC: U12-2,13-1
文法事項、リーディング英文、リスニング英文の理解、聴解、応用ができる。
13週 英文法: L20特殊構文
TOEIC: U13-2
文法事項、リーディング英文、リスニング英文の理解、聴解、発話、応用ができる。
14週 総復習(冬宿U14も) テスト範囲の理解と発表の準備ができる。
15週 後期期末試験
16週 試験返却と解説、学生の英語での発表 正しい発音でまとまった英語を話すことができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。3
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。3
英語の発音記号を見て、発音できる。3
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。3
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。3
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。3
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。2
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。4
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。3
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。3

評価割合

定期試験提出物等その他その他その他その他合計
総合評価割合60400000100
基礎的能力60400000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000