到達目標
1. 美術について・履修の意義、目的を理解する。
2. 観察による主題の新鮮な把握が出来る。色彩や形態を意図的に捉えて表すことが出来る。創造的に主題を追求し、工夫して表現が出来る。
3. 目的や条件、意図に応じた表し方、色彩、文字、材料や用具、制作方法の工夫が出来る。
4. 形態の捉え方を習得出来る。明暗、陰影、比例、均衡、動勢などの表現を工夫出来る。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 美術を学ぶ目的を積極的に考え、自分なりの考えをもっている。 | 美術を学ぶ目的と考えを一程度持ち合わせている。 | 美術を学ぶ目的が不明瞭である。 |
評価項目2 | モチーフとなる静物や風景といったものに関心をもち、配置や視点を工夫して構想を練り、主体的に主題を設定して造形的な効果を生かし、創造的に表現している。 | モチーフとなる静物や風景といったものに関心を持ち、配置を工夫、主題を追求し表現している。 | 対象となるモチーフを自由に組み立てて画面構成を考えることが出来ない。 |
評価項目3 | 基礎的な色彩理論を理解し、配色がもたらす効果を知り積極的にデザイン作品に生かすことが出来る。 | 基礎的な色彩理論を一程度理解し、デザイン作品に効果的な配色が出来る。 | 基礎的な色彩理論を理解できず、デザイン作品への効果的な配色が概して出来ない。 |
評価項目4 | モチーフの石膏形態を立体表現の諸要素である、形、明暗、マッスが作品に正確に描写されている。 | モチーフの石膏形態を立体表現の諸要素である形、明暗、マッスが作品に一応描写されている。 | 立体表現に要する形、明暗、マッスが作品の描写表現に乏しい。 |
学科の到達目標項目との関係
本科(準学士課程)での学習・教育到達目標 4-1
説明
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教育方法等
概要:
美術の創造活動を通して美的体験を豊かにし、表現と鑑賞の能力を伸ばすと共に、美術を愛好する心情を養う。授業は基礎的な内容に重点を置いて実施する。
授業の進め方・方法:
新鮮な感動、想像による主題の把握が出来るようにする。課題の中で多様な見方、表現方法の工夫が出来るようにする。意図に応じた材料や用具の活用が出来るようにする。
注意点:
音楽と共に芸術を学ぶ。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
身体の形について |
クロッキーやデッサンを通して人体を描くことが出来る。
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2週 |
幾何形体のデッサン① |
明暗の階調を描くことが出来る。
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3週 |
幾何形体のデッサン② |
①をふまえて立体的な表現が出来る。
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4週 |
描画材と表現 |
さまざまな絵の具について理解を深め、意図に応じた表現が出来る。
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5週 |
人物画① |
肖像画など様々に表現された人物画に関心がもてる。
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6週 |
人物画② |
①をふまえ友人をモデルに肖像画を描き、人物を表現する楽しさを感じとらせる。
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7週 |
想像画について |
さまざまな夢や空想といった心の中の作品を鑑賞し、作者の意図や心情を考えることが出来る。
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8週 |
版画の技法について |
版画の種類や技法を十分に理解できる。
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2ndQ |
9週 |
中間試験 |
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10週 |
彫刻による表現について |
ミケランジェロと運慶の作品を比較しながら、それぞれの作品の特徴について考えることが出来る。
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11週 |
デザインについて |
「リ・デザイン」の作品を見て、作者の意図と表現の工夫などを感じることができる。
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12週 |
色彩の基礎① |
色の仕組みや性質を知ることが出来る。
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13週 |
色彩の基礎② |
①をふまえ配色の工夫がもたらす効果を積極的に作品に生かせることができる。
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14週 |
配色の魅力 |
意図した内容を伝えるために最も効果的な配色を考え工夫して表現が出来る。
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15週 |
定期試験 |
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16週 |
答案返却 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 10 | 30 |
専門的能力 | 60 | 10 | 70 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |