国語II演習

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 国語II演習
科目番号 LK1209 科目区分 一般 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 共通教育科(熊本) 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 坪内稔典他『現代文B』数研出版  『漢字検定プラス』桐原書店  
担当教員 古江 研也

到達目標

1.現代日本語について基礎的知識をより深く理解し、様々な場面や文章において適切に活用して表現できる。
2.提示されたテーマや課題について与えられた条件に基づいて論理的な文書表現ができる。
3.提示されたテーマや課題について必要な資料を収集し、その成果や結果をわかりやすく説明し、説得力のある発表ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 基礎的な日本語力があり、それを活用できる。現代日本語について基礎的知識を正確に理解し、適切に活用して表現できる。現代日本語について基礎的知識を概ね理解し、それを活用して表現できる。現代日本語についての基礎的知識が不足し、正確に表現できない。
評価項目2 論理的な文章表現ができる与えられた条件に基づいて論理的で適切な文書表現ができる。与えられた条件に基づいてわかりやすい文書表現が概ねできる。与えられた条件に基づいて適切な文書表現ができない。
評価項目3 説得力のある発表ができる課題について必要な資料を収集し、その結果をきちんと説明し、説得力のある発表ができる。課題について資料を収集し、その結果を概ね説明できる。課題について資料を収集し、その結果をきちんと説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1年次の学習を踏まえ、日本語の基礎的知識についてより高度な内容を学び、様々な場面や文章において適切に活用して表現できる力を養う。また、提示されたテーマや課題について与えられた条件に基づいて論理的な文書表現ができる力や必要な資料を収集し、その成果や結果をわかりやすく説明し、説得力のある発表ができる力を養う。
授業の進め方・方法:
授業では事前に小テスト、課題演習、レポートなどの内容を説明し、4半期に5~8回実施する。授業は、国語Ⅱと国語Ⅱ演習とを適宜組み合わせながら進めていく。学習効果を上げるためにも自学自習の時間を必要とする。評価方法は、試験(中間・定期)80%、小テスト10%、演習・レポート10%とし、小テスト、演習・レポートは、4段階に評価する。提出物を提出していない場合は、0点とする。総合評価は、試験と合計して評価し、60%以上を合格とする。
注意点:
事前に説明する小テストや演習の課題を的確に理解しておくこと。小テストについては特に自学する習慣をつけておくこと。新聞やニュース番組を通して現在の課題を把握し、新聞のコラムや書籍を毎日読むことで日ごろから語彙力を高める努力をしてほしい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
語彙力チェックテスト
2週 漢字テスト(授業開始後10分程度で実施) 漢字を正確に描くことができる。
3週 漢字テスト(授業開始後10分程度で実施) 漢字を正確に描くことができる。
4週 「こころ」グループ発表とまとめ 課題について解答を説明し、質疑にきちんと応答できる。人物・情景・心情を的確に捉え、重要な場面を理解できる。
5週 「こころ」グループ発表とまとめ 課題について解答を説明し、質疑にきちんと応答できる。人物・情景・心情を的確に捉え、重要な場面を理解できる。
6週 「こころ」グループ発表とまとめ 課題について解答を説明し、質疑にきちんと応答できる。人物・情景・心情を的確に捉え、重要な場面を理解できる。
7週 敬語表現 敬語について正確な知識を持ち活用できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 答案返却・解説
文章に用いる符号
符号について正確な知識を持ち活用できる。
10週 「こころ」朗読劇
テーマに沿ってオリジナルな朗読劇を時間内に発表できる。
11週 5分間プレゼン テーマに沿ってスライドを作成し、時間内に発表できる。
12週 5分間プレゼン テーマに沿ってスライドを作成し、時間内に発表できる。
13週 5分間プレゼン テーマに沿ってスライドを作成し、時間内に発表できる。
14週 5分間プレゼン テーマに沿ってスライドを作成し、時間内に発表できる。
15週 定期試験
16週 答案返却・解説
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
漢字テスト(授業開始後10分程度で実施)
漢字を正確に描くことができる。
2週 漢字テスト(授業開始後10分程度で実施) 漢字を正確に描くことができる。
3週 漢字テスト(授業開始後10分程度で実施) 漢字を正確に描くことができる。
4週 漢字テスト(授業開始後10分程度で実施) 漢字を正確に描くことができる。
5週 校内漢字一斉試験 漢字を正確に描くことができる。
6週 日本文学のジャンルの基礎知識 正しい基礎知識を持ち活用できる。
7週 課題作文 テーマについて論理的で適切な文章を完成できる。
夏季休業中の課題を提出できる。
8週 中間試験
4thQ
9週 答案返却・解説
聴き取り試験
内容を正確に聴き取り、課題に答えることができる。
10週 漢字テスト(授業開始後10分程度で実施) 漢字を正確に描くことができる。
11週 漢字テスト(授業開始後10分程度で実施) 漢字を正確に描くことができる。
12週 漢字テスト(授業開始後10分程度で実施) 漢字を正確に描くことができる。
13週 漢字テスト(授業開始後10分程度で実施) 漢字を正確に描くことができる。
14週 課題作文 テーマについて論理的で適切な文章を完成できる。
15週 定期試験
16週 答案返却・解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験小テストレポート・発表合計
総合評価割合702010000100
基礎的能力2010500035
専門的能力5010500065
分野横断的能力0000000