保健・体育III

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 保健・体育III
科目番号 LK306 科目区分 一般 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 共通教育科(熊本) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「現代高等保健体育」 和唐正勝 髙橋健夫 大修館書店
担当教員 岩田 大助,髙橋 恭平,堀田 修

到達目標

2年時よりも心と体を一体としてとらえ、健康・安全や運動についての理解と運動の合理的、計画的な実践を通して、生涯にわたって豊かなスポーツライフを継続する資質や能力を育てるとともに健康の保持増進のための実践力の育成と体力の向上を図り、明るく豊かで活力ある生活を営む態度を育てることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
体育実技 ・バレーボール、ソフトボール、卓球 ・ハンドボール、ラグビー ・バスケットボール、サッカー ・バドミントン、ドッジボール2年時よりも更に高い技術を身につけ、ルールを覚え、各チームで協力し、チーム内でも積極的に練習や試合に参加できる。2年時よりも基本的な技術を身につけ、ルールを覚え、各チームで協力し、練習や試合に参加できる。3年時における基本的な技術を身につけたり、ルールを覚えることが殆どできず、練習や試合に対して消極的な態度で参加してる。
体育実技 ・水泳年時よりも更に高い技術を身につけ、常に速いタイムで泳ぐことができる。1年時よりも基本的な技術を身につけ、常に速いタイムを出すという目標を設定し泳ぐことができる。3年時における基本的な技術を身につけることが殆どできず、泳ぐことができない。
体育実技 ・持久走健康・安全に留意できる。また、持久力などの身体能力を高め、2年時よりも更に速いタイムで走ることができる。健康・安全に留意できる。また、持久力などの身体能力を高め、1年時よりも速いタイムを出すという目標を設定し走ることができる。3年時における健康・安全に留意できず、常に速いタイムを出すという目標を設定し走ることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
個人及び社会生活における健康・安全について理解を深め、生涯を通じて自らの健康を適切に管理し改善していく資質や能力について講義するとともにスポーツを楽しむ心を育てる。
授業の進め方・方法:
保健では健康に生きていくために必要な知識を学習する。体育実技では各種目で基本的な技術を身につけ、簡単なルールやゲームの進め方を学習するとともに社会性、協調性を身に付ける。
教科書と現代高等保健体育ノートを使用し授業を進めます。板書は保健ノートに記入してください。実技では「ステップアップ高校スポーツ2015」を使用します。基本的なルールはすべて載っているので、自分が選んだ種目のルールは読んで理解し競技に参加してください。また、トレーニング器具を使っての体力向上を目指します。
注意点:
体を動かすことが習慣化されるようになって下さい。球技はほとんどゲーム形式で進んでいきます。ゲームに積極的に参加し、その中で自分を表現できるようになって下さい。わからないことがあればいつでも質問してください。また、学校指定の体育服で活動してください。規定授業数は、60時間です。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・体力テスト 現在の体力・運動能力を知ることができる。
2週 体力テスト 同上
3週 バレーボール・ソフトボール・卓球(1)  基本的な技術を身につけ、ルールを覚え、各チームで協力して練習や試合ができる。
4週 バレーボール・ソフトボール・卓球(2)  同上
5週 バレーボール・ソフトボール・卓球(3)  同上
6週 バレーボール・ソフトボール・卓球(4)  同上
7週 実技試験(1)
8週 実技試験(2)
2ndQ
9週 水泳(1)
(雨天時)室内競技・トレーニング
健康・安全に留意できる。また、持久力などの身体能力を高め、できるだけ速く泳げるようにする。仲間作りができる。社会性、協調性を身につけることができる。体力を向上することができる。
10週 水泳(2)
(雨天時)室内競技・トレーニング
同上
11週 水泳(3)
(雨天時)室内競技・トレーニング
同上
12週 水泳(4)
(雨天時)室内競技・トレーニング
同上
13週 水泳(5)
(雨天時)室内競技・トレーニング
同上
14週 水泳(6)
(雨天時)室内競技・トレーニング
同上
15週 実技試験(1)
16週 実技試験(2)
後期
3rdQ
1週 バスケットボール・サッカー(1) 基本的な技術を身につけ、ルールを覚え、各チームで協力して練習や試合ができる。
2週 バスケットボール・サッカー(2) 同上
3週 バスケットボール・サッカー(3) 同上
4週 バスケットボール・サッカー(4) 同上
5週 バスケットボール・サッカー(5) 同上
6週 バスケットボール・サッカー(6) 同上
7週 実技試験(1)
8週 実技試験(2)
4thQ
9週 持久走タイム測定(1)
(雨天時)室内競技・トレーニング
健康・安全に留意できる。また、持久力などの身体能力を高め、できるだけ速く走れるようにする。仲間作りができる。社会性、協調性を身につけることができる。体力を向上することができる。
10週 持久走タイム測定(2)
(雨天時)室内競技・トレーニング
同上
11週 持久走タイム測定(3)
(雨天時)室内競技・トレーニング
同上
12週 持久走タイム測定(4)
(雨天時)室内競技・トレーニング
同上
13週 持久走タイム測定(5)
(雨天時)室内競技・トレーニング
同上
14週 持久走タイム測定(6)
(雨天時)室内競技・トレーニング
同上
15週 持久走タイム測定(7)
(雨天時)室内競技・トレーニング
同上
16週 持久走タイム測定(8)
(雨天時)室内競技・トレーニング
同上

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。 2
集団の中で、自身の能力を発揮して、組織の勢いを向上できる。2
日常生活の時間管理、健康管理、金銭管理などができる。常に良い状態を維持するための努力を怠らない。2
ストレスやプレッシャーに対し、自分自身をよく知り、解決を試みる行動をとることができる。日常生活の管理ができるとともに、目標達成のために対処することができる。2
学生であっても社会全体を構成している一員としての意識を持って、行動することができる。2
市民として社会の一員であることを理解し、社会に大きなマイナス影響を及ぼす行為を戒める。人間性・教養、モラルなど、社会的・地球的観点から物事を考えることができる。2
チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し、自分の感情の抑制、コントロールをし、他者の意見を尊重し、適切なコミュニケーションを持つとともに、当事者意識を持ち協調して共同作業・研究をすすめることができる。2
組織やチームの目標や役割を理解し、他者の意見を尊重しながら、適切なコミュニケーションを持つとともに、成果をあげるために役割を超えた行動をとるなど、柔軟性を持った行動をとることができる。2
先にたって行動の模範を示すことができる。口頭などで説明し、他者に対し適切な協調行動を促し、共同作業・研究をすすめことができる。2
目指すべき方向性を示し、先に立って行動の模範を示すことで他者に適切な協調行動を促し、共同作業・研究において、系統的に成果を生み出すことができる。リーダーシップを発揮するために、常に情報収集や相談を怠らず自身の判断力をも磨くことができる。2

評価割合

実技試験合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力800000080
専門的能力200000020