英語V

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 英語V
科目番号 LK502 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 共通教育科(熊本) 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 『World Wide English on DVD Volume 2』, 『CLOVER 英文法・語法ランダム演習』
担当教員 楠元 実子

到達目標

(1)イギリスTellus Vision 作成の World Wide English を素材とした DVD 総合教材を視聴し、情報の聞き取りや理解、発話活動を行うことがことができる。
(2)他者に対して、自分の英語を理解して貰えるように適切に発話することができる。
(3)文法・語法問題集により、実用英検2級やTOEICに出題されるレベルの文法事項を理解、整理し、運用することができる。
(4)問題集を使用して家庭学習ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 英語教育番組の英語理解英語教育番組を視聴して、その内容をほぼ理解することができる。また、スクリプトを読んで、内容を理解できる。英語教育番組を視聴して、スクリプトを併用することにより、辞書を使用すれば内容をほぼ理解できる。英語教育番組を視聴しても、またスクリプトを読んでも、内容をほとんど理解することができない。
評価項目2 上記についての作文および会話力のアップ各ユニットのトピックについて、制限時間内に英作文を書くことができ、またそれを相手に理解して貰えるように口頭発表できる。制限時間内では終わらない場合でも、各ユニットのトピックについて、課題として英作文を書くことができ、またそれを相手にほぼ理解して貰える程度に口頭発表できる。制限時間内でも自宅でも課題として各ユニットのトピックについて、課題として英作文を書くことができない。 また、書いたものを相手に口頭で発表することができない。
評価項目3 文法力アップCLOVERを使用して、所定以上の授業外の学習を行う。CLOVERを使用して、所定どおりの授業外の学習を行う。CLOVERを使用して、所定どおりの授業外の学習を行うことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本科目は、英語によるコミュニケーション能力を養成するためのもので、読解、作文、会話能力を総合的に修得することを目指す。世界各国の若者についてのビデオ番組を使用する。また、実用英検2級やTOEICテストを中心とした外部テストでの得点を可能にするために必要な構文・文法を学習する。
授業の進め方・方法:
(1)英語教育番組を視聴し、読解し、ディクテーションや内容理解の演習を行う。
(2)他者に対して、自分の英語を理解して貰えるように適切に発話する演習を行う。
(3)文法・語法の問題集により、例文を暗唱し、実用英検2級やTOEICに出題されるレベルの文法事項を理解する。
(4)問題集を使用して家庭学習を行う。
注意点:
本科目は本科の英語Iから英語IVを基礎にし、英語の実際の運用力をつけるためのものであり、実用英検、TOEIC等の英語試験との関連が深い。校内英単語コンテストを年3回実施する。単語集や文法問題集を使用した授業外での学習や、E-Learningなどについても積極的に取り組むこと。毎回小テストがあるので、小テストの準備の学習を行ってくること。インタビューテストの練習も兼ねて、指定された英文の音読を家庭学習で必ず行うこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
Unit New York(1)
様々な国や若者のドキュメンタリーに関するビデオを視聴し、読んで理解することができる。テキストの演習問題を理解し、解答することができる。これらの学習を通して、実用的な英語に関する基本的な語彙を習得することができ、またテキストに関するテーマについて、英語で作文を書くこと、および他者に対して口頭説明ができることを目標とする。
2週 Unit 1 New York(2)
文法小テスト 第1回
文法・語法問題集を通し、必要な文法力習得を目指す。毎時間行う小テストに対する予習として、予習と復習を行うことが求められる。
3週 Unit 2 New York Documentary(1)
文法小テスト 第2回
同上
4週 Unit 2 New York Documentary(2)
文法小テスト 第3回
同上
5週 Unit 3 Australia(1)
文法小テスト 第4回
同上
6週 Unit 3 Australia(2)
文法小テスト 第5回
同上
7週 Unit 4 Australia Documentary(1)
文法小テスト 第6回
同上
8週 Unit 4 Australia Documentary(2)
文法小テスト 第7回
同上
2ndQ
9週 中間試験
10週 Unit 5 Northern Ireland(1)
文法小テスト 第8回
様々な国や若者のドキュメンタリーに関するビデオを視聴し、読んで理解することができる。テキストの演習問題を理解し、解答することができる。これらの学習を通して、実用的な英語に関する基本的な語彙を習得することができ、またテキストに関するテーマについて、英語で作文を書くこと、および他者に対して口頭説明ができることを目標とする。
11週 Unit 5 Northern Ireland(2)
文法小テスト 第9回
文法・語法問題集を通し、必要な文法力習得を目指す。毎時間行う小テストに対する予習として、予習と復習を行うことが求められる。
12週 Unit 6 Northern Ireland Documentary(1)
文法小テスト 第10回
同上
13週 Unit 6 Northern Ireland Documentary(2)
文法小テスト 第11回
同上
14週 Unit 7 Review Section I(1)
文法小テスト 第12回
同上
15週 定期試験
16週 定期試験答案返却、振り返り
Unit 7 Review Section I(2)
後期
3rdQ
1週 Unit 8 South Africa(1)
文法小テスト 第13回
様々な国や若者のドキュメンタリーに関するビデオを視聴し、読んで理解することができる。テキストの演習問題を理解し、解答することができる。これらの学習を通して、実用的な英語に関する基本的な語彙を習得することができ、またテキストに関するテーマについて、英語で作文を書くこと、および他者に対して口頭説明ができることを目標とする。
2週 Unit 8South Africa(2)
文法小テスト 第14回
文法・語法問題集を通し、必要な文法力習得を目指す。毎時間行う小テストに対する予習として、予習と復習を行うことが求められる。
3週 Unit 9 South Africa Documentary(1)
文法小テスト 第15回
同上
4週 Unit 9 South Africa Documentary(2)
文法小テスト 第16回
同上
5週 Unit 10 Wales(1)
文法小テスト 第17回
同上
6週 Unit 10 Wales(2)
文法小テスト 第18回
同上
7週 Unit 11 Wales Documentary(1)
文法小テスト 第19回
同上
8週 中間試験
Unit 11 Wales Documentary(2)
4thQ
9週 Unit 12 India(1)
文法小テスト 第20回
様々な国や若者のドキュメンタリーに関するビデオを視聴し、読んで理解することができる。テキストの演習問題を理解し、解答することができる。これらの学習を通して、実用的な英語に関する基本的な語彙を習得することができ、またテキストに関するテーマについて、英語で作文を書くこと、および他者に対して口頭説明ができることを目標とする。
10週 Unit 12 India(2)
文法小テスト 第21回
文法・語法問題集を通し、必要な文法力習得を目指す。毎時間行う小テストに対する予習として、予習と復習を行うことが求められる。
11週 Unit 13 India Documentary(1)
文法小テスト 第22回
同上
12週 Unit 13 India Documentary(2)
文法小テスト 第23回
同上
13週 Unit 14 Review Section II(1)
文法小テスト 第24回
同上
14週 Unit 14 Review Section II (2)
文法小テスト 第25回
同上
15週 定期試験
16週 定期試験答案返却、振り返り

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識英語のつづりと音との関係を理解できる。3
英語の標準的な発音を聴き、音を模倣しながら発声できる。3
英語の発音記号を見て、発音できる。3
リエゾンなど、語と語の連結による音変化を認識できる。3
語・句・文における基本的な強勢を正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的なイントネーションを正しく理解し、音読することができる。3
文における基本的な区切りを理解し、音読することができる。3
中学で既習の1200語程度の語彙を定着させるとともに、2600語程度の語彙を新たに習得する。3
自分の専門に関する基本的な語彙を習得する。2
中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。3
高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3前7
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
毎分100語程度の速度で平易な物語文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。3
毎分120語程度の速度で物語文や説明文などを読み、その概要を把握できる。3
自分や身近なこと及び自分の専門に関する情報や考えについて、200語程度の簡単な文章を書くことができる。3

評価割合

試験平常点(英単語コンテスト・小テスト・レポート・ノート)相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60400000100
基礎的能力60400000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000