1. コンピュータの仕組みの基本的な事項を説明することができる
2. 情報通信の仕組みについて基本的な事項を説明することができる
3. インターネットを利用し,情報収集や情報発信を行うことができる
4. OSI参照モデルやTCP/IP,各種主要なプロトコルの概要を説明することができる
5. 情報セキュリティや技術者倫理に関係する基本的な問題について説明することができる
6. 著作権の基本を理解し,説明することができる
概要:
ネットワークリテラシーを始め,情報通信ネットワークに関する事項について,技術者として一般的に知っておくべき内容を学習する科目である。リテラシー,通信の仕組み,情報セキュリティ,技術者倫理などを演習や講義をとおして概略を理解し,社会との関係も考えてもらう。
授業の進め方・方法:
e-Learningシステムにて資料提供を行う。授業中に自分で考えさせるとともに,他者との情報交換や議論を行い,理解を深めてもらう。
e-Learningシステムで確認問題,練習問題や試験などを行う。
毎回の授業の予習用資料をe-Learningシステムで提供する。
注意点:
e-Learningシステムおよび電子メール等による連絡事項等に注意しておくこと。
予習用資料を授業前に勉強しておくこと。
授業中の説明が聞き取れなかったり,疑問点がでてきたらすぐに質問をすること。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 各種システムの使い方 |
授業で使用するシステムの利用ができるようになる。 情報セキュリティに関する基本的な事項の説明ができる。
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2週 |
コンピュータとネットワークの利用について |
コンピュータについて基本的な事項を説明できる。 インターネットを利用した情報収集ができる。 電子メール等の利用ができる。
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3週 |
情報セキュリティ |
情報セキュリティに関する基本的な事項の説明ができる。 技術者倫理について,基本的な事項の説明ができる。
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4週 |
著作権 |
著作権の基本について説明ができる。 技術者倫理について,基本的な事項の説明ができる。
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5週 |
Webページの作成と公開 |
Webによる情報発信ができる。
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6週 |
Webページの作成と公開(その2) |
Webによる情報発信ができる。 電子メールの利用ができる。
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7週 |
情報とは何か デジタル信号を伝える仕組み |
コンピュータの基本的な事項の説明ができる。 情報通信に使用される物理的な基本的事項の説明ができる。
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8週 |
データリンク |
ホスト間の通信について基本的な事項を説明できる。
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2ndQ |
9週 |
ネットワーク上のアドレス |
インターネットの通信に使用されるIPアドレスについて説明できる。
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10週 |
ネットワーク上の情報配送,サーバと通信をする仕組み |
インターネット上のホスト通信の仕組みについて基本的事項の説明ができる。
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11週 |
アプリケーション |
インターネットの通信に使用される主要なプロトコルについて基本的事項を説明できる。
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12週 |
トラブルシューティング |
コンピュータをLANに接続することができる。 基礎的な通信障害について対応することができる。
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13週 |
トラブルシューティング(その2) |
OSI参照モデル,TCP/IP,主要なプロトコルの基本的な事項を利用したトラブル対応ができる。 情報セキュリティや著作権に関する問題を検討することができる。
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14週 |
ネットワークの利用と仕組みのまとめ |
情報セキュリティや技術者倫理について,基本的な事項の説明ができる。 OSI参照モデル,TCP/IP,主要なプロトコルの基本的な事項の説明ができる。
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15週 |
期末試験 |
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16週 |
試験結果の説明 科目のまとめ |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前12,前13,前14 |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 2 | 前7,前9 |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 1 | 前2,前7,前12,前13 |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | 前2,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | 計算機工学 | 整数を2進数、10進数、16進数で表現できる。 | 3 | |
基数が異なる数の間で相互に変換できる。 | 2 | 前7,前9 |
基本的な論理演算を行うことができる。 | 1 | 前7,前9 |
情報通信ネットワーク | プロトコルの概念を説明できる。 | 2 | 前8,前9,前10,前11,前14 |
プロトコルの階層化の概念や利点を説明できる。 | 2 | 前8,前9,前10,前11,前14 |
ローカルエリアネットワークの概念を説明できる。 | 2 | 前8,前9,前10,前11,前14 |
インターネットの概念を説明できる。 | 2 | 前1,前2,前8,前9,前10,前11,前14 |
TCP/IPの4階層について、各層の役割を説明でき、各層に関係する具体的かつ標準的な規約や技術を説明できる。 | 2 | 前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
無線通信の仕組みと規格について説明できる。 | 1 | |
有線通信の仕組みと規格について説明できる。 | 1 | |
SSH等のリモートアクセスの接続形態と仕組みについて説明できる。 | 1 | |
基本的なルーティング技術について説明できる。 | 1 | |
その他の学習内容 | 少なくとも一つのメールツールとWebブラウザを使って、メールの送受信とWebブラウジングを行うことができる。 | 2 | |
コンピュータウィルスやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。 | 2 | |
コンピュータを扱っている際に遭遇しうる脅威に対する対策例について説明できる。 | 2 | |
基本的な暗号化技術について説明できる。 | 1 | |
マルウェアやフィッシングなど、コンピュータを扱っている際に遭遇しうる代表的な脅威について説明できる。 | 2 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 1 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 1 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 2 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 2 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 2 | |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 1 | |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 1 | |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 1 | |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 1 | |