古典文学

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 古典文学
科目番号 0072 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 共通教育科(八代) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 配布プリント
担当教員 道園 達也

到達目標

1.歴史的仮名遣いの古文を音読できる。
2.参考書を活用し、古典文法の基礎を踏まえ、古文を現代語訳できる。
3.自ら課題を設定し、自分なりに考察できる。
4.提示された論点を整理し、ディスカッションできる。
5.課題に対して、主体的に取り組むことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1歴史的仮名遣いの古文を、流暢に音読できる。歴史的仮名遣いの古文を音読できる。歴史的仮名遣いの古文を音読できない。
評価項目2参考書を活用し、古典文法の基礎を踏まえ、古文を分かりやすく現代語訳できる。参考書を活用し、古典文法の基礎を踏まえ、古文を現代語訳できる。古文を現代語訳できない。
評価項目3自ら課題を設定し、自分なりに考察し、論理的に分かりやすく表現できる。自ら課題を設定し、自分なりに考察できる。自ら課題を設定し、自分なりに考察できない。
評価項目4提示された論点を整理し、積極的にディスカッションできる。提示された論点を整理し、ディスカッションできる。提示された論点を整理し、ディスカッションできない。
評価項目5課題に対して、主体的に取り組むことができる。課題に対して、主体的に取り組むことができる(8割以上)。課題に対して、主体的に取り組むことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
古典文学に表現された人間の知を読み解きたい。人生や社会、自然に対する思想と感性は、共通性と差異によって〈いま・ここ〉に生きる私たちの姿を照らし出してくれる。
様々な古典文学を読むことで、その一端に触れたい。
授業の進め方・方法:
『土左日記』を精読する。学生は本文と現代語訳、および課題設定と考察の資料を作成、口頭発表を行う。また、その他の学生は事前に該当箇所を通読し、発表者の評価と同時に、発表後の質疑応答をおこなう。以上の作業によって学習単位への対応とする。古文への抵抗感をやわらげ、その世界が身近に感じられるように配慮したい。
注意点:
全受講生は、次時の範囲を読むこと。
全受講生はテーマについて質疑応答をおこなう。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業の進め方 授業の概要を理解する。
2週 和歌と物語(1) 和歌と物語の関係について考察する。
3週 和歌と物語(2) 同上
4週 和歌と物語(3) 同上
5週 和歌と物語(4) 同上
6週 和歌と物語(5) 同上
7週 和歌と物語(6) 同上
8週 前期中間試験 説話、および歌と物語について自らの考察を記述できる。
2ndQ
9週 和歌集(1) 和歌集について考察する。
10週 和歌集(2) 同上
11週 和歌集(3) 同上
12週 和歌集(4) 同上
13週 和歌集(5) 同上
14週 和歌集(6) 同上
15週 前期末試験 和歌集について自らの考察を記述できる。
16週 前期末試験の返却と解説 説話、歌と物語、和歌集について学んだことを再確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験討論合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力80200000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000