到達目標
講義:1.基本的な解剖、運動生理が理解できる。2.栄養素の基礎知識とエネルギー代謝について理解できる。
3.自分の体力を把握することができる。4.科学的思考をスポーツに応用できる。
実技:1.技術の分析及び指摘ができる。2.大会の立案・運営ができる。3.競技規則を理解し、審判ができる。
4.健康・安全に対する関心と態度がとれる。 5.学生の模範となる社会的態度(規則を守る・責任感・協調
性・安全性)がとれる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
講義(各分野共通) | 各分野で学んだスポーツ・運動を行うために必要な知識とスポーツ界を支える科学(人体、運動、機器、道具、物質等)を物理学や生理学、化学等を応用して総合的な考察を説明(記述)することができる。 | 各分野で学んだスポーツ・運動を行うために必要な知識とスポーツ界を支える科学(人体、運動、機器、道具、物質等)を物理学や生理学、化学等を応用して、試験で答えることができる。 | 各分野で学んだスポーツ・運動を行うために必要な知識を身につけたり、スポーツ界を支える科学(人体、運動、機器、道具、物質等)を物理学や生理学を応用して、試験で答えたりすることができない。 |
実技(各分野共通) | 基本的な技術を身につけ、ルールを覚え他者と協力し、積極的に練習や試合を運営することができる。
経験者は、チームやクラスメイトに技能向上に関する適切な指導を行い、被指導者の技能を向上させることができる。 | 基本的な技術を身につけ、ルールを覚え他者と協力し、練習や試合に参加できる。
経験者はチームやクラスメイトに技能向上に関する指導をすることができる。 | 基本的な技術やルールを身につけたり、ルールを覚えたりすることが殆どできず、練習や試合に
対して消極的な態度で参加している。
経験者でありながら、チームメイトやクラスメイトに技能向上に関する指導や競技、ゲーム運営及び補助を行わない。 |
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学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
スポーツ科学は、スポーツを科学するという観点から、運動・スポーツに関するより高度な知識を学習する。また、実技においても1~3年生までの基礎をもとにして、技能の習得を目指す。
授業の進め方・方法:
スポーツ科学では、講義を「スポーツ科学分野」、「トレーニング分野」、「栄養学分野」から行い、実技を「ゴルフコース」、「ソフトボールコース」、「バドミントンコース」の3グループに分けて実施する。
実技では、スポーツを科学するという観点から、ビデオ教材等にて正しいフォームを体得するとともに、常に安全に配慮し、ルールとエチケット等についても学習する。
注意点:
安全な授業展開のために、指定した品位ある身なりと態度・マナーで受講すること。スポーツ科学は物理学、数学、化学、力学、生理学、生化学、電気・電子学、情報学、工学等々、多大な分野の総称であり、それら科学の一つの結晶でもある。スポーツ科学を通して科学技術の視点を広く持ち、今後のエンジニアとしての人生に活かしてもらいたい。授業内容やスポーツ関係の質問は、昼休みと放課後に教員室及び第一体育館教員控室にて受ける。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション グループ分け
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授業の進め方や評価方法を確認する。
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2週 |
身体の構造と機能 ・骨格 |
身体の構造(骨格)を学び、運動における骨格の働きを理解する。
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3週 |
身体の構造と機能 ・骨格筋 |
身体の構造(骨格筋)を学び、運動における骨格筋の働きを理解する。
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4週 |
5大栄養素と食品 |
各栄養素の働きと、各栄養素を多く含む食品について学ぶ。
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5週 |
運動と栄養素 |
運動に大切な栄養素について学ぶ。
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6週 |
運動とエネルギー獲得 |
運動を行う際、エネルギーがどのように獲得されているかを学ぶ。
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7週 |
トレーニングと身体の反応
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トレーニングを行うことによってエネルギー代謝がどのように行われているかを理解する。
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験の解答と解説 |
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10週 |
新体力テスト |
新体力テストの測定を行い、自身の体力を把握する。
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11週 |
トレーニング理論・方法・原則 運動生理学基礎 |
トレーニングの方法や心拍数、乳酸値、酸素摂取量等生体情報のデータ処理について学ぶ。
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12週 |
トレーニング理論・方法・原則 運動生理学基礎 |
トレーニングの方法や心拍数、乳酸値、酸素摂取量等生体情報のデータ処理について学ぶ。
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13週 |
運動パフォーマンスを物理の視点で見る コンディショニングのための栄養 |
各種運動をキネシオロジーの観点から観察・分析する。 コンディショニングを保つための栄養について学ぶ。
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14週 |
器具・道具を使ったトレーニング 自己管理 スポーツと科学 |
器具や道具を使ったトレーニング法や運動を行う上での自己管理方法を学び、運動を分析するための機器を知る。
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15週 |
前期末試験 |
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16週 |
前期末試験の解答と解説 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 筆記試験 | 実技取り組み | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 0 | 40 |
専門的能力 | 20 | 0 | 20 |
分野横断的能力 | 20 | 20 | 40 |