芸術(音楽)

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 芸術(音楽)
科目番号 LK1109A 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報通信エレクトロニクス工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 高校音楽Ⅰ 改定版 Music View 教育出版
担当教員 河田 勇一

到達目標

1. 音符、休符、リズム、拍子を理解できる。
2. 音部記号を理解し、階名読みができる。
3. 3度までの音程を理解し、コードネームの仕組みを理解できる。
4. 表情豊かに歌唱表現ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1音符、休符の長さを理解し、躍動感のあるリズムを創作できる。音符、休符の長さを理解し、拍子に合ったリズムを創作できる。音符、休符の長さを理解できず、拍子に合わないリズムを創作してしまう。
評価項目2楽譜のメロディーをリズム通り階名読みができる。楽譜のメロディーの階名読みができる。楽譜のメロディーの階名を間違えて読む。
評価項目3音程を理解し、メロディーにコードネームが付されただけの楽譜で演奏できる。音程を理解し、コードネームを見て使用される基本的な音が分かる。音程が理解できず、コードネームを見ても使用される音が分からない。
評価項目4クラス全員の前で、大きな声で表情豊かに歌うことができる。クラス全員の前で、皆に聴こえるように歌うことができる。クラス全員の前で、皆に聴こえるか聴こえない程のかぼそい声で歌う。若しくは、音やリズムをはずしっ放しで歌う。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1回の授業の半分を歌の時間に充て、表現の楽しさ、喜びを味わわせる。残り半分を理論に充て、音楽の基本的内容について講義する。
授業の進め方・方法:
授業は、歌と基本的な音楽理論を中心に進める。教科書及び、教科書以外の学生が希望する楽曲も取り入れる。理論はポピュラー音楽に不可欠なコードネームについて講義する。
注意点:
歌唱教材は同時に鑑賞教材にもなる。鑑賞する際は私語を慎み静かに聴くこと。そして、曲のフィーリングやイメージ等をつかみ歌唱に生かすこと。理論は、小、中学校で学ぶ内容が土台にあるが、音程等は新たに学ぶことと思われるので、集中して聞くこと。学生が希望する楽曲も取り入れるので、積極的に取り組んでもらいたい。配布されたプリントは各自が管理し、授業に必ず持参すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 歌唱(半年を通じて) 音符について 元気に歌うことができる。音符の長さを理解できる。
2週 音符、休符について 付点音符、休符の長さを理解できる。
3週 音符、休符について 音符、休符を使ったリズムを手でたたいて表現できる。
4週 拍子、リズムについて 拍子を理解し、リズム創作に挑戦。
5週 リズム創作 創作したリズムを皆の前で発表する。(数人指名)
6週 大譜表、音階 ト音記号、ヘ音記号を理解し、階名をドレミで読むことができる。
7週 音程について(1) 音程の1度、2度を理解できる。
8週 音程について(2) 音程の3度までを理解できる。
4thQ
9週 中間試験
10週 コードネームについて(1) 長三和音、短三和音を理解し、コードネームで表すことができる。
11週 コードネームについて(2) 属七、短七、長七の和音を理解し、コードネームで表すことができる。
12週 コードネームについて(3) メロディーを移調し、コードネームもそれに伴って書き換えることができる。
13週 歌唱実技テスト
14週 歌唱実技テスト
15週 定期試験
16週 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

筆記試験(中間)筆記試験(期末)歌唱実技合計
総合評価割合501535100
基礎的能力501535100
専門的能力0000
分野横断的能力0000