クリエイティブアーツ

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 クリエイティブアーツ
科目番号 LK2109 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報通信エレクトロニクス工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 【高校美術1】日本文教出版; 【高校音楽Ⅰ】改定版 Music View 教育出版
担当教員 河田 勇一,西村 一也,伊藤 利明,教務係 (または非常勤講師)

到達目標

美術について、履修の意義と目的を理解し、下記の項目を目標とする。
A-1. 観察による主題の新鮮な把握が出来る。色彩や形態を意図的に捉えて表すことが出来る。創造的に主題を追求し、工夫して表現が出来る。
A-2. 目的や条件、意図に応じた表し方、色彩、文字、材料や用具、制作方法の工夫が出来る。
A-3. 形態の捉え方を習得出来る。明暗、陰影、比例、均衡、動勢などの表現を工夫出来る。

音楽について、履修の意義と目的を理解し、下記の項目を目標とする。
B-1. 音符、休符、リズム、拍子を理解できる。
B-2. 音部記号を理解し、階名読みができる。
B-3. 3度までの音程を理解し、コードネームの仕組みを理解できる。
B-4. 表情豊かに歌唱表現ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
美術評価項目1美術を学ぶ目的を積極的に考え、自分なりの考えをもっている。美術を学ぶ目的と考えを一程度持ち合わせている。美術を学ぶ目的が不明瞭である。
美術評価項目2モチーフとなる静物や風景といったものに関心をもち、配置や視点を工夫して構想を練り、主体的に主題を設定して造形的な効果を生かし、創造的に表現することができる。モチーフとなる静物や風景といったものに関心を持ち、配置を工夫、主題を追求し表現することができる。対象となるモチーフを自由に組み立てて画面構成を考えることができない。
美術評価項目3基礎的な色彩理論を理解し、配色がもたらす効果を知り積極的にデザイン作品に生かすことができる。基礎的な色彩理論を一程度理解し、デザイン作品に効果的な配色ができる。基礎的な色彩理論を理解できず、デザイン作品への効果的な配色が概してできない。
美術評価項目4モチーフの石膏形態を立体表現の諸要素である、形、明暗、マッスが作品に正確に描写することができる。モチーフの石膏形態を立体表現の諸要素である形、明暗、マッスが作品に一応描写することができる。立体表現に要する形、明暗、マッスが作品に描写することができない。
音楽評価項目1音符、休符の長さを理解し、躍動感のあるリズムを創作できる。音符、休符の長さを理解し、拍子に合ったリズムを創作できる。音符、休符の長さを理解できず、拍子に合わないリズムを創作してしまう。
音楽評価項目2楽譜のメロディーをリズム通り階名読みができる。楽譜のメロディーの階名読みができる。楽譜のメロディーの階名を間違えて読む。
音楽評価項目3音程を理解し、メロディーにコードネームが付されただけの楽譜で演奏できる。音程を理解し、コードネームを見て使用される基本的な音が分かる。音程が理解できず、コードネームを見ても使用される音が分からない。
音楽評価項目4クラス全員の前で、大きな声で表情豊かに歌うことができる。クラス全員の前で、皆に聴こえるように歌うことができる。クラス全員の前で、皆に聴こえるか聴こえない程のかぼそい声で歌う。若しくは、音やリズムをはずしっ放しで歌う。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
芸術科目は美術と音楽の内容から構成される。美術の創造活動を通して美的体験を豊かにし、表現と鑑賞の能力を伸ばすと共に、美術を愛好する心情を養う。美術の授業は基礎的な内容に重点を置いて実施する。音楽は1回授業の半分を歌の時間に充て、表現の楽しさ、喜びを味わわせる。残り半分を理論に充て、音楽の基本的内容について講義する。
授業の進め方・方法:
芸術科目は美術と音楽を半期づつ実施する。美術内容について、新鮮な感動、想像による主題の把握が出来るようにする。課題の中で多様な見方、表現方法の工夫が出来るようにする。意図に応じた材料や用具の活用が出来るようにする。音楽授業は、歌と基本的な音楽理論を中心に進める。教科書及び、教科書以外の学生が希望する楽曲も取り入れる。理論はポピュラー音楽に不可欠なコードネームについて講義する。
注意点:
美術と音楽の両方を勉強し芸術を学ぶ。音楽部分は歌唱教材が同時に鑑賞教材にもなる。鑑賞する際は私語を慎み静かに聴くこと。そして、曲のフィーリングやイメージ等をつかみ歌唱に生かすこと。理論は、小、中学校で学ぶ内容が土台にあるが、音程等は新たに学ぶことと思われるので、集中して聞くこと。学生が希望する楽曲も取り入れるので、積極的に取り組んでもらいたい。配布されたプリントは各自が管理し、授業に必ず持参すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 色彩基礎①(色の基礎知識) 色の仕組みや性質を理解することができる。
2週 色彩基礎②(混色)
三原色からどんな色でも作れることを学び意図に応じた色彩表現することができる。
3週 色彩基礎③(配色) 作品制作における効果的な配色について理解を深め意図に応じた配色表現することができる。
4週 平面基礎①(表現技法) さまざまな技法について理解を深め、意図に応じた技法表現することができる。
5週 平面基礎②(構図・構成)
作品制作における効果的な構図・構成について理解を深め意図に応じた表現することができる。
6週 デザイン基礎①(発想) 新しい何かをつくり出す様々な発想方法を理解しアイディアを形にすることができる。
7週 デザイン基礎②
(ポスター制作・エスキース)
意図した内容を伝えるために最も効果的なレイアウトや配色を考え工夫して制作することができる。
8週 デザイン基礎③
(ポスター制作)
②をふまえてポスター制作することができる。
2ndQ
9週 デザイン基礎④(作品講評) クラスメイトのポスター作品を鑑賞し、作者の意図や心情を考え理解することができる。
10週 デッサン基礎①(クロッキー・素描) 

クロッキーや素描を通してモチーフを描くことができる。
11週 デッサン基礎②(観察・素描)
①をふまえモチーフを観察し質感や生命感を表現する楽しさを感じることができる。
12週 彫刻基礎
(模刻)
彫刻・彫塑の技法を十分に理解することができる。
13週 絵画基礎
(人物画・静物画・風景画・構想画)
絵画表現(人物画・静物画・風景画・構想画)に関心がもて、制作方法を十分に理解することができる。
14週 作品鑑賞(パブロ・ピカソ) パブロ・ピカソの一生を通じどのように作品を制作していったのかを鑑賞し、作者の意図や心情を考えることができる。
15週 定期試験
16週 答案返却
後期
3rdQ
1週 歌唱(半年を通じて) 音符について 元気に歌うことができる。音符の長さを理解できる。
2週 音符、休符について 付点音符、休符の長さを理解できる。
3週 音符、休符について 音符、休符を使ったリズムを手でたたいて表現できる。
4週 拍子、リズムについて 拍子を理解し、リズム創作に挑戦。
5週 リズム創作 創作したリズムを皆の前で発表する。(数人指名)
6週 大譜表、音階 ト音記号、ヘ音記号を理解し、階名をドレミで読むことができる。
7週 音程について(1) 音程の1度、2度を理解できる。
8週 音程について(2) 音程の3度までを理解できる。
4thQ
9週 中間試験
10週 コードネームについて(1) 長三和音、短三和音を理解し、コードネームで表すことができる。
11週 コードネームについて(2) 属七、短七、長七の和音を理解し、コードネームで表すことができる。
12週 コードネームについて(3) メロディーを移調し、コードネームもそれに伴って書き換えることができる。
13週 歌唱実技テスト
14週 歌唱実技テスト
15週 定期試験
16週 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

美術試験美術小テスト音楽中間試験音楽定期試験歌唱実技合計
総合評価割合3020251015100
基礎的能力3020251015100
専門的能力000000
分野横断的能力000000