概要:
この授業では、共存と生きがいの重要さという観点から、次の事柄を解説する。
1.青年期の課題 青年期における共存と生きがいの重要さについて
2.さまざまな倫理思想 共存と生きがいの重要さを説くさまざまな考え方
授業の進め方・方法:
1.青年期の課題 ①青年期の位置づけと課題 ②共存の重要性と生きがいを探る必要 これらに関する発達心理学の基本的な考え方について、講義形式で説明する。
2.さまざまな倫理思想 それぞれの思想において、①共存の重要性 ②生きがいの重要性 を説明する上で基本的な事項について、講義形式で説明する。
注意点:
2単位科目 60時間
次々年度における哲学の基礎科目と位置付けられる。
レポート課題は、板書した内容と、教科書をもとに作成する。対策として、まず講義を聴きもらさないようにする。板書のノートを整理してとる。これを通読して、講義の内容を理解する。教科書の対応箇所は必ず一読し、ノートと照合すると理解を促すと思われる箇所にはアンダーラインを引く。
この授業は、日常生活、さまざまな人間関係の問題についてみなさんが持つ意見を、きちんと理屈だてて整理し、視野を広げ、問題の根を探るための授業です。「そのために」一定のことがらを覚える必要はありますが、覚えること自体が目的ではありません。授業で知ったことについて、日常的な具体例を自分で考え、考えたことを伝えようとしてみてください。レポートで得点できるということは、こういう主体的な応用ができるということを意味します。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 公民的分野 | 人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16 |