概要:
電子部品の役割を知り,電子回路の動作概要を理解するとともに、電子回路の基本的な設計方法について学ぶ.さらに,回路図などをコンピュータで作製する方法について学ぶ.
授業の進め方・方法:
座学による電子回路の概要の説明と,実践的に回路を作製する演習を行う.また,回路設計のための手順を解説し,それぞれの学生が自ら回路を設計する課題を取り入れる.さらに,電子回路の設計に必要な回路図の書き方についても実践しながら学ぶ.
注意点:
90分の授業に対して放課後・家庭で90分程度の自学自習が求められます.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 2 | 後10,後13,後14 |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 2 | 後13,後14 |
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。 | 2 | 後13,後14 |
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。 | 2 | 後13,後14 |
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。 | 2 | 後13,後14 |
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 2 | 後13,後14 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電気回路 | 電荷と電流、電圧を説明できる。 | 2 | 前7,前12,前13,前14,後10 |
オームの法則を説明し、電流・電圧・抵抗の計算ができる。 | 2 | 前7,前12,前13,前14 |
キルヒホッフの法則を用いて、直流回路の計算ができる。 | 2 | 前7,前12,前13,前14 |
合成抵抗や分圧・分流の考え方を用いて、直流回路の計算ができる。 | 2 | 前7,前12,前13,前14 |
電力量と電力を説明し、これらを計算できる。 | 2 | 前7,前12,前13,前14 |
電磁気 | 静電容量を説明でき、平行平板コンデンサ等の静電容量を計算できる。 | 2 | 前14,後3 |
コンデンサの直列接続、並列接続を説明し、その合成静電容量を計算できる。 | 2 | 前14,後3 |
電子回路 | ダイオードの特徴を説明できる。 | 2 | 前7,前12 |
演算増幅器を用いた基本的な回路の動作を説明できる。 | 2 | 後12 |
計測 | SI単位系における基本単位と組立単位について説明できる。 | 1 | 前1 |