| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
電圧・電流の関係 | 電圧・電流についての複数のパラメータの組み合わせからなる発展的問題を解くことができる。また、抵抗の直並列接続からなる回路について、電圧・電流の関係から説明と計算ができる。 | 電圧・電流について、定義式に沿った基本的な問題を解くことができる。また、抵抗の直列接続、並列接続について、電圧・電流の関係から説明と計算ができる。 | 電圧・電流について、基本的な問題を解くことができない。また、抵抗の直列接続について、電圧・電流の関係から説明することができない。 |
キルヒホッフの法則 | 分圧則や分流則などの基本則をキルヒホッフの法則を用いて説明できる。さらに、2つを超える閉路からなる直流回路についての電流・電圧分布を導くことができる。 | 電圧則と電流則について具体的に説明でき、2つの閉路からなる直流回路についての計算ができる。 | キルヒホッフの法則についての具体的な説明ができない。 |
三角関数による交流表示 | 正弦波交流の特性を表す実効値などの計算ができ、その説明ができる。さらに、三角関数表示を用いて、抵抗・リアクタンス素子を組み合わせた回路の電圧・電流特性を計算できる。 | 位相をはじめとする正弦波交流の基本事項について説明ができる。さらに、三角関数表示を用いて、抵抗・リアクタンス素子単体の電圧・電流特性を計算できる。 | 正弦波交流の基本事項についての説明ができない。さらに、三角関数表示を用いて、抵抗・リアクタンス素子単体の電圧・電流特性を計算できない。 |
複素数を用いた正弦波交流の表示 | 直交形式と極形式による複雑な複素数演算ができ、その位相関係についての説明ができる。また、正弦波と複素数の対応を用いて、回路方程式を解くことができる。 | 直交形式と極形式による複素数演算ができる。また、正弦波と複素数の対応についての説明と関係式の導出ができる。 | 極形式による複素数演算ができない。また、正弦波と複素数の対応についての式を用いた説明ができない。 |