到達目標
本演習では4半期ごと1つのテーマを準備してる。①UNIXの取扱いおよびC言語の基礎を理解できる。②プリント基板による回路作成を理解できる。③オシロスコープの取扱いができる。④一陸特資格試験の無線工学の基礎に合格できる。の4つのテーマですすめていく。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | UNIXの取扱い特にコマンドプロンプトを使った命令を使って入出力まで含めた簡単なC言語のプログラムを動作させることができる。
| UNIXの取扱い特にコマンドプロンプトを使った命令を使って簡単なC言語のプログラムを動作させることができる。
| UNIXの取扱い特にコマンドプロンプトを使った命令を使って簡単なC言語のプログラムを動作させることができない。
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評価項目2 | プリント基板を用いた回路の作成ができる。
| 電気・電子工学の基礎で必要な数学関数の基礎(三角関数)の展開などが計算できる。
| 電気・電子工学の基礎で必要な数学関数の基礎(三角関数)の展開などが計算できない。
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評価項目3 | オシロスコープをもちいて波形を適切に表示させてその値を有効数字などを考慮して読むことができる。 | 任意の周波数が等しい波形を表示しその値を読むことができる。
| 任意の周波数が等しい波形を表示しその値を読むことができない。 |
評価項目4 | 無線従事者国家試験に合格できる。 | 無線従事者国家試験(一陸特)に合格できるレベルの無線工学の基礎を身につける。 | 無線従事者国家試験(一陸特)に合格できるレベルの無線工学の基礎を身につけていない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
電子通信基礎演習では、本学科の基礎である①情報処理、②数的計算能力、③無線従事者資格のプロの初級レベルである第1級陸上特殊無線技士(一陸特)に合格するレベル、および④上級生で必要なオシロスコープの取扱いについて理解する。
授業の進め方・方法:
4半期ごとにテーマがわるので原理的というより、演習により計算能力、取扱い能力を上達させることを目的としている。③の無線従事者については2年生レベルでは、理解が難しいところもあるかもしれないが演習の数をこなすことによって理解できると考えられる。
注意点:
本科目は、演習を主とするため、数をこなして慣れることが必要であるのでできるだけ自分の力で行うことが大切である。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス
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本演習の概要、学習の進め方、評価法などを理解できる。
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2週 |
UNIXの取扱い
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sshを用いて簡単なコマンドプロンプトを実行できる。
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3週 |
UNIXの取扱い
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ディレクトリ構造を作り、ファイルの移動ができる。
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4週 |
UNIXの取扱い
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英文を作成できる。
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5週 |
プログラム実行
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C言語でつくった簡単なプログラムを実行できる
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6週 |
プログラム実行
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C言語でつくったNESTが入った簡単なプログラムを実行できる
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7週 |
プログラム実行
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C言語でつくった入出力が入った簡単なプログラムを実行できる
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8週 |
中間試験
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プログラムの実行に関する試
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2ndQ |
9週 |
プログラム実行
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UNIXのディレクトリ作成、ファイル移動などの簡単なコマンドおよびC言語で作った簡単なプログラムの実行ができる。
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10週 |
プリント基盤による回路作成
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簡単な回路を実体配線図に展開できる。
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11週 |
プリント基盤による回路作成 |
実体配線図をプリント基板に展開できる。
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12週 |
プリント基盤による回路作成 |
プリント基板をエッチング作成する。
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13週 |
プリント基盤による回路作成 |
出来上がったプリント基板に部品をのせる。
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14週 |
プリント基盤による回路作成 |
動作確認をする。
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15週 |
オシロスコープの取扱い |
1chの波形を適切な大きさに表示できる。
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16週 |
期末試験
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実施しない
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後期 |
3rdQ |
1週 |
オシロスコープの取扱い |
1 ch の波形の大きさを読むことができる。
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2週 |
オシロスコープの取扱い |
2 chの波形を適切なおおきさに表示でき、その大きさを読むことができる。
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3週 |
オシロスコープの取扱い |
周波数の同じ任意の大きさの2つの波形を表示しその大きさを読むことができる。
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4週 |
オシロスコープの取扱い(試験) |
周波数の同じ任意の大きさの2つの波形を表示しその大きさを読むことができる。実技試験を行う。
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5週 |
一陸特無線工学演習
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無線通信の概念の解説を理解できる。
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6週 |
一陸特無線工学演習 |
基礎理論の解説を理解できる。
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7週 |
一陸特無線工学演習 |
多重変調方式の解説を理解できる。
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8週 |
一陸特無線工学演習 |
無線送受信装置の解説を理解できる。
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4thQ |
9週 |
一陸特無線工学演習 |
中継方式・接続方式・遠隔制御の解説を理解できる。
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10週 |
一陸特無線工学演習 |
レーダーの解説を理解できる。
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11週 |
一陸特無線工学演習 |
空中線および給電線の解説を理解できる。
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12週 |
一陸特無線工学演習 |
電波伝搬の解説を理解できる。
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13週 |
一陸特無線工学演習 |
電源の解説を理解できる。
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14週 |
一陸特法規演習 |
演習を解ける。
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15週 |
一陸特法規演習 |
演習を解ける。
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16週 |
一陸特無線工学演習 |
演習を解ける。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 24 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 |
基礎的能力 | 8 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |
専門的能力 | 8 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |
分野横断的能力 | 8 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |