研修旅行

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 研修旅行
科目番号 0008 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 : 0
開設学科 情報通信エレクトロニクス工学科 対象学年 4
開設期 集中 週時間数
教科書/教材 研修旅行計画,研修旅行のしおり等
担当教員 教務係 (または非常勤講師),葉山 清輝

到達目標

海外での研修旅行を通して,他国の生活,文化,教育について理解を深める.日本の置かれている立場と現状を把握し,国際社会の一員として自身の技術者としての能力や実力を把握し広い視野を持ち国際的に活躍できる技術者となる.また,海外の学生との文化交流,技術交流を通して,国際性と語学力を身に着けることと,継続的に伸ばしていけるよう動機づけを行う.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1海外でのマナ ー、姿勢、心構えを十分理解し行動することができる。海外でのマナ ー、姿勢、心構えを理解している。海外でのマナ ー、姿勢、心構えを理解していない。
評価項目2研修旅行の期間中、実習の実施、 体験を自ら進んで行うことができる。研修旅行の期間中、実習の実施、 体験を指示通り行うことができる。研修旅行の期間中、実習の実施、 体験を指示通り行うことができない。
評価項目3研修旅行の期間中、質問や意見等 を積極的に述べることができる。研修旅行の期間中、質問や意見等 を求められて答えることができる。研修旅行の期間中、質問や意見等 を求められて答えることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
研修旅行は、学生の国際性を養うために積極的かつ自発的な学習活動の機会として,各学科で国際性教育上有益と考えられる研修内容と研修期間をそれぞれ設定して行うものである.
授業の進め方・方法:
学生が研修旅行を通して、自分自身の技術者としての能力や実力を把握し、国際社会がどのような技術者を求めているのかを知り、将来の職業人としてまたは技術者としていかに仕事に従事していくかということを理解することで、国際的な職業意識を啓発する。
注意点:
4年生において研修旅行は原則として全員参加である.学生は研修旅行の各種行事に積極的に参加してほしい.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 事前に研修先の国の諸事情について調べ,旅行計画に従って旅行のしおりを制作する.文化交流,技術交流,自由行動の準備を行う 旅行先での状況を想定して事前準備できる.
2週 旅行中は積極的に相手方との交流を行う.移動中,工場見学,文化施設見学では規律を守って団体行動を行う.旅行終了後は,交流相手方への御礼と報告書の作成を行う. 積極的な交流と規律ある団体行動がとれる.
旅行後の報告書をまとめるができる.
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3前2
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3前2
目標の実現に向けて計画ができる。3前1
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3前2
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3前2
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3前2
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3前2
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3前2
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3前2
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3前2
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3前2
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3前2
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3前2
法令やルールを遵守した行動をとれる。3前2
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3前2
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3前2
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3前2
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3前2
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3前2
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3前2
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3前2
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3前2
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3前2
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3前2
企業には社会的責任があることを認識している。3前2
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3前2
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3前2
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3前2
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3前2
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3前2
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3前2
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3前2
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3前2
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3前2

評価割合

事前学習文化交流技術交流事後報告合計
総合評価割合20303020100
分野横断的能力20303020100