海外での研修旅行を通して,他国の生活,文化,教育について理解を深める.日本の置かれている立場と現状を把握し,国際社会の一員として自身の技術者としての能力や実力を把握し広い視野を持ち国際的に活躍できる技術者となる.また,海外の学生との文化交流,技術交流を通して,国際性と語学力を身に着けることと,継続的に伸ばしていけるよう動機づけを行う.
概要:
研修旅行は、学生の国際性を養うために積極的かつ自発的な学習活動の機会として,各学科で国際性教育上有益と考えられる研修内容と研修期間をそれぞれ設定して行うものである.
授業の進め方・方法:
学生が研修旅行を通して、自分自身の技術者としての能力や実力を把握し、国際社会がどのような技術者を求めているのかを知り、将来の職業人としてまたは技術者としていかに仕事に従事していくかということを理解することで、国際的な職業意識を啓発する。
注意点:
4年生において研修旅行は原則として全員参加である.学生は研修旅行の各種行事に積極的に参加してほしい.
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | 前2 |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | 前2 |
目標の実現に向けて計画ができる。 | 3 | 前1 |
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。 | 3 | 前2 |
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。 | 3 | 前2 |
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。 | 3 | 前2 |
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 3 | 前2 |
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 3 | 前2 |
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 3 | 前2 |
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 3 | 前2 |
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。 | 3 | 前2 |
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。 | 3 | 前2 |
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている | 3 | 前2 |
法令やルールを遵守した行動をとれる。 | 3 | 前2 |
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。 | 3 | 前2 |
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。 | 3 | 前2 |
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。 | 3 | 前2 |
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。 | 3 | 前2 |
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。 | 3 | 前2 |
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。 | 3 | 前2 |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。 | 3 | 前2 |
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。 | 3 | 前2 |
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。 | 3 | 前2 |
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。 | 3 | 前2 |
企業には社会的責任があることを認識している。 | 3 | 前2 |
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。 | 3 | 前2 |
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。 | 3 | 前2 |
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。 | 3 | 前2 |
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。 | 3 | 前2 |
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。 | 3 | 前2 |
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。 | 3 | 前2 |
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。 | 3 | 前2 |
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。 | 3 | 前2 |
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。 | 3 | 前2 |