電子通信基礎演習I

科目基礎情報

学校 熊本高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 電子通信基礎演習I
科目番号 TE1104 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 情報通信エレクトロニクス工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 講義中に配布
担当教員 大木 真

到達目標

・情報に関する技術や知識を身に付け,基本的な演習課題を解決することができる.
・通信に関する技術や知識を身に付け,基本的な演習課題を解決することができる.
・電子に関する技術や知識を身に付け,基本的な演習課題を解決することができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
情報技術情報技術の基礎を全て理解し説明することができる.情報技術の基礎を一部理解し説明することができる.情報技術の基礎の全てを理解できず説明することができない.
通信技術通信技術の基礎を全て理解し説明することができる.通信技術の基礎を一部理解し説明することができる.通信技術の基礎の全てを理解できず説明することができない.
エレクトロニクス技術エレクトロニクス技術の基礎を全て理解し説明することができる.エレクトロニクス技術の基礎を一部理解し説明することができる.エレクトロニクス技術の基礎の全てを理解できず説明することができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
情報通信エレクトロニクス工学科で学ぶ知識を実際に活用できるよう,演習や実験を通して技術力を身に付ける.
授業の進め方・方法:
製作や実験などの演習をすることで,座学だけでは身に付けることの難しい技術を習得する.そのため,パソコン室や実験室などで,自ら手を動かして課題を解決することになる.課題への取り組みと解決したことに対して評価する.
注意点:
情報通信エレクトロニクス工学科で学ぶ全ての科目の基礎であり,座学による知識だけで無く,実際の演習課題を解決する技術を身に付けるために,自ら取り組むことが大切である.質問は授業中はもちろんのこと,いつでも受け付けているので,休み時間や放課後に直接教員室に来て気軽に質問してほしい.ただし,TwitterやFacebookなどSNSでの質問は受け付けない.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 実験施設利用のルールを理解できる.
2週 ワード(1) ワードの操作ができる.
3週 ワード(2) ワードの操作ができる.
4週 電子部品の基礎(1) 電子回路の基礎部品の動きを理解できる.
5週 電子部品の基礎(2) 電子回路の基礎部品の動きを理解できる.
6週 電子部品の基礎(3) 電子回路の基礎部品の動きを理解できる.
7週 電子部品の基礎(4) 電子回路の基礎部品の動きを理解できる.
8週 中間試験
2ndQ
9週 パワーポイント(1) パワーポイントの操作ができる.
10週 パワーポイント(2) パワーポイントの操作ができる.
11週 テスターの製作(1) テスターを完成させることができる.
12週 テスターの製作(2) テスターを完成させることができる.
13週 電気基礎実験(1) 電気の基礎実験を実施できる.
14週 電気基礎実験(2) 電気の基礎実験を実施できる.
15週 電気基礎実験(3) 電気の基礎実験を実施できる.
16週
後期
3rdQ
1週 エクセル(1) エクセルの操作ができる.
2週 エクセル(2) エクセルの操作ができる.
3週 電子ブロック演習(1) 電子ブロックを用いて複数の電子回路を作成できる.
4週 電子ブロック演習(2) 電子ブロックを用いて複数の電子回路を作成できる.
5週 電子ブロック演習(3) 電子ブロックを用いて複数の電子回路を作成できる.
6週 電子ブロック演習(4) 電子ブロックを用いて複数の電子回路を作成できる.
7週 ユニバーサル基板実装(1) ユニバーサル基板上に電子回路を実装できる.
8週 ユニバーサル基板実装(2) ユニバーサル基板上に電子回路を実装できる.
4thQ
9週 ユニバーサル基板実装(3) ユニバーサル基板上に電子回路を実装できる.
10週 研究紹介(1) 通信電子情報の研究概要を理解できる.
11週 研究紹介(2) 通信電子情報の研究概要を理解できる.
12週 研究紹介(3) 通信電子情報の研究概要を理解できる.
13週 研究紹介(4) 通信電子情報の研究概要を理解できる.
14週 研究紹介(5) 通信電子情報の研究概要を理解できる.
15週 電気基礎実験(4) 電気の基礎実験を実施できる.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の工学実験・実習能力電気・電子系分野【実験・実習能力】電気・電子系【実験実習】電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。1
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。1
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。1
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。1
直流回路論における諸定理について実験を通して理解する。1
情報系分野【実験・実習能力】情報系【実験・実習】与えられた問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。1

評価割合

演習課題筆記試験合計
総合評価割合9010100
基礎的能力9010100
000